水虎様

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青森県津軽・水虎様(水虎大明神)

水虎様(すいこさま、しっこさま、せっこーさま)は、青森県津軽地方水神信仰[1][2]

[編集] 概要

水虎様は龍宮神の眷属の水の神で[1]岩木山のふもとの各地の小さな祠などに祀られている[3]河童、もしくは河童の上役とされ[1]、祀られている神像も河童の姿をしている[2]

水難除けの神として地域住民の信仰を集めていることでも知られており[1]、旧暦の5、6月になると子供たちの水難事故がないように、胡瓜などを水虎様への供え物として、川へ流す風習がある[2]

[編集] 発祥

明治初期。北津軽郡木造町実相寺の住職が、頻繁に川で起こる水難事故をどうにかしたいと考えていた。祈祷によって水難の原因が河童の仕業とされたため、河童に大明神としての神格を与え、男女の河童像を祀ることで祟りを鎮めるようになった。この信仰が後に各地に広がり、民間祈祷師たちの影響が加わった結果、水虎様の信仰が生まれたといわれている[1]

なお水虎という水の妖怪の伝承があるが、水虎様は水虎の名前を取ったのみに過ぎず、水虎との関連性はまったくない[1]

[編集] 脚注

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  1. ^ 村上健司編著 『妖怪事典』 毎日新聞社、2000年、196頁。ISBN 978-4-620-31428-0
  2. ^ 多田克己 『幻想世界の住人たち IV 日本編』 新紀元社、1990年、123頁。ISBN 978-4-9151-4644-2
  3. ^ 村上健司 『日本妖怪散歩』 角川書店角川文庫〉、2008年、10頁。ISBN 978-4-04-391001-4

最終更新 2008年12月14日 (日) 15:31 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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