水銀柱インチ

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水銀柱インチ (inch of mercury)
記号 inHg
ヤード・ポンド法
圧力
SI 3386.389 Pa
定義 32゜Fの標準重力加速度下において高さ1インチの水銀柱を支える圧力
  
吸気圧力計-表示は水銀柱インチである

水銀柱インチ(すいぎんちゅうインチ、inHg)は、ヤード・ポンド法圧力単位である。アメリカ合衆国では天気予報や航空分野で気圧を表わすために今でも広く使われているが、それ以外の分野では時代遅れになっているようである。

1水銀柱インチは、華氏32度(摂氏0度)の標準重力加速度下で高さ1インチ水銀柱による圧力と定義されている。標準重力加速度は9.80665 m/s2、水銀の密度は13.5951×103 kg/m3、1インチは0.0254 mであるので、水銀柱インチと国際単位系(SI)における圧力の単位であるパスカル(Pa)との換算は以下のようになる。

1 [inHg] = 9.80665 [m/s2] × 13.5951×103 [kg/m3] × 0.0254 [m] = 3386.389 [Pa]

高高度(地方ごとに異なる転移高度よりも上空)を飛行する航空機は、実際の海面圧に関係なく、標準大気圧29.92inHgまたは1,013.2hPa(1hPa = 1mbar)を高度計にセットする。多くの航空機ではこの時に水銀柱インチを使う。このようにして表わされる高度は「フライトレベル」と呼ばれる。

また、ピストンエンジン航空機では、エンジン出力を知るための計器である吸気圧力計を使用して、現在の出力を知るが、この計器の表示は水銀柱インチ(inHg)を使いている。

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最終更新 2009年10月31日 (土) 16:18 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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