氷河急行
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アンデルマット駅に停車中の氷河急行
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氷河急行(ひょうがきゅうこう Glacier Express グレイシャーエクスプレス)はスイスの鉄道において、マッターホルン・ゴッタルド鉄道(MGB)とレーティッシュ鉄道(RhB)の2つの私鉄会社がツェルマットとサンモリッツの間で運行している観光列車である。スイス政府観光局を中心に氷河特急とも紹介される。
「急行」とはいうものの沿線は急曲線や、マッターホルン・ゴッタルド鉄道区間にはアプト式のラックレール区間があるなど、高速運転の支障になるものばかりであり、全線の表定速度は30km/h程度である。「世界一遅い急行」とも呼ばれる。
かつてはフルカ峠付近で「ローヌ氷河」が見えたことからこの名がついたが、現在では通年運行確保のためフルカ峠をトンネルで越えるようになったため、氷河を車窓に望むことは出来ない。ローヌ氷河自体も、地球温暖化の影響でかなり後退しており、旧路線からかつて程には見えなくなっている。
2006年に通年運行のツェルマット - サンモリッツ間の列車が新型車両に置き換えられ、全パノラマカー化の上、食堂車ではなく各座席に食事を運ぶサービスが開始された。夏季を中心に運行されるツェルマット~クール間の列車は従来どおり食堂車が連結されている。そこでは勾配区間に対応させるため斜めになったワイングラスが用いられており(実際には普通のグラスでも毀れるほど車両が傾くことはないが)、土産品にもなっている。
なお、1982年に新フルカトンネルが完成する以前の旧ルートについては上記の理由で景観を惜しむ声が多かったことから、1992年以降夏季に限りフルカ山岳蒸気鉄道(DFB)として復活運行が行われている。当初は廃止区間の一部であったが、2000年夏には旧フルカトンネルを抜けてローヌ氷河に近いグレッチュ(Gletsch)まで達した。2008年にはオーバーヴァルトまでの旧線全区間が復活する予定とされていたが、2009年現在実現していない。こちらの方が真の「氷河急行」といえるかもしれない。
[編集] 関連項目
レーテッシュ鉄道における氷河急行主な牽引機
マッターホルン・ゴッタルド鉄道における氷河急行主な牽引機
[編集] 外部リンク
- Glacier Express official website
- Glacier Express A personal trip on the Glacier Express with photographs
最終更新 2009年11月29日 (日) 22:43 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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