江連卓
江連卓の最新ニュースをまとめて検索!
江連卓(えづれたかし、1941年6月2日 - )は、日本の脚本家。栃木県出身。
目次 |
[編集] 人物・作風
当初は映画監督を志望していたが、当時は映画部門の採用があまりなかった。そこで早稲田大学卒業後は、東宝の演劇部に所属し舞台の脚本・演出を手がける[1]。その後はフリーの脚本家となる。
大映テレビの春日千春プロデューサーと早大のOB会で再会したのをきっかけに、大映テレビの常連ライターとなる[2]。『噂の刑事トミーとマツ』『不良少女とよばれて』『ヤヌスの鏡』などを執筆、高視聴率を上げた。
民話を題材に難しい漢字や熟語を日常的に使用することや、独特な言い回し・演出が特徴的。別名義に海野朗、海野洋彦、水沢又三郎などがある。
大人向けドラマと平行して、30分の子ども向けドラマも執筆。「世界の児童文学を読みあさって、血沸き肉躍りましたから、自分の子どもの世代にも、そんな思いをさせてあげたいという欲求がすごく強かった。だから、常に子どもを感動させることと、同時に何か大事な“メッセージ”を送るということを考えて」いたという[3]。
東映の監督・プロデューサーだった小林義明とは、『おもいっきり探偵団 覇悪怒組』『仮面ライダーBLACK RX』『大魔神 復活の巨神』などの作品で組んだ。「今でもときどき会いますから、本当に長い付き合いです(笑)」と語っている。小林がプロデュースした『覇悪怒組』には、特に愛着があると回想[4]。
速筆で、『トミーとマツ』と『仮面ライダー (スカイライダー)』を同時進行で執筆していた時期は、1時間の『トミーとマツ』は1日で1本、30分の『仮面ライダー』は「朝1本、昼1本、夜1本ぐらいのペース」で書いた[5]。
『仮面ライダースーパー1』のアクションとして「赤心少林拳」があるが、これは江連が個人的に中国武術の指導者・龍明広の道場生だったことから生まれた設定である。
自分の書いた脚本の内容を失念する癖から自らタッチした基本設定を無視する傾向があり、その結果『仮面ライダーBLACK RX』では、怪魔界=地球の影としながら最終回でそれを壊滅させるというシナリオを執筆している。
現在は戯曲を書いており、「ここ数年はずっとギリシャ悲劇を研究しています。(…)納得いく作品が仕上がって、いずれどこかで上演することができれば」と話している[6]。
[編集] 脚本作品
[編集] テレビドラマ
- 『フラワーアクション009ノ1』(1969年、東映・フジテレビ系)全13話中1本坦当
- 『男一人旅』(1974年、NHK)
- 『ザ★ゴリラ7』(1975年、東映・テレビ朝日系)全26話中2本担当
- 『宇宙鉄人キョーダイン』(1976年、東映・毎日放送)全48話中8本担当
- 『特捜最前線』(1977 - 1978年、東映・テレビ朝日)全509話中10本担当
- 『大鉄人17』(1977年、東映・毎日放送)全35話中1本担当
- 『宇宙からのメッセージ 銀河大戦』(1978年 - 1979年、東映・テレビ朝日系)全27話中2本担当
- 『明日の刑事』(1978年 - 1979年、大映テレビ・TBS系)全90話中20本担当
- 『バトルフィーバーJ』(1979 - 1980年、東映・テレビ朝日系)全52話中8本担当
- 『噂の刑事 トミーとマツ』(大映テレビ・TBS系)
- 第1シリーズ(1979 - 1981年)
- 第2シリーズ(1982年)
- 『仮面ライダー (スカイライダー)』(1980年、東映・毎日放送)全54話中12本担当
- 『仮面ライダースーパー1』(1980 - 1981年、東映・毎日放送)全48話中21本担当
- 『電子戦隊デンジマン』(1980 - 1981年、テレビ朝日系)全51話中5本担当
- 『ウルトラマン80』(1980年、円谷プロ・TBS)全50話中3本担当
- 『秘密のデカちゃん』(1981年、大映テレビ・TBS系)全30話中?本担当
- 『だんなさまは18歳』(1982年、大映テレビ・TBS系)全24話中?本担当
- 『高校聖夫婦』(1983年、大映テレビ・TBS系)全23話中?本担当
- 『婦警さんは魔女』(1983年、大映テレビ・TBS系)全12話中5本担当
- 月曜ドラマランド『どっきり双子先生 乙女学園男子部』(1983年、フジテレビ系)
- ザ・サスペンス『松本清張の突風』(1983年、大映テレビ・TBS系)
- 『少女が大人になる時』(1984年、大映テレビ・TBS系)全7話執筆
- 土曜ワイド劇場『炎の中の美女 江戸川乱歩の「三角館の恐怖」』(1984年、テレビ朝日系)
- 『不良少女とよばれて』(1984年、大映テレビ・TBS系)全24話中?本担当
- 『青い瞳の聖ライフ』(1984 - 1985年、大映テレビ・フジテレビ系)全23話中?本担当
- 『乳姉妹』(1985年、大映テレビ・TBS系)全28話中?本担当
- 『スケバン刑事』(1985年、東映・フジテレビ系)全24話中?本担当
- 横溝正史スペシャル『霧の山荘』(1985年、TBS系)
- 『ヤヌスの鏡』(1985 - 1986年、大映テレビ・フジテレビ系)全18話執筆
- 火曜サスペンス劇場『穴』(1986年、日本テレビ系)
- 西村京太郎サスペンス『アカベ・伝説の島』(1986年、関西テレビ系)
- 『このこ誰の子?』(1986 - 1987年、大映テレビ・フジテレビ系)全22話執筆
- 『おもいっきり探偵団 覇悪怒組』(1987年、東映・フジテレビ系)全50話中25本担当
- 水曜ドラマスペシャル『アヒルから白鳥になった女』(1987年、TBS系)
- 土曜ワイド劇場『赤いネックレスの女』(1987年、テレビ朝日系)
- 『プロゴルファー祈子』(1987 - 1988年、大映テレビ・フジテレビ系)全23話執筆
- 横溝正史スペシャル『不死蝶』(1988年、TBS系)
- 『仮面ライダーBLACK RX』(1988 - 1989年、東映・毎日放送)全47話中24本担当
- 『青春オーロラ・スピン スワンの涙』(1989年、大映テレビ・フジテレビ系)全25話執筆
- 横溝正史スペシャル『薔薇王』(1989年、TBS系)
- 『明日に向かって走れ!』(1989年、大映テレビ・フジテレビ系)全21話執筆
- ドラマチック22『空港で待つ女』(1990年、大映テレビ・TBS系)
- 『テニス少女夢伝説!愛と響子』(1990年、大映テレビ・フジテレビ系)全24話執筆
- 月曜ドラマスペシャル『愛の痛み』(1990年、TBS系)
- 横溝正史スペシャル『魔女の旋律』(1991年、TBS系)
- 『愛・命ある限り』(1991年、フジテレビ系)全35話執筆
- 『ララバイ刑事'91』(1991年、大映テレビ・テレビ朝日系)全21話中?本担当
- 土曜ワイド劇場『八甲田山殺人暮色』(1991年、テレビ朝日系)
- テレビ大阪開局10周年記念作品『古賀政男物語』(1992年、テレビ大阪系)
- 横溝正史スペシャル『悪魔が来りて笛を吹く』(1992年、TBS系)
- 『社長になった若大将』(1992年、TBS系)全16話中?本担当
- 本当にあった怖い話『幽霊と結婚した男』(1992年、大映テレビ・テレビ朝日系)
- 月曜ドラマスペシャル『女相続人連続殺人事件』(1992年、TBS系)
- 月曜ドラマスペシャル『美人秘書の秘密』(1992年、TBS系)
- 『夏の嵐!』(1992年、TBS系)全7話中?本担当
- 月曜ドラマスペシャル『恋文』(1992年、TBS系)
- 『ララバイ刑事'93』(1993年、大映テレビ・テレビ朝日系)全17話中?本担当
- 月曜ドラマスペシャル『赤い復讐』(1993年、TBS系)
- 月曜ドラマスペシャル『迷路の花嫁』(1993年、TBS系)
- 『赤い迷宮』(1993年、大映テレビ・TBS系)全40話執筆
- 月曜ドラマスペシャル『繭をつくる女』(1994年、大映テレビ・TBS系)
- 『カミング・ホーム』(1994年、大映テレビ・TBS系)全12話執筆
- 『いつの日かその胸に』(1994年、大映テレビ・TBS系)全43話執筆
- 月曜ドラマスペシャル『悪魔の花嫁』(1995年、TBS系)
- 火曜サスペンス劇場『私書箱25号の女』(1996年、日本テレビ系)
- 『凄絶!嫁姑戦争 羅刹の家』(1998年、CUC・テレビ朝日系)全12話執筆
[編集] 映画
- 『仮面ライダースーパー1』(1981年)
[編集] Vシネマ
- 『大予言 復活の巨神』(1992年)

