沖浦和光
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沖浦 和光(おきうら かずてる、1927年1月1日 - )は、日本の学者。芸術論、社会思想史、比較文明論が専攻だが、もっぱら被差別民などの研究を行う。桃山学院大学名誉教授。
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[編集] 来歴・人物
大阪府大阪市生まれ。1953年、東京大学英文科卒業、大学院に進学。1961年、桃山学院大学専任講師となり、のち助教授、1969年、教授。1982年、学長。マルクス主義にひかれつつ、英文学の論文をいくつか書いていたが、再度マルクス的民衆論に立ち返り、被差別民と被差別部落の研究に移行する。野間宏といくつかの共著を刊行、近年、古代以来の漂泊の民とされたサンカが、徳川時代後期の飢饉の時に生まれたものだとする説を提示した。
被差別民・漂泊民を研究対象としてその歴史を記述するため、結果としてアナール学派の方法論と類似するものとなっている。
[編集] 著作
[編集] 著書
- 近代の崩壊と人類史の未来 日本評論社, 1980
- 日本民衆文化の原郷 被差別部落の民俗と芸能 解放出版社, 1984(のち文春文庫)
- 天皇の国・賤民の国 両極のタブー 弘文堂, 1990
- 竹の民俗誌 日本文化の深層を探る 岩波新書, 1991
- 瀬戸内の民俗誌 海民史の深層をたずねて 岩波新書, 1998
- インドネシアの寅さん 熱帯の民俗誌 岩波書店, 1998
- 幻の漂泊民・サンカ 文藝春秋, 2001(文庫)
- 瀬戸内の被差別部落 その歴史・文化・民俗 解放出版社, 2003
- 陰陽師の原像 民衆文化の辺界を歩く 岩波書店, 2004
- 「悪所」の民俗誌 色町・芝居町のトポロジー 文春新書, 2006
- 旅芸人のいた風景 遍歴・流浪・渡世 文春新書、2007
[編集] 共著・編著
- マルクス主義芸術論争 合同出版社, 1963
- アジアの聖と賤 被差別民の歴史と文化 野間宏 人文書院, 1983
- 日本の聖と賤 中世篇 野間宏 人文書院, 1985
- 日本の聖と賤 近世篇 野間宏 人文書院, 1987
- 水平=人の世に光あれ 編著 社会評論社, 1991
- 日本の聖と賤 近代篇 野間宏 人文書院, 1992
- 日本文化の源流を探る 解放出版社, 1997
- 三國連太郎・沖浦和光対談 解放出版社, 1997(「「芸能と差別」の深層」と改題、ちくま文庫)
- ハンセン病 排除・差別・隔離の歴史 徳永進共編 岩波書店, 2001
- 辺界の輝き 日本文化の深層をゆく 五木寛之共著 岩波書店, 2002(五木寛之こころの新書、講談社, 2006)
- アジアの身分制と差別 寺木伸明,友永健三編著 部落解放・人権研究所, 2004
[編集] 校注
- 高橋貞樹著 被差別部落一千年史 岩波文庫, 1992 書評
[編集] 関連人物
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最終更新 2009年1月9日 (金) 15:25 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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