河童の三平 妖怪大作戦
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『河童の三平 妖怪大作戦』(かっぱのさんぺい ようかいだいさくせん)は、1968年(昭和43年)10月4日から1969年(昭和44年)3月28日まで NET 系で毎週金曜日19:30 - 20:00に全26話が放送された、東映製作の特撮テレビ番組。モノクロ作品。
原作は水木しげるの漫画『河童の三平』。ただし平山プロデューサーをはじめ特撮版『悪魔くん』のスタッフの手になる本作は、原作が持つウェットさを残しつつ妖怪退治の要素を加えて制作された。また『仮面の忍者 赤影』の青影役金子吉延と白影役牧冬吉が再競演した作品としても話題を呼んだ。
「記憶を失った家族を捜し放浪の旅を続ける」というフォーマットは後に本作のスタッフの手による『人造人間キカイダー』でも描かれた。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
目次 |
[編集] ストーリー
昭和40年代の日本。河原三平少年は、友人2人にそそのかされて入室を禁じられていた自宅の開かずの間を探検し、64代前の河原三右衛門が封じた河童の世界の扉を開き、尻込みする友人らを残しその世界へ単身落ちてしまう。
河童たちに捕まった三平は、河童たちが「大昔三右衛門に騙され地上に連れて行かれて酷い目にあった」という理由で、河童は64代まで祟るということから尻小玉を抜かれそうになる。その時、突然天敵妖怪「水鬼」が現れ、王女「カン子」が捕らわれる。三平は「カン子」を助けるために、長老に自宅から火を持ってくることを交渉し、成功のあかつきには人間界に帰してもらうことの了承を得る。
「いたち男」監視の下で自宅に帰り、約束通り河童の国に戻った三平に、長老は戦いに備え河童88手の妖力を授けた。三平は持ってきたマッチで妖怪に挑むがうまく行かない。その時、カン子のお付きである「甲羅の六兵衛」が、封印された燃える水( = ガソリン)があると思い出し、掟を破りたらふく飲み、自ら水鬼の餌食となった。そのお陰で三平は燃えやすくなった水鬼を倒し、干からびたカン子や六兵衛を救出。その功績で約束通り人間界に戻された。
しかし家に戻ると母が記憶を失いフラフラと出て行ったといたち男が言う。人間である三平が妖力を身につけたことが妖怪世界の掟に触れた祟りなのだ。三平はそのまま行方不明になってしまった母を捜す旅に出る決意をする。ところが三平に執拗に興味を抱くカン子が、六兵衛の制止も利かず旅の供をしたいと人間界にやってきた。六兵衛は河童の国に帰ろうとカン子を説得するも聞き入れず、お付きである身でしぶしぶ帯同。
そんな折にいたち男は飲食店で働く三平の母と遭遇。三平はその情報から、母が出前を届けに向かった美松マンションに行くが、そこは……。
この先様々な困難が待ち受け、いつか三平は母に会えるのか? そんな3人のあてどない旅が始まった。
[編集] スタッフ
- 原作:水木しげる
- プロデューサー:平山亨、斎藤頼照、宮崎慎一
- 監督:田口勝彦、山田稔、北村秀敏、加島昭、冨田義治
- 脚本:伊上勝、中島信昭、掛札昌裕、安部寿、松田寛夫、辻真先、さわきとおる、小沢洋、山田稔、田口勝彦
- 撮影:西山誠、相原義晴、加藤弘章、瀬尾脩
- 美術:吹野志男、川村晴通
- 擬闘:久地明
- 特殊技術:小川康男、矢島信男
- 特殊撮影:下田久
- 特殊美術:井上繁
- 操演:水間正勝、佐久間正光
- 合成:星野行彦、特撮研究所
- 妖怪技術:阿部洋士
- 音楽:小林亜星
- 主題歌:『妖怪大作戦』(作詞:掛札昌裕 / 作曲:小林亜星 / 歌:ヤング・フレッシュ)
[編集] キャスト
[編集] 放送リスト
- 妖怪水鬼
- 人喰いマンション
- 吸血自動車
- 黒髪魔女
- 恐怖城
- 蜘蛛女
- 死神小僧
- 呪いの泥人形
- 最後の吸血鬼
- 地獄の写真家
- 鬼女の子守歌
- 悪魔病院
- 山うばの呪い
- あやつり坊主の怪
- 妖怪猫道人
- 妖怪血ぞめの蝙蝠
- 妖怪顔なし
- 妖怪こだまがえし
- 妖怪村の復讐鬼
- 怪妖盲魔
- 妖怪獄卒
- 妖怪逆怨鬼
- 妖怪雪女
- 怪異半獣仙人
- 地獄ころがし 前編
- 地獄ころがし 後編
[編集] その他
- 第7話は『ガンマー第3号 宇宙大作戦』の同時上映として劇場公開された。2007年12月7日発売の「東映ヒーローTHE MOVIE BOX」に収録されている。
- 第3話では『ガンマー第3号』の公開に先立ち、同映画に登場する怪物フローラが手を加えられ妖怪血なめとして登場した。
- 第9話ではゾル大佐として知られる宮口二朗がゲストであり、地獄大使として知られる潮健児と競演したため『仮面ライダー』ファンの注目度が高いエピソードである。
- がま令嬢の初登場は第5話だが、六兵衛が三平に紹介する下りや、居候といった台詞から(第12話のやりとりを経て第5話の拒絶がある)、第12話の方が制作順としては先だとわかる。なぜこのような前後がつながらなくなる放送順にしたかは不明。
- がま令嬢は本来『墓場鬼太郎』のキャラクター。
- カン子を演じた松井八知栄は第14話で映画『蛇娘と白髪魔』主演のため降板。
- いたち男のメイクは第3話までのものと、第6話以降では変更されている(頬の部分がなくなった)。いたち男は1クール目では1 - 3、6、9 - 11話に登場。約半分の話数しか登場していない準レギュラーに過ぎなかったが、路線変更後の第15話から完全にレギュラー化。作中の存在感も前半以上で『ゲゲゲの鬼太郎』におけるねずみ男タイプのキャラクターとして確立する。2クール目は第14話を除き最終回まで欠かさず登場、本作最後の台詞も彼である。巷説として散見される「いたち男は3話に1話の割合で登場」は間違いである。
- 本作のプロデューサー平山亨が後に制作した『変身忍者嵐』にもいたち男に類似する、イタチ小僧(演じるのは同じ潮健児)というキャラクターが登場する。
- 第21話の魔像は『キャプテンウルトラ』ウルゴンの流用。
- 本作の河童関係プロップは、『キカイダー01』に流用された。
- 製作スタッフは『特別機動捜査隊』などの作品を作っていた東映テレビプロと『悪魔くん』や『ジャイアントロボ』を製作した東映東京製作所の二班体制だった。
[編集] ネット局
[編集] 映像ソフト化
2003年12月5日~2004年3月21日にかけてDVDが東映ビデオより発売された。全2巻の各2枚組で各巻13話収録。
| NET系 金曜19:30枠 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
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サイボーグ009
第1シリーズ |
河童の三平 妖怪大作戦
|
もーれつア太郎
第1作 |
最終更新 2009年9月28日 (月) 02:38 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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