油屋騒動
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油屋騒動(あぶらやそうどう)とは、寛政8年5月4日(1796年6月9日)夜、日本三大遊郭の一つとされた伊勢古市の妓楼・油屋で、医師・孫福斎(まごふくいつき)が酒に酔って、仲居をはじめ数人を殺傷した事件。
この事件をモデルに、近松徳三により歌舞伎「伊勢音頭恋寝刃(いせおんどこいのねたば)」が作られた。
[編集] 事件のあらまし
- 1769年5月4日夜、孫福斎が伊勢古市の油屋に立ち寄る。油屋は日本三大遊郭・古市の中でも特に大きな店で、部屋持ち遊女だけでも24人を数えたという。
- 斎の相方(あいかた)になった遊女はお紺。しかし斎の座敷はおもしろくなかったのか、途中で呼ばれて他の客の部屋に移ってしまう。
- お紺に自分の席を去られた斎は、侮辱されたと感じて憤る。下男下女になんとかなだめられていったんは帰ろうとするも、玄関口で脇差を返されると、下女の一人に切りつけ、ついで下男にも切りかかる。狂乱状態に陥った斎は、お紺を探して部屋に駆け戻り、目の前に現れた人物に次々と切りつけた。
- お紺はなんとか無事に逃げたが、結局死者2名、負傷者7名の大事件となった。逃げ切れないと自覚した斎は、5月14日、自刃して果てた。
- この事件は伊勢参りに来た参拝客によって瞬く間に日本中に知れ渡り、有名になったお紺を見ようとする客で油屋は大繁盛したと言われる。
- また、この事件をモデルに歌舞伎「伊勢音頭恋寝刀」も発表されて評判となる。「伊勢音頭恋寝刀」は現在でも上演回数の多い演目である。
[編集] 外部リンク
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最終更新 2008年4月7日 (月) 10:14 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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