泉佐野駅

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泉佐野駅
東口全景
東口全景
いずみさの - IZUMISANO
所在地 大阪府泉佐野市上町三丁目
所属事業者 南海電気鉄道
電報略号 サノ
駅構造 高架駅
ホーム 島式 3面4線
乗降人員
-統計年度-
25,254人人/日
-2007年(平成19年)-
開業年月日 1897年明治30年)10月1日
乗入路線 2 路線
所属路線 南海本線
キロ程 34.0km(難波起点)
井原里 (1.6km)
(2.1km) 羽倉崎
所属路線 空港線
キロ程 0.0km(当駅起点)
備考 *1948年 佐野駅から改称

泉佐野駅(いずみさのえき)は、大阪府泉佐野市上町三丁目11番41号にある南海電気鉄道

目次

[編集] 利用可能な鉄道路線

  • 南海電気鉄道
    • 南海本線
    • 空港線 ※当駅が起点であるが、ほぼ全列車が南海本線難波方面に直通する。

和歌山市方面と関西空港方面との間はこの駅で乗換となる。南海本線の区間急行はこの駅以南で各駅に停車する。

堺・泉大津とともに、緩急接続がほぼ終日行われている。当駅を出たほとんどの普通は上り列車が泉大津まで、下り列車は和歌山市までそれぞれ先着する。

[編集] 駅構造

待避設備を備えた島式3面4線のホームを持つ高架駅である。南海本線と空港線は方向別にホームを共用する。空港線の起点駅であるため、1番のりば中央付近の向かい側に、同線の0キロポストが設置されている。

[編集] のりば

1 (下り待避線) 南海線 みさき公園和歌山市方面
空港線 りんくうタウン関西空港方面
2 (下り本線) 南海線 みさき公園・和歌山市方面 (下り本線到着列車の乗降は通常こちらから)
空港線 りんくうタウン・関西空港方面
3 南海線 みさき公園・和歌山市方面 (降車及び4番のりばからの乗り換えのみ)
空港線 りんくうタウン・関西空港方面
4 (上り本線) (5番のりば到着列車からの、降車及び3番のりばへの乗り換え専用。このホームからは乗車不可)
5 南海線 岸和田難波方面
6 (上り待避線) 南海線 岸和田・堺・難波方面

(※)2番のりばと3番のりば、および4番のりばと5番のりばは、それぞれ線路を共有しており、列車は両側の扉を開けることが可能な構造となっている。これらののりばを発着する電車は、原則として、先に進行方向左側(2・5番のりば側)、続いて右側(3・4番のりば側)の順に扉が開けられる(閉扉は逆に右→左の順)ことになっているが、上り最終電車の発車後は、乗り換えホームが閉鎖されるため、それ以降発着する下り電車については、右側の扉を扱わない。

また、和歌山市、関西空港方に上り線から下り線へ入れる渡り線がある。これは当駅始発の和歌山市ゆき普通や関西空港行きの普通が羽倉崎から回送される時に使われる。また空港線からの当駅どまりの電車もこの渡り線を使って回送される。 2005年11月の高架化工事の試運転時には試運転の車両が構内を行き来するためにも使われた。

[編集] 配線図

泉佐野駅配線図

南海本線
難波方面
泉佐野駅配線図
南海本線
和歌山市方面
↓ 空港線 関西空港方面
凡例
出典:鉄道ピクトリアル 2008年8月臨時増刊「南海電気鉄道」



[編集] 高架化工事

関西空港アクセスを契機に、高架化工事が進められた。 計画当初、関西空港開港時に高架化予定だったが、用地の買収が遅れ、結局工事の完成は15年近くずれ込むこととなった。

高架化後しばらくはプレハブの仮駅舎で営業していたが、2006年4月19日に新駅舎が新改札口・構内トイレ(男女別の水洗式)とともに営業の用に供された。地上駅時代には、島式2面4線のホームとともに、南海電鉄の駅でも数少ない地下駅舎が存在したが、全面高架化とともに閉鎖された。

なお、全面完成時には4面5線となる予定であると公式に発表されていたが、当初の予定から山側のホームが削除された3面4線という形で工事は完了した[1]

[編集] ホーム・ツー・ホーム乗り換えサービス

斬新なデザインのプラットフォーム

2005年11月27日の上下線高架化完成に伴い、この駅では「ホーム・ツー・ホーム乗り換えサービス」と銘打ち、和歌山市方面から関西空港方面へ乗り換える場合および関西空港方面から和歌山市方面へ乗り換える場合は、一部の列車を除き、階段やエレベーター等により上下移動をすることなく、直接乗り換え専用ホーム(4番のりば→3番のりば)を用いて対面乗り換えをすることが出来るサービスが開始された。

なお、以下の行為については、危険防止のため禁止されており、その旨の案内表示や啓発放送が行われている。

  • 乗り換え専用ホームを用いて4番のりばから難波方面行きの電車に乗車すること、または乗り換え専用ホームの階段など(降車専用)を逆行して乗車すること。
  • 2・3番のりば又は4・5番のりばに停車中の電車を通り抜けてホーム間を移動すること。

従って、6番のりばに発着する難波行き普通車から1・2番乗り場到着の列車へ乗り換えを行う場合や4・5番のりば到着の列車から1番のりばの普通車に乗り換える場合は乗換えホームは使えないことになるため、一旦コンコースを通らなければならない。

関西空港行きの接続列車が「ラピート」の場合は、ワンコインでレギュラーシートに乗車できる100円特急券を発売している。このため、和歌山市方面からの特急「サザン」は、空港急行から「ラピート」に接続するように改正された。

24:00以降に発着する下り列車については例外となり、3番線(降車ホーム)のドア扱いを行わない。

2007年秋頃、乗り換えホームの肉声案内放送が一段落した直後、出発時機合図音に先だって4番のりば側のドアを閉めるようになった。3番のりば(下り列車)は従来通り出発時機合図音の後に閉扉する。それまでは上り列車の出発時機合図音鳴動後に、4番のりば→5番のりばの順に閉扉を行っていた。

[編集] 利用状況

2004年度の調査結果では、1日あたりの平均乗降客数は21419人。この数字は南海の駅全体では99駅中12位、南海本線の駅(今宮戎・萩ノ茶屋は除外)としては40駅中7位。

[編集] 駅周辺

上り高架ホーム完成後しばらくは、駅コンコースへの階段は西口寄りにあり、駅東口方面へ抜けるには、2007年6月18日までは連絡地下道を通る必要があったが、翌19日に、かつての連絡地下道が封鎖され、地下道跡を迂回する形で地上に新設された仮自由通路により駅東口側へ抜けられるようになった。この仮通路は、駅周辺整備工事の進捗に伴い、何度かルート変更された。

さらに、2008年7月1日には、駅ラッチ外自由通路のうちの東半分および駅前広場の一部が完成し、同時に、改札階へのエレベーター・上り専用エスカレーター・車椅子用スロープが供用開始された。その代わりに、駅西口方面へは仮通路による連絡となったが、同年10月1日に自由通路の西半分も供用開始され、駅設備は全て完成した。

改札口は1ヶ所のみで、改札階は東西自由通路よりも幾分高い位置(中二階)となっている。改札階から各ホームへもエレベーター・エスカレーターで結ばれており、先述の設備とも相まって、バリアフリーは徹底されている。

[編集] 駅ビル内施設

[編集] 東口

駅東側には、バス・タクシーターミナルやスーパーマーケット・銀行・信用金庫などがある。かつて「泉佐野市民会館事件」の舞台となった市民会館が存在したが、市役所付近に市立文化会館「泉の森ホール」が設けられたことによりその役目を終えた。跡地は交番および市営月極駐車場となっている。

また、南海商事の運営する「ショップ南海 泉佐野」もかつては東口側に存在し、パン屋・すし屋・書店等が入居していたが、先述の駅前広場拡張工事に伴い閉鎖、2007年秋に解体された。その後テナントを全面的に入れ替えた上で駅ビル内に再オープンしている。

西口(北西側、地下駅舎撤去前の2005年8月撮影)

[編集] 西口

駅西口側には広場のようなものはないが、商店街が延びている。銀行、ビジネスホテル、学習塾、パチンコ店などのほか、古い民家なども立ち並ぶ。

[編集] 路線バス

南海ウイングバス南部南海バスいずみさのコミュニティバスが駅前バスターミナルへ乗り入れている。

[編集] 南海ウイングバス南部

泉佐野市内のほか、熊取町内へ向かうバスも多い。何度か急行路線の設置・廃止が行われている。

南海熊取ニュータウン線
[42]泉佐野駅前〜上瓦屋町〜熊取駅筋〜熊取駅前〜熊取ニュータウン(関西医療大学前)
熊取山手線
[53A]泉佐野駅前〜泉陽ヶ丘〜熊取駅前〜朝和口→山の手台→小谷→[55]野田中央→朝和口〜[54B]熊取駅前〜[53B]泉佐野駅前
元々分岐していたものが2009年4月に統合、部分環状路線になった。多くは途中で表示をAからBに変え、どちらかの駅まで戻ってくる。
犬鳴線
[21][22]泉佐野駅前日根野駅前〜[22]久の木〜[21]犬鳴山
府営熊取団地線
[43][44]泉佐野駅前〜ダンパラ公園前〜熊取駅筋〜熊取駅前〜[44]熊取団地〜浪商学園前〜[43]大阪体育大学
[急43]泉佐野駅前 - 熊取駅前 - 浪商学園前 - 大阪体育大学

[編集] 南海バス

深夜バス
関西空港りんくうタウン駅前〜泉佐野駅前日根野駅
泉佐野駅前行き・日根野駅前駅行き(朝方の1便のみ)は降車のみ、関西空港行きは乗車のみ

[編集] いずみさのコミュニティバス

北回り
泉佐野駅前〜佐野台〜東佐野駅前〜鶴原駅筋〜井原の里駅筋〜りんくう総合医療センター泉佐野駅前
中回り
泉佐野駅前〜泉佐野保健所〜井原の里駅筋〜りんくう総合医療センター〜羽倉崎駅前〜日根野駅筋〜健康増進センター〜泉佐野駅前
南回り
泉佐野駅前〜日根野駅前〜長滝駅前〜蟻通神社前〜明治大橋〜健康増進センター〜羽倉崎駅前〜泉佐野駅前

[編集] 歴史

  • 1897年明治30年)10月1日 - 南海鉄道が〜佐野間で開業した際に、佐野駅として開業。開業後1ヶ月間は終着駅であった。
  • 1897年(明治30年)11月9日 - 南海鉄道が当駅から尾崎駅まで延伸、途中駅となる。
  • 1944年(昭和19年)6月1日 - 会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
  • 1947年(昭和22年)6月1日 - 路線譲渡により南海電気鉄道の駅となる。
  • 1948年(昭和23年)4月1日 - 泉佐野駅に改称。
  • 1985年(昭和60年)11月1日 - 特急停車駅に昇格。
  • 1994年(平成6年)6月15日 - 南海空港線開業。
  • 2002年(平成14年)5月26日 - 上り線のみ高架化。
  • 2005年(平成17年)11月27日 - 下り線高架化(暫定的に完全高架化)。
  • 2006年(平成18年)4月18日 - 新型駅売店「nasco+」(ナスコ・プリュス)が開店。
  • 2006年(平成18年)4月19日 - 新駅舎完成。
  • 2007年(平成19年)6月19日 - 改札口から駅東への連絡地下道を封鎖し、地上部を通る仮自由通路に切り替え。
  • 2008年(平成20年)10月1日 - 高架化工事・駅前広場およびラッチ外コンコース(駅東西連絡自由通路)の整備工事が完成。

[編集] 隣の駅

南海電気鉄道
南海本線
特急(サザン含む)
岸和田駅 - 泉佐野駅 - 尾崎駅
急行
貝塚駅 - 泉佐野駅 - 尾崎駅
区間急行(当駅から和歌山市方面の各駅に停車)
貝塚駅 - 泉佐野駅 - 羽倉崎駅
準急(難波行きのみ運転)・普通
井原里駅 - 泉佐野駅 - 羽倉崎駅
空港線
特急ラピートα(関西空港行きのみ運転)
天下茶屋駅(南海本線) → 泉佐野駅りんくうタウン駅
特急ラピートβ
岸和田駅(南海本線) - 泉佐野駅 - りんくうタウン駅
空港急行
貝塚駅(南海本線) - 泉佐野駅 - りんくうタウン駅
普通
井原里駅(南海本線) - 泉佐野駅 - りんくうタウン駅

[編集] その他

  • 南海本線の途中駅としては唯一、全ホーム全自動で発車案内放送が行われる。これは、空港線開業以前に一部の電車(主に春木に停車する急行)がこの駅を始発・終点駅としていた時代からの伝統がそのまま引き継がれたものである。現在は春木停車急行が空港急行として運転区間を延長したため、この駅を始終着とするのは羽倉崎車庫送り出し・送り込みを兼ねた和歌山市行普通車及び関西空港発着列車のみとなっている。
  • 南海本線・空港線で、行先表示案内板にフルカラーLEDのタイプを使用している駅は当駅のほか貝塚駅泉大津駅上り線ホームのみである。高野線では堺東駅北野田駅金剛駅三日市町駅橋本駅で採用されている。
  • 高架切り替え前の地上駅の時代、この駅のホーム上屋を支えていた柱のうちの一部には、南海鉄道草創期に実際に使用されていた古レール(1890年〜1910年頃製造されたとする銘文付き)を再利用したものが使われていた。旧駅取り壊し工事の際にこの事実が判明し、その柱の一部が2007年の「南海電車まつり」で展示された。現在は、当駅改札外のコンコースでその柱の一部を常設展示という形で見ることができるようになっている。
  • 自動体外式除細動器(AED)設置駅である(2007年6月、駅務室に1台)。

[編集] 参考資料

  1. ^ なお、「市報いずみさの」2007年5月号に、「南海本線泉佐野駅については、空港線の需要に合わせて、当初計画の駅舎よりも規模を縮小して整備されることとなっています」という記載もみられる。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ

最終更新 2009年10月25日 (日) 15:28 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【泉佐野駅】変更履歴

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