泉大津市
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泉大津市(いずみおおつし)は大阪府の中南部(泉北地域)に位置する市である。「泉大津」という市名は、和泉国の国府の外港(国津)であった事に由来する。堺泉北臨海工業地帯の一角を占め、毛織物生産を中心に発展を遂げたが、近年は物流拠点としての性格も強めてきている。また、港湾や中心駅の再開発が進み、人口は増加傾向にある。
目次 |
[編集] 地理
[編集] 隣接している自治体
[編集] 歴史
- 奈良時代より大津の地名が見られ、日本書紀にも登場する。
- 紀貫之の土佐日記では、小津(をづ)と詠まれている。土佐守の任期を終えて船で京都へ帰る途中、当地を経由して住吉へ向かっている。
- けふ、からくして、いづみのなだよりをづのとまりをおふ。承平5年2月5日条
- 「ゆけどなほ ゆきやられぬは いもがうむ をづのうらなる きしのまつばら」
- 菅原孝標女の更級日記では、和泉守であった兄の菅原定義を訪ね、当地から船で京都へ帰っている。
- 冬になりて上るに、大津といふ浦に、舟に乗りたるに、その夜、雨風、岩も動くばかり降りふゞきて、雷さへなりてとどろくに、浪のたちくるおとなひ、風のふきまどひたるさま、恐しげなること、命かぎりつと思ひまどはる。
[編集] 沿革
- 1647年(正保4年)、泉郡大津村が下条大津村と宇多大津村に分村。
- 1875年(明治8年)、泉郡下条大津村と宇多大津村が合併し、再び大津村となる。
- 1889年(明治22年)4月1日、泉郡大津村(町村制)が発足。
- 1896年(明治29年)4月1日、泉北郡が成立。
- 1915年(大正4年)4月1日、町制施行。泉北郡大津町となる。
- 1931年(昭和6年)8月20日、泉北郡上条村、穴師村を編入。
- 1942年(昭和17年)4月1日、大阪府下で8番目に市制を施行。その際、滋賀県大津市が先に市制を施行していたために、旧和泉国の「泉」を冠して、「泉大津市」となった。
- 隣接する和泉町(現在の和泉市)と紛らわしくなる、旧国名の「和泉」が「和」を省いても同音である、旧郡名の「泉郡」も表すことができる等の理由から、「和泉」ではなく「泉」を冠している。
- 市民をはじめ泉州地域の人々からは単に“大津”と呼ばれることが少なくない。
過去には、泉大津市・和泉市・高石市・忠岡町の3市1町の間で合併の話が持ち上がったが、高石市が脱却したため、合併研究会の設置に至らなかった。
現在では、泉大津市・和泉市・忠岡町の2市1町(かつての泉郡の範囲とほぼ一致)の間で、合併問題などを調査研究する「泉北2市1町広域行政研究会」が設置されている。
[編集] 行政
[編集] 市長
神谷 昇(かみたに のぼる)、任期:2008年9月25日~2012年9月24日、2期目
[編集] 市章・シンボルマークについて
[編集] 市章
泉大津の「泉」と「大」の文字を波形に図案化し、湧きのぼる発展と海外への雄飛を表章している。1942年(昭和17年)9月25日に制定された。
[編集] シンボルマーク
毛布のまち泉大津にふさわしく羊の顔をイメージし、目と口の黒い丸は「創造」「躍動」「調和」を表している。
[編集] キャッチフレーズについて
市のキャッチフレーズは、『毛布・ニットの港湾のまち“泉大津”』である。
[編集] 人口
| 泉大津市と全国の年齢別人口分布 | 泉大津市の年齢・男女別人口分布 | ||||||||||||||||||
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■紫色 ― 泉大津市
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 |
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| 総務省統計局 / 国勢調査(2005年) | |||||||||||||||||||
2007年(平成19年)7月現在、大阪府内の市では、交野市に次いで26番目の人口であるが、近年、泉大津旧港や南海本線泉大津駅周辺の再開発により、人口が増加している。「近い将来、泉大津市単独でも人口10万人以上の市になれる可能性が十分にあるのではないか。」といった意見もある。
[編集] 経済
[編集] 泉大津市の主な産業
主な産業は繊維、タイヤ。特に毛布、ニットが盛ん。
[編集] 泉大津市で事業を営む主な企業
泉大津市の経済や雇用を活性化させるため、市では、企業の誘致に積極的に努めてきたという。そうした長年に渡る努力の甲斐あって、現在では多くの企業が泉大津市へ進出し、事業を営んでいる。
- タイヤを発売するダンロップファルケンタイヤのタイヤを製造する住友ゴム工業(旧オーツタイヤ)の泉大津工場がある。
- 近畿コカ・コーラボトリングの『泉大津物流センター』がある。
- この他、市の臨海部(堺泉北臨海工業地帯)には、下記のような大手企業が進出している。
- 市内にある「泉大津公共職業安定所」(ハローワーク泉大津)(旭町22-9)では、隣接する和泉市にある工業団地「テクノステージ和泉」の立地企業からの求人情報も多く扱い、また、各企業の合同説明会などを実施する事がある。このため、同工業団地で働く事を希望する市民も少なからず存在する。
[編集] 姉妹都市・提携都市
愛知県知多市(知多市消防本部)- 災害時における相互応援協定を提携
和歌山県日高郡中津村(現在の日高川町)- 2002年4月30日に友好都市を提携
グレータージローン市(オーストラリア連邦ビクトリア州)- 1992年4月28日友好都市提携
[編集] 主な公共施設
- 泉大津市役所(東雲町)
- 大阪府警察
- 大阪府港湾局 総務部(なぎさ町)
- 泉大津市消防本部(小松町)
- 泉大津市立有料駐車場(旭町)
- 泉大津商工会議所(田中町)
- 郵便局株式会社 泉大津郵便局(小松町)
- 泉大津市民会館(小松町)
- 泉大津市立織編館(南海「泉大津駅」前『テクスピア大阪』 2階)(旭町)
- 泉大津市立図書館(下条町)
- 泉大津市立勤労青少年ホーム(下条町)
- 泉大津市立病院(下条町)
- 泉大津保健センター(宮町)
- 泉大津市総合体育館(宮町)
- 泉大津公共職業安定所(ハローワーク泉大津)(旭町)
- 泉大津労働基準監督署(池浦町)
- 泉大津税務署(二田町)
- 泉大津市立児童公園(市内各地)
- 南大阪花き卸売市場(小津島町)
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泉大津労働基準監督署 |
泉大津税務署 |
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『大阪府港湾局』 |
泉大津市立有料駐車場 |
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泉大津商工会議所 |
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[編集] 教育施設
- 小学校
- 泉大津市立戎小学校(平成18年度より宇多小学校と統合)
- 泉大津市立旭小学校
- 泉大津市立浜小学校
- 泉大津市立穴師小学校
- 泉大津市立楠小学校
- 泉大津市立条南小学校
- 泉大津市立上條小学校
- 泉大津市立条東小学校
- 中学校
- 泉大津市立東陽中学校
- 泉大津市立誠風中学校
- 泉大津市立小津中学校
- 東陽中学校(旧第一中学校:男子校)と誠風中学校(旧第二中学校:女子校)はその開校の性格から、幅約2mの溝を隔てて隣接している。
- 高等学校
- 専門学校
- その他学校
- 泉州朝鮮初級学校
[編集] 公共交通
[編集] 最寄りの空港
この他、大阪国際空港(伊丹空港)を利用する市民も多くいる。
[編集] 鉄道路線
泉大津市にはJR阪和線の駅はひとつもないが、阪和線沿線の住民もたくさんいる(阪和線は実際に和泉府中駅の北側で泉大津市を通過している)。阪和線が通過する東豊中町など、和泉府中駅から徒歩数分程度という住民は、隣りの和泉市府中町にある同駅を利用する場合が多い。
- 泉大津駅前の施設
- 泉大津アルザ - ダイエー泉大津店、いずみおおつCITY、レイクアルスターアルザ泉大津(ホテル)、アルザタワーズ(グリーンタワー、ブルータワー)
- 泉大津中央商店街
[編集] 路線バス
[編集] 南海バス
すべて、隣接する和泉市の各地域へ向かうものである。一部のバスを除き、泉北高速鉄道「和泉中央」駅を経由する。
朝・夕の通勤・通学ラッシュには、特に乗車率が高いが、和泉中央駅、和泉府中駅発着便へのシフトする傾向があるためにやや減便傾向である。
[編集] 中日臨海バス
市民からの新たなバス路線を望む声が高まったため、中日臨海バスへの委託により、福祉バス『泉大津市ふれあいバス』を運行している。ただし、このバスは、南海バスとは異なり、運賃こそ無料だが、乗車出来るのは、高齢者、障害者、妊婦等のみである。
[編集] 道路
[編集] 高速道路
[編集] 主な一般道路
市内は格子状に道路網が整備されているが、人口が増加している和泉市中南部からのアクセスが、地形の制約もあって富田林泉大津線(戎町-穴田間)に集中し、近年渋滞が悪化している。さらに、その先の国道480号線(和泉市)には、開かずの踏切(JR阪和線)があるため、朝・夕のラッシュ時には大混雑する事がよくある。現在、こうした問題を改善するため、国道480号線では、本格的な工事が進められている。詳しくは、和泉府中駅#駅周辺を参照されたい。
[編集] 船舶
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『泉大津市ふれあいバス』のバス停留所 |
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夕日が沈む泉大津港(堺泉北港) |
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 旧跡
- 観光スポット
- きららタウン泉大津(泉大津パーキングエリアに隣接するスポット。ホテルサンルート関空がある)
- ひまわり広場(小松町)
- 泉大津フェニックス 廃棄物最終処分場跡地に作られた緑地。近年、大阪府南部における野外ロックフェスティバルの主要会場になっている。
- 祭事
[編集] 泉大津市出身の有名人
- 尾崎行雄 (野球)(元東映フライヤーズ投手)
- オール阪神(漫才師、オール阪神・巨人)
- 太平シロー(タレント、元漫才師)
- 五十嵐サキ(タレント)
- 小森哲也(元中日ドラゴンズ内野手)
- 浜口司(元KIX-S)
- 川田裕美(読売テレビアナウンサー)
- 西村宗(漫画家)
- チ★チ(歌手、現在泉佐野市在住)
[編集] 泉大津市に関わりのある有名人
[編集] 関連項目
- 和泉国
- 泉州地域
- 大津川
- 泉大津港(堺泉北港)
- 堺泉北臨海工業地帯
- 和泉府中 - 隣接する和泉市にあるJR阪和線「和泉府中駅」を中心とした街の呼称だが、その範囲は、東豊中町など、泉大津市の一部地域に及んでいる。
- 池上・曽根遺跡
- 全国市町村一覧
- だんじり祭
- 南海電気鉄道
- 南海バス
- 中日臨海バス
- 阪神高速道路
- 阪九フェリー
[編集] 外部リンク
[編集] 泉大津市関連
[編集] 地域情報
- 泉大津商工会議所
- 泉大津中央商店街
- 北助松商店街
- 泉北地域広域行政推進協議会 - 泉大津市の他、堺市、高石市、和泉市、泉北郡忠岡町の計4市1町が参加。
[編集] 姉妹都市
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最終更新 2009年10月5日 (月) 00:20 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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