泥の河
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「泥の河」(どろのかわ)は宮本輝の小説。1977年『文芸展望』18号初出、1978年に筑摩書房より刊行された『螢川』に収録。宮本はこの作品で第13回太宰治賞を受賞し作家デビューしている。1982年に小栗康平監督により自主制作の形で映画化された。
目次 |
[編集] あらすじ
昭和30年の大阪。安治川の河口で暮らす信雄は両親から、近づいてはいけないといわれた舟に暮らすきょうだいと交流をもつ。きょうだいの母親は船上で売春をして口に糊していたのである。
[編集] 映画「泥の河」
- 1981年1月30日公開
- 105分
[編集] スタッフ
[編集] 出演
- 板倉晋平:田村高廣
- 板倉貞子:藤田弓子
- 板倉信雄:朝原靖貴
- 松本笙子:加賀まりこ
- 松本喜一:桜井稔
- 松本銀子:柴田真生子
- タバコ屋:初音礼子
- 倉庫番:西山嘉孝
- 巡査:蟹江敬三
- 屋形船の男:殿山泰司
- 佐々木房子:八木昌子
- 荷車の男:芦屋雁之助
[編集] 受賞
- キネマ旬報ベストテン第1位
- 日本映画ペンクラブ第1位
- キネマ旬報日本映画監督賞
- 毎日映画コンクール最優秀作品賞・最優秀監督賞
- ブルーリボン賞最優秀作品賞
- 日本アカデミー賞優秀作品賞・最優秀監督賞
- 文化庁優秀映画賞
- モスクワ国際映画祭銀賞
- アメリカアカデミー賞外国語映画部門ノミネート
- 日本映画監督協会新人奨励賞
- 芸術選奨文部大臣新人賞
- 毎日映画コンクール主演男優賞:田村高廣
- キネマ旬報助演女優賞:加賀まりこ
[編集] その他
- 1982年度の米アカデミー賞外国語映画部門ノミネート。
- 米映画監督スティーブン・スピルバーグが「子役に対する演出が素晴しい」と、『E.T.』のプロモで来日した時、監督の小栗に直接面会いに行ったと云う。
- 講演会などで小栗が語っているところによれば、元々は映画好きの中小企業の社長が、別の企画を進行させていたところ、事情があってそれが没になった。ところが、気の早い社長が早々に35ミリフィルムを購入していたため、「これを使って、1本作れ」と小栗に話が回ってきたため、以前から目を付けていた「泥の河」の映画化を思い付いた、とのことである。
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