浦安市
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浦安市(うらやすし)は、千葉県北西部にある市。市内に東京ディズニーリゾートがあることで知られる。人口約16万人で、千葉県内では佐倉市に次いで9位である。
目次 |
[編集] 地理
東京湾の最奥部、旧江戸川(江戸時代までは太日川)の河口左岸の低平な自然堤防、三角州および埋立地からなる。市域の約4分の3は1960年代後半以降造成された埋立地が占めている。旧村の集落はいずれも江戸川の派川である境川両岸の自然堤防上に位置する。
自然地形としての山や丘は市内に存在しない。築山としては、中央公園に高さ14mほどの通称「浦安富士」がある。
[編集] 河川
[編集] 地域
近年、東京都心までの通勤時間の短さや便利さや、市内に東京ディズニーリゾートが所在すること、埋立地を中心に計画的に整えられた住環境の良さが注目され、マンション建設が相次いでいる。新町地区のマリナイースト地区の地権者は、都市開発機構などであり、開発計画に基づいた開発が進められている。そのため、道路が広く、公園が多いことから緑が豊かである。また、海に隣接し、埋め立て地部分が東京湾にせり出す形態のため、風が強く新町地区の高層マンションでは布団を干すことが禁止されている。
[編集] 大字
浦安市には現在19の大字があり、舞浜と港を除いた17大字で住居表示が行われている(舞浜でも一部で住居表示が行われている)。
- 元町地区 - 古くからの浦安町域
- 中町地区 - 第1期埋立地(1962年 - 1975年)
- 新町地区 - 第2期埋立地(1975年 - 1981年)
[編集] 歴史
- 集落の形成
- 1157年(保元2年) 現在の浦安市内に集落が誕生。
- 1415年(応永22年) 猫真(現・猫実)に中山法華経寺傘下の講が存在していた
- 1603年(慶長8年) 堀江・猫実・当代島の3村が幕府の天領に(堀江に向井忠勝陣屋)
- 1873年(明治6年) 千葉県に編入
- 浦安村・浦安町の歴史
- 1889年(明治22年)4月 堀江・猫実・当代島の3村が合併し「浦安村」に、浦安小学校が開校
- 1894年(明治27年) 東京高橋→浦安→行徳の定期船が就航(通称「通船」「葛飾丸」)
- 1909年(明治42年)9月 町制を施行、東葛飾郡浦安町が成立
- 1919年(大正8年) 東京湾一帯を襲った高潮により水没する(大正6年の大津波)。
- 1921年(大正11年) 浦安・八幡間で葛飾乗合自動車道が開通
- 1940年(昭和15年) 浦安橋が竣工、東京乗合自動車道が開通(通称「青バス」)
- 1944年(昭和19年) 東京大空襲により多くの町民が被災
- 1947年(昭和22年)
- 1949年(昭和24年)9月 浦安町漁業協同組合が発足
- 1951年(昭和26年)6月 浦安町・南行徳町組合立葛南病院が開設
- 1958年(昭和33年) 「黒い水事件(浦安事件)」
- 1962年(昭和37年) 黒い水事件をうけ本州製紙は漁民に補償金を払ったが、その後漁業が振るわず漁業権の一部を放棄
- 1964年(昭和39年) 海面埋立事業が開始
- 1966年(昭和41年)6月 B地区(東野・富岡・弁天・今川・鉄鋼通り)の埋立工事が完了
- 1967年(昭和42年)4月 南小学校が開校
- 1968年(昭和43年)6月23日 東野、富岡、今川、弁天、鉄鋼通りが誕生
- 1969年(昭和44年)3月 A地区(海楽・美浜・入船)の埋立工事が完了、営団地下鉄(現在の東京地下鉄)東西線が開通(快速は当初通過)
- 1970年(昭和45年)11月 C地区(舞浜)の埋立工事が完了
- 1971年(昭和46年)
- 1972年(昭和47年)4月 県立浦安高校が開校、C地区の護岸工事が完了
- 1974年(昭和49年)
- 1975年(昭和50年)
- 1976年(昭和51年)10月 「第1回産業祭り」を開催
- 1977年(昭和52年)
- 1978年(昭和53年)
- 1979年(昭和54年)
- 1980年(昭和55年)
- 1981年(昭和56年)3月12日 千鳥を拡充、現在の面積に
- 浦安市の歴史
- 1981年(昭和56年)
- 1982年(昭和57年)
- 1983年(昭和58年)
- 3月 浦安図書館が開館、葛南警察署が発足
- 4月15日 東京ディズニーランドが開業、富岡公民館が開館、美浜北小学校が開校
- 1984年(昭和59年)
- 1985年(昭和60年)
- 1986年(昭和61年)
- 10月 新浦安駅駅前整備工事が着工
- 1987年(昭和62年)4月 美浜公民館が開館、千葉地方法務局浦安出張所が開所
- 1988年(昭和63年)
- 1989年(昭和64年/平成元年)
- 1990年(平成2年)
- 1991年(平成3年) 人口113947人(42348世帯)
- 2001年(平成13年)
- 2003年(平成15年)
- 4月 高洲小学校が開校
- 2006年(平成18年)
[編集] 「浦安」の由来
初代浦安村村長である新井甚佐衛門が「浦(海)やすかれ」と言ったのと、心安らかにという願いが込められたものとされる。
日本書紀第3巻神武記の一節に「昔、伊弉諾尊この国を名づけて曰く、日本は浦安の国」と記されている。また、浦安は日本(大和)の古称・美称である。
[編集] 人口
| 浦安市と全国の年齢別人口分布 | 浦安市の年齢・男女別人口分布 | ||||||||||||||||||
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■紫色 ― 浦安市
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 |
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| 総務省統計局 / 国勢調査(2005年) | |||||||||||||||||||
日本の市町村の中で最も平均年齢の若い市町村でもある
[編集] 行政
[編集] 市長
- 熊川好生(くまかわ よしお)(1981年4月~1998年9月28日)5期
- ※浦安町長の頃から数えると8期、29年となる
- 松崎秀樹(まつざき ひでき)(1998年11月1日~)3期目
[編集] 市議会
- 議員定数:21
- 議員任期:4年
- 次回改選予定時期:平成23年
- 議長:秋葉要(公明党)
- 副議長:岡本善徳(政風会)
- 会派
[編集] 委員会
- 常任委員会
- 総務常任委員会 委員長:平野芳子
- 教育民生常任委員会 委員長:辻田明
- 都市経済常任委員会 委員長:山崎次雄
- 議会運営委員会 委員長:深作勇
- 議会だより編集委員会 委員長:平野芳子
- 特別委員会
- 新庁舎建設事業に関する特別委員会 委員長:岡本善徳
- 元町再整備に関する特別委員会 委員長:高津和夫
[編集] 産業
[編集] 工業
- 浦安鉄鋼団地
[編集] 主な企業
[編集] 姉妹都市
オーランド市(アメリカ合衆国フロリダ州)- 1989年10月23日姉妹都市提携
- 浦安市は前述にもあるように東京ディズニーリゾートの所在地である。オーランド市はウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートの所在地であり、この関連により姉妹都市提携を結んだ。
[編集] 教育
- 大学等
- 高等学校
- 中学校
- 公立
- 浦安市立明海中学校
- 浦安市立入船中学校
- 浦安市立浦安中学校
- 浦安市立富岡中学校
- 浦安市立日の出中学校
- 浦安市立堀江中学校
- 浦安市立見明川中学校
- 浦安市立美浜中学校
- 私立
- 小学校
- 公立
- 浦安市立明海小学校
- 浦安市立明海南小学校
- 浦安市立入船北小学校
- 浦安市立入船南小学校
- 浦安市立浦安小学校
- 浦安市立高洲北小学校
- 浦安市立高洲小学校
- 浦安市立富岡小学校
- 浦安市立東野小学校
- 浦安市立東小学校
- 浦安市立日の出小学校
- 浦安市立日の出南小学校
- 浦安市立北部小学校
- 浦安市立舞浜小学校
- 浦安市立見明川小学校
- 浦安市立南小学校
- 浦安市立美浜北小学校
- 浦安市立美浜南小学校
[編集] 交通
[編集] 鉄道路線
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- 東京メトロ
- 舞浜リゾートライン
- ディズニーリゾートライン
- リゾートゲートウェイ・ステーション(A駅)
- 東京ディズニーランド・ステーション(B駅)
- ベイサイド・ステーション(C駅)
- 東京ディズニーシー・ステーション(D駅)
- ディズニーリゾートライン
[編集] バス路線
[編集] 道路
[編集] 高速道路・有料道路
[編集] 一般国道
- 国道357号(湾岸道路)
[編集] 県道
- 主要地方道
- 千葉県道6号市川浦安線(市川浦安線)
- 千葉県道10号東京浦安線(やなぎ通り/都県境-浦安駅)
- 一般県道
- 千葉県道242号浦安停車場線(やなぎ通り/浦安駅-浦安IC)
- 千葉県道276号西浦安停車場線(若潮通り/新浦安駅-舞浜交差点)
- 千葉県道294号高速湾岸線
[編集] 観光ほか
[編集] レジャー
- 東京ディズニーリゾート
- ナイトクルーズ(エクセル航空)
[編集] 宿泊施設
- 浦安サンホテル
- 浦安ビューフォートホテル
- ホテル醍醐
- オリエンタルホテル東京ベイ
- 浦安ブライトンホテル
- ペンション&カフェ アンバースデイ
- ホテルエミオン東京ベイ
- パーム&ファウンテンテラスホテル
- 三井ガーデンホテルプラナ東京ベイ
- ウィークリーマンション新浦安
- サンルートプラザ東京
- 東京ベイホテル東急
- ホテルオークラ東京ベイ
- ヒルトン東京ベイ
- シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル
- 東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ
- ディズニーアンバサダーホテル
- ホテルドリームゲート舞浜
- 舞浜ユーラシア
- 東京ベイ舞浜ホテル
- ホテルマイステイズ舞浜
- 東京ディズニーランドホテル
[編集] 観光
[編集] 祭り
- 浦安三社祭
- 浦安市民まつり
[編集] その他
[編集] 出身有名人
- 浅木一華(タレント・モデル)
- 阿部哲子(元日本テレビアナウンサー)
- 阿部慎之助(プロ野球選手、読売ジャイアンツ所属)
- 雨宮慶太(演出家)
- 大橋慶三(映画監督、脚本家)
- 大木優紀(テレビ朝日アナウンサー)
- 小川史(元プロ野球選手、元西武ライオンズ、福岡ダイエーホークス)
- 華原朋美(歌手) - 出生地は東京都
- 玉田圭司(サッカー選手、名古屋グランパスエイト所属)
- 長尾奈奈(俳優) - 出生地は宮崎県 無名塾所属
- 中澤有美子(フリーアナウンサー)
- 長島清隆(広島テレビ放送アナウンサー)
- 早川大輔(プロ野球選手、千葉ロッテマリーンズ所属)
- 本多瑛未里(女優、声優)
- 森田釣竿(フィッシュロックバンド漁港のVo)
- 八木沼悟志(作曲家・音楽プロデューサー)
[編集] スポーツチーム
浦安市を本拠地とするチーム
[編集] 浦安市を舞台にした作品
[編集] ドキュメンタリー
- 新日本紀行 江戸前の秋 ~千葉 浦安~(NHK):1970年9月28日放送。
- 新日本紀行 沖の百万坪 ~千葉県 浦安市~(NHK) : 1981年5月31日放送。
- 新日本紀行ふたたび 漁師町の面影 ~千葉県 浦安市~(NHK) : 2006年7月8日放送。
[編集] 映画・ドラマ
- 青べか物語(山本周五郎の小説、映画):作中では『浦糟』(うらかす)とされ、漁師町だった昭和初期頃の浦安の様子が描かれている。
- トラック野郎シリーズ (映画、1975 - 1979年 東映):埋立地を利用してクライマックス等のカーチェイス・シーンの撮影に使用している。
- 男はつらいよ 望郷篇(映画):映画後半の舞台。ロケ地の中心場所が、後述するフラワー通り商店街である。漁業権完全放棄(1971年)以前の撮影であるため、川に多数の漁船が浮かぶ様子などが映されている。
- 害虫(宮崎あおい主演、映画):ロケ地の多くに市内の各所が使われている。
- 百万円と苦虫女(蒼井優主演、映画)2008年 :同上
- 長生き競争(ドラマ):浦安を舞台にした年末スペシャルドラマ。宇津井健、石原さとみ等出演。2008年12月26日放送・フジテレビ
[編集] 漫画・アニメ
- ああっ女神さまっ(漫画):舞台は架空の『猫実』(ねこみ)市だが、浦安市には猫実(ねこざね)という町名がある。(#字)。作者の藤島康介が千葉県出身であることから浦安市をもとにしたものと思われる。
- 浦安鉄筋家族(漫画)
- 特攻天女(漫画)
- 半熟革命(漫画)
- 奥さまはマリナーゼ(漫画エッセイ):実在する主婦が語る楽しい浦安ライフの日々。販促コピーは「シロガネーゼより幸せ!?」
- ゼーガペイン(アニメ):舞台は舞浜市という設定になっているが、舞浜は浦安市の地区名であり、浦安市を含む京葉線沿線(浦安市、市川市、船橋市、千葉市)がモデルと思われる。
- サッチモ(漫画)
[編集] その他
- 天才・たけしの元気が出るテレビ!! (テレビ番組・日本テレビ系列):番組内の企画で浦安フラワー通り商店街(堀江地区)の町おこしを行い、イメージソングも策定した。
[編集] その他
- 人口161,745人 世帯数71,293世帯 (2008年10月 末日現在、浦安市ホームページより)
- 外国人登録者数:4,719人(2007年1月末日)
- 市外局番:047(市内全域。市内局番は3及び7から始まり、市川MAに属する)
- コミュニティ放送:FMうらら・いちかわエフエム
[編集] 航空機の騒音
浦安市内の東京湾沿岸地区は、羽田空港が直線距離からして近い所にある。そのために、新千歳空港や東北地方の空港などから来る便を中心に上空を低い高度(上空が曇っていても航空機の窓から東京ディズニーリゾートや新浦安駅周辺の団地などが良く見えたりする程度)で通過または旋回したりすることから、同地区は騒音が一層激しくなっている。これは浦安市自治体でも深刻な問題として何回にもわたって取り上げられている。また、羽田空港は将来滑走路の増設および国際化の計画もあることから、今後の動向が注目される。
[編集] 成人式
浦安市は、2002年より東京ディズニーランドのショーベースで成人式を開催している。これは、新成人で構成される実行委員会からの提案を受け、浦安市が東京ディズニーリゾートを経営・運営するオリエンタルランドと協議した結果、開催が実現したものである。式典終了後は、そのままパーク内に滞在しアトラクションなどを楽しむこともできる。この独特の成人式は毎年全国に報道され、「浦安市の成人式」として全国的に知名度が高く、また参加率も毎年70%を超えるなど人気が高い。
しかし、大人への仲間入りを祝う成人式が「遊園地」で行われることには賛否両論があることも事実である。2006年1月10日付の朝日新聞夕刊1面のコラム「素粒子」の中で、浦安市の成人式について配慮の欠ける報道があったとして、浦安市長・教育長が抗議文を朝日新聞社に送る事態に発展している。また、参加者の入園料4,930円(1,000人以上の団体料金)は市の全額負担となっており、1人当たりの経費が6,270円(総額で約770万円)に上るなど、他の都市と比べてその額は大きい[6]。浦安市では相次ぐ公共料金の値上げにより、税金の適正利用に対して市民の目が厳しくなっていることから、市議会でも成人式を問題視する声が上がっている。
新成人に人気が高い反面市民の税負担がやや大きいことから、議論が待たれる問題である。
[編集] 脚注
- ^ "歴史、本州製紙工場事件". 浦安市 (July 2005). 2008-11-14 閲覧。
- ^ "企画展「おらんハマのゆくえ~浦安・黒い水事件から50年」を開催2008年11月1日-12月14日、浦安市郷土博物館2階企画展示室". 浦安市. 2008-11-14 閲覧。
- ^ "黒い水事件から50年、まちの変遷振り返る企画展". うらやすニュース (2008-11-01). 2008-11-14 閲覧。
- ^ "おらんハマのゆくえ~浦安・黒い水事件50年". 伊丹市ポータル. 2008-11-14 閲覧。
- ^ "法体系整備の経緯、「平成8年2月 水質調査の基礎知識(近畿地方整備局近畿技術事務所)より抜粋」(必須)". 国土交通省. 2008-11-14 閲覧。
- ^ TDL成人式:「経費1人6270円」浦安議会で疑問の声・毎日jp(毎日新聞)・2008年9月29日
[編集] 参考文献
- 浦安カタログ (月刊バスケット発刊)
[編集] 外部リンク
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