海峡線
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| 海峡線 | |
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一部区間に既に敷設された新幹線用レール
特急「スーパー白鳥」車内より |
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| ファイル:鉄道路線図 JR海峡線.svg | |
| 路線総延長 | 87.8 km |
| 軌間 | 1,067 mm |
| 電圧 | 20,000V 架空電車線方式 (交流) |
| 最高速度 | 140 km/h |
| 停車場・施設・接続路線 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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海峡線(かいきょうせん)は、津軽海峡の海底下に掘削された青函トンネルを介して、本州の青森県東津軽郡外ヶ浜町の中小国駅と北海道上磯郡木古内町の木古内駅とを結ぶ北海道旅客鉄道(JR北海道)の鉄道路線(地方交通線)である。列車の運転系統上は、津軽海峡線の一部となっている。
新幹線規格で建設されたために事実上のスーパー特急方式となっており、北海道新幹線開業時には、三線軌化して新幹線の運転が可能である。
目次 |
[編集] 路線データ
- 路線距離(営業キロ):中小国 - 木古内間87.8km
- 軌間:1,067mm
- 駅数:6駅(起終点駅含む)
- 複線区間:全線複線
- 電化区間:全線(交流20,000V(北海道新幹線開業時は25,000Vに昇圧)、50Hz)
- 閉塞方式:車内信号閉塞式
- 最高速度:140km/h
- 運転指令所:函館指令センター
[編集] 運行形態
基本的に広域輸送のみで、地域輸送はほとんど考慮されていない。そのため、海峡線単独の列車はなく、すべての列車が青森・五稜郭以遠から発着する。なお、海峡線の全列車が中小国駅を通過するため、津軽線三厩方面との乗換駅は蟹田駅または津軽今別駅(津軽線津軽二股駅に隣接、ただし連絡駅とはされていない)となる。
最高速度は、140km/hである。
竜飛海底駅、吉岡海底駅は、青函トンネルの避難施設を活用した見学施設であり、見学者以外の一般旅客が利用することはできない特殊な駅である。吉岡海底駅は北海道新幹線工事の資材基地となるため、2006年8月28日から見学コースが中止され停車列車がなくなっている。また、地元請願によって保守基地施設(信号場)を旅客駅化した津軽今別駅、知内駅も1日上下4本の列車が停車するのみである。
旅客列車は、本州側の八戸駅・青森駅方面から北海道側の函館駅方面へ直通する津軽海峡線の特急列車・急行列車のみが設定されている。かつては快速「海峡」が運転されていたが、2002年12月1日に廃止され、普通列車(快速含む)の設定がない区間となった。そのため、津軽線蟹田駅 - 木古内駅間の各駅相互間は、乗車券のみで特急列車の普通車自由席に乗車できる特例が設けられている(同じJR北海道の石勝線新夕張駅 - 新得駅間が、1981年10月の同線開通と同時に適用になって以来2例目)。
また、本州・北海道を結ぶ物流の動脈として、日本貨物鉄道(JR貨物)による貨物列車が多数設定されており、航空・船舶と比較して天候に左右されにくい貨物の安定輸送こそが本路線の最大の存在意義である。なおコンテナ列車が中心で[1]、危険物など一部の貨物は安全対策のため青函トンネル経由の輸送が制限される[2]。
青函トンネルは「世界最長の海底トンネル」という特殊条件であることから、万が一の事故・災害防止のために厳重な安全対策が施されており、トンネル内は終日禁煙・火気使用厳禁となっている(トンネル内には一般建物用より高感度の煙・熱感知器が多数設置されているので、微量なタバコの煙を感知しただけでも列車の運行が止まってしまう)。このため海峡線内では内燃機関を用いる車両(気動車)の自走が禁止されている。本州と北海道間で車両を輸送する際は内燃機関を停止した上で基本的に電気機関車牽引で本路線を走る[3]。本州の工場で製造されたJR北海道用の気動車の大半は甲種輸送ではなく船便で運ばれている。
[編集] 運転されている列車
- 特急「スーパー白鳥、白鳥」(789系・485系電車、八戸・青森 - 函館)
- 寝台特急「カシオペア」(E26系客車+ED79形機関車、上野 - 札幌)
- 寝台特急「北斗星」(24系客車+ED79形機関車、上野 - 札幌)
- 寝台特急「トワイライトエクスプレス」(24系客車+ED79形機関車、大阪 - 札幌)
- 急行「はまなす」(14系客車+ED79形機関車、青森 - 札幌)
[編集] かつて運転されていた列車
- 特急「はつかり」(485系電車、盛岡 - 函館)
- 2002年12月1日、スーパー白鳥・白鳥に置き換え。
- 快速「海峡」(50系・51系客車+ED79形機関車、青森 - 函館)
- 2002年12月1日、スーパー白鳥・白鳥に置き換え。
- 寝台特急「日本海」1・4号(24系客車+ED79形機関車、大阪 - 函館)
- 2006年3月18日、青森 - 函館間廃止。
[編集] タイアップ企画
1998年から、漫画・アニメ『ドラえもん』とのタイアップが開始された。この当時運行されていた快速「海峡」の客車や機関車に同作品のキャラクターをペイントした「ドラえもん海底列車」の運転が行われ、吉岡海底駅では「ドラえもん海底ワールド」と銘打つ同作品の展示スペースが設けられるなどした。「海峡」廃止後の2003年夏からは、吉岡海底駅見学専用の全車座席指定列車として函館駅 - 吉岡海底駅間で特急「ドラえもん海底列車」が運転された。
吉岡海底駅の見学コース中止に伴い、2006年8月27日の「ドラえもん海底列車」の運転を最後に、このタイアップ企画は終了した[4]。
[編集] 歴史
[編集] 駅・信号場一覧
- 昼間の全旅客列車が直通する青森駅から函館駅までの区間を記載する。津軽線・江差線区間では津軽海峡線列車の停車駅のみ記載。各列車の停車駅については、白鳥 (列車)を参照。なおはまなす・北斗星・カシオペア・トワイライトエクスプレスは海峡線内で旅客扱いを行う停車駅は無し。また現在、海峡線では普通・快速列車の運行は無い。
- 表内のこの背景色の部分(竜飛海底駅 - 吉岡海底駅)は青函トンネル内。
- (臨)は臨時駅を表す。
| 会社 | 路線名 | 駅名 | 駅間営業キロ | 中小国 からの 営業 キロ |
接続路線・備考 | 所在地 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| JR東日本 | 津軽線 | 青森駅 | - | 31.4 | 東日本旅客鉄道:東北本線・奥羽本線 | 青森県 | 青森市 |
| この区間の詳細は津軽線#駅・信号場一覧を参照 | |||||||
| 蟹田駅 | - | 4.4 | 東日本旅客鉄道:津軽線(旅客列車乗換駅) | 東津軽郡外ヶ浜町 | |||
| 中小国駅 | 4.4 | 0.0 | 東日本旅客鉄道:津軽線(営業分界点 ※1) | ||||
| JR北海道 | 海峡線 | ||||||
| 新中小国信号場 | - | (2.3) | 津軽線(JR東日本)と海峡線(JR北海道)の実際の分岐点 | ||||
| 津軽今別駅 | 13.0 | 13.0 | 東日本旅客鉄道:津軽線(津軽二股駅) | 東津軽郡今別町 | |||
| 竜飛海底駅 | 19.5 | 32.5 | 青函トンネル記念館:青函トンネル竜飛斜坑線(※2) | 東津軽郡外ヶ浜町 | |||
| この間で津軽海峡を横断する。 | |||||||
| (臨)吉岡海底駅 | 23.0 | 55.5 | 全列車通過 | 北海道 | 松前郡福島町 | ||
| 知内駅 | 20.5 | 76.0 | 上磯郡知内町 | ||||
| 木古内駅 | 11.8 | 87.8 | 北海道旅客鉄道:江差線 | 上磯郡木古内町 | |||
| 江差線 | |||||||
| この区間の詳細は江差線#駅・信号場一覧を参照 | |||||||
| 五稜郭駅 | - | 126.0 | 北海道旅客鉄道:函館本線(森方面) | 函館市 | |||
| ※ 3 |
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| 函館駅 | 3.4 | 129.4 | |||||
- 会社名:JR東日本=東日本旅客鉄道、JR北海道=北海道旅客鉄道
- ※1:海峡線の列車はすべて通過するため、中小国駅での列車の乗換えは不可
- ※2:海底駅見学整理券利用見学者のみ乗降可能
- ※3:五稜郭駅 - 函館駅間は函館本線
[編集] 脚注
- ^ 1994年3月改正時より海峡線を通る貨物列車は完全コンテナ化を完了、車扱輸送は消滅した。
- ^ 青函トンネルを通る冷凍コンテナはトンネル内に入った時に熱感知機の反応で列車が足止めされないよう、機関車の運転席からの遠隔操作によりコンプレッサー電源を強制的に切る回路がある。東海道・山陽本線系統の貨物列車に積まれる冷凍コンテナの一部にはこの回路が非搭載のタイプがあり「青函トンネル通過禁止」と書かれている。
- ^ 近年の輸送では、2008年11月のミャンマー譲渡車両の甲種輸送、2009年3月24日のDF200形ディーゼル機関車の甲種輸送や同年6月のJR東日本秋田車両センターのキヤE193系「East-i D」をJR北海道が借り入れる際などに見られた。
- ^ 産経新聞 ENAK ドラえもん海底列車 今月でお別れ JR北海道:(2006年8月2日)
[編集] 関連項目
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