淡水魚

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メダカ Oryzias latipes

淡水魚(たんすいぎょ)は、淡水で生活し得る魚類のこと。

一生を淡水中に過ごさなくとも、ウナギアユのように一生の一時期を海水中で過ごすもの、ボラスズキなど本来海水魚でも汽水域淡水中に侵入するものも淡水魚に含む。

このうち、全く淡水域を出ないものを一次淡水魚、あるいは純淡水魚と呼び、汽水域や海水域から淡水に進出するものを二次淡水魚とよぶ。現世の魚類は約25,000種と言われるが、淡水魚は10,000であり、種数にして40%に達する。

目次

[編集] 分布との関連

一次淡水魚は海水域を通過できないので、淡水で連なった水系から外に出るのが困難である。人の手による移入を除けば河川争奪などがない限り他の河川へ移動することはほとんどなく、地域による遺伝的な変異が多い。また、琵琶湖バイカル湖など、いわゆる古代湖のように淡水域だった歴史が長く、その規模の大きい地域では多くの固有種が見られる。アマゾン川の魚の種数は大西洋全体より多いと言われる。従って、純淡水魚はその分布が広くないものが多い。また、それらの分布は地誌的な影響を強く受ける。淡水魚の隔離分布には、地誌的な影響を考えなければならない例が多い。たとえばそのもっとも規模が大きい例が肺魚類で、それぞれ独立の属が南半球のアフリカ、オーストラリア、南アメリカに1属ずつある。これらはこの大陸がゴンドワナ大陸として陸続きだったことに起源があると考えられている。

[編集] 人為的影響

ただし、もっとも人為的攪乱にさらされている区域でもある。現在日本ではアユニジマスなどの有用魚種の放流に伴って、それに混入した他の魚も分布を広げている例があり、野生淡水魚の分布の攪乱が問題になっている。たとえば琵琶湖のコアユを捕獲して他の河川に放流することで、オイカワカワムツムギツクオヤニラミハスワタカ、さらにはブルーギルブラックバスライギョソウギョなどもアユに混じって分布を広げている。

同様の事象は国外にもある。特にマス類など有用魚種の移植は19世紀末以降に世界中で行われた経緯があり、そのため原産の固有種が絶滅に瀕した、あるいは絶滅したなどの例が知られる。チチカカ湖ヴィクトリア湖などはその例である。カダヤシはカ類の防除のために世界の熱帯域に移入された。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年10月9日 (金) 12:43 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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