深蒸し茶

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深蒸し茶を淹れたところ

深蒸し茶(ふかむしちゃ)は煎茶の一種。生茶葉から煎茶を造る最初の工程である「蒸し」の時間を、1分から3分程度と長く取るもの。茶葉を乾燥したり揉んだりする前に、茶葉の細胞がほぐれ成分が出るように通常は10秒から1分程度蒸すが、深蒸し茶は長い蒸し時間によって茶葉からの滲出成分が通常の煎茶より多くなり、濃くまろやかな味わいとなる。出来上がって淹れた深蒸し茶は通常、深緑色で濁って見える。

[編集] 深蒸し茶の歴史

深蒸し茶は、昭和40年代菊川市のお茶農家が開発されたといわれている。当時、菊川市を含めた牧之原台地お茶は、日照時間が長く茶葉が厚く堅くなりがちであった。そのため、品質的に渋いお茶を生産されていた。渋いお茶をいかにしてまろやかなお茶にするかを研究した結果、蒸し時間を長くすることによって、茶葉の繊維を柔らかくし、渋味を取り去った緑茶を作る事に成功した。そのため、今でも菊川市は深蒸し茶のふる里と呼ばれている。

[編集] 参考

  • 蒸し時間が10秒から20秒程度を浅蒸し茶手揉み茶はこの部類が多い)、20秒から1分程度を普通蒸し茶と呼ぶ向きもあるが、製茶用語としてはあまり定着していない。
  • 長い蒸し時間によって香りが弱くなるため、玉露などをブレンドして香りを補うことがある。
  • 性質上、粉のように細かい葉が多くなりがちなので、急須の目詰まりを起こしやすい。しかし深蒸し茶用急須を使うことで、目詰まりを起こしにくくなる。

最終更新 2008年7月16日 (水) 23:21 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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