清水一行

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清水 一行(しみず いっこう、1931年1月12日 - )は、日本の小説家

[編集] プロフィール

東京都出身。早稲田大学法学部中退。高杉良城山三郎らと並び、日本における経済小説の巨匠として知られる。息子に自動車評論家清水草一がいる。

1966年に『小説 兜町(しま)』で作家デビュー。1974年に『動脈列島』で第28回日本推理作家協会賞を受賞。ノンフィクション作家だが、事実に基づいてリアリティを追求するよりも、当時の噂などをもとにエンターテイメント色の強い作品を描く。また「真実を追求するよりこけ落とす事に生き甲斐を感じる作家」というイメージも定着している。数多くの財界人を一刀両断するも、その話しの出所はつねに「近しい友人」といった曖昧なもので、フィクション作家だと評価する向きもある。

[編集] 主な作品とそのモデル


[編集] 関連項目

  • 甲山事件-この事件をモデルにした小説『捜査一課長』を書き、名誉毀損で訴えられ敗訴した。
  • 東北文化学園大学-補助金詐欺事件で逮捕された元理事長が清水の著作「虚構大学」を大学設立の際に参照したと供述。

清水作品は会社経営者など、物事の本質を適格に捉え、世の中の真理を知り尽くした人間でなければこの作者の作品の真髄を理解することは難しい。清水と並び称される経済小説家の城山や高杉の作品は彼らの頭の中の世界が多く描かれていて、現実とはかけ離れた所の論点においての作者の分析がしばしば見られ、小説を構築する上でのリアリズムとのズレが多い。また、物語の背景や概要を知る意味においてしばしば専門的・学術的な説明にかなりな量を費やす傾向がある為、しばしば読む者を疲れさせる傾向もある。両者の作品に対して清水の作品は世の中の本質・真髄を余す事無くリアリズムを添えて描かれている。清水作品からは人間が人間であるが故の血なまぐさい息遣いや鼓動がリアリテイーを伴って伝わってくる。高杉・城山作品には見られない最大の違いである。清水作品に匹敵する著作者は、青木裕二と梁石日くらいである。しかし、清水作品と同様、真髄を理解できるのは世の中の =喰う側・支配する側= の約1割の人間だけであり、残りの9割の =喰われる側・支配される側= の人間には理解できないであろう、と会社経営者を始め、多くの成功者達にいわしめている。清水作品は =会社経営者のバイブル= とも言われている。 

最終更新 2009年11月15日 (日) 04:37 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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