火星年代記
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『火星年代記』(かせいねんだいき、英: The Martian Chronicles)はレイ・ブラッドベリにより書かれたSF小説。単行本としては1950年に出版。日本語版は早川書房から出版されている。
26の独立した短編を連ねて一つの長編とした作品である。1940年代に『ウィアード・テールズ』、『スリリング・ワンダー・ストーリーズ』など数誌に発表された短編群に、書き下ろし作品を加えて成立した。年代記の題名にたがわず、個々の短編には1999年1月から2026年10月までの年月が付されてその順の構成になっている。
地球人の火星への探検、それを受け入れない火星人との対立。突然の火星人絶滅、地球からの火星の植民、地球の全面戦争といった、さまざまなエピソードが語られる。火星という舞台と各種SF的小道具を駆使しながらも内容は文明批評、特に当時のアメリカ合衆国を風刺したような作品である。
目次 |
[編集] 各編の題名
- 1999年1月 - ロケットの夏 (Rocket Summer)
- 1999年2月 - イラ (Ylla)
- 1999年8月 - 夏の夜 (The Summer Night)
- 1999年8月 - 地球の人々 (The Earth Men)
- 2000年3月 - 納税者 (The Taxpayer)
- 2000年4月 - 第三探検隊 (The Third Expedition)
- 2001年6月 - 月は今でも明るいが (—And the Moon Be Still as Bright)
- 2001年8月 - 移住者たち (The Settlers)
- 2001年12月 - 緑の朝 (The Green Morning)
- 2002年2月 - いなご (The Locusts)
- 2002年8月 - 夜の邂逅 (Night Meeting)
- 2002年10月 - 岸 (The Shore)
- 2003年2月 - とかくするうちに (Interim)
- 2003年4月 - 音楽家たち (The Musicians)
- 2003年6月 - 空のあなたの道へ (Way in the Middle of the Air)
- 2004-05年 - 名前をつける (The Naming of Names)
- 2005年4月 - 第二のアッシャー邸 (Usher II)
- 2005年8月 - 年老いた人たち (The Old Ones)
- 2005年9月 - 火星の人 (The Martian)
- 2005年11月 - 鞄店 (The Luggage Store)
- 2005年11月 - オフ・シーズン (The Off Season)
- 2005年11月 - 地球を見守る人たち (The Watchers)
- 2005年12月 - 沈黙の町 (The Silent Towns)
- 2026年4月 - 長の年月 (The Long Years)
- 2026年8月 - 優しく雨ぞ降りしきる (There Will Come Soft Rains)
- 2026年10月 - 百万年ピクニック (The Million-Year Picnic)
なおウィキペディア英語版の項目 en:The Martian Chronicles では「荒野」"The Wilderness"と「火の玉」"The Fire Balloons"の2短編も『火星年代記』に入るものとしている。
[編集] 日本語版
[編集] テレビドラマ
1979年にはNBCがBBCの協力を得て短期連続テレビドラマ化が決定された。脚本はSF作家でもあるリチャード・マシスン、監督はマイケル・アンダーソンが担当した。主演はロック・ハドソン。1980年、合計4時間以上の本編を3つのエピソードに分けてオンエアされ、日本でもTBS系列でスペシャルドラマとして放映された。
[編集] スタッフ
- 監督:マイケル・アンダーソン
- 脚本:リチャード・マシスン
[編集] キャスト
- ワイルダー … ロック・ハドソン
- パークヒル … ダレン・マクギャヴィン
- ジュヌビエーブ・セルサー … ベスナドット・ピータース
- ジェフ・スペンダー … バーニー・ケーシー
- ストーン神父 … ロディ・マクドール
- ハサウェイ … フリッツ・ウィーヴァー
最終更新 2009年11月5日 (木) 01:16 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【火星年代記】変更履歴


