灯台鬼
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灯台鬼(とうだいき)は、『平家物語』[1]、『源平盛衰記』、『和漢三才図会』、井沢長秀『広益俗説弁』、平康頼『宝物集』などに述べられている説話。
鳥山石燕の『今昔百鬼拾遺』によれば、唐人風の衣装に身を包んだ者が、名前の通り火の灯った燭台を頭の上に乗せている[2]。同画図によると、その正体は人間である[2]。
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[編集] 梗概
昔、「軽大臣(かるのおとど、かるのだいじん)」という日本人が、遣唐使として中国にわたったきり、行方不明になった。息子の「弼宰相(ひつのさいしょう)」は、父の消息を探すため、中国へ渡った。彼は中国のとある場所で、「灯台鬼」を見た。これは「人間燭台」のことである。頭に大きなロウソクを載せる台をしつらえ、体中にびっしり入れ墨をほどこされ、薬で喉をつぶされた灯台鬼は、弼宰相の姿を見るとポタポタと涙を流し、声を出せないので指先を歯で噛み切り、次のような漢詩を書いた。
我元日本華京客、汝是一家同姓人。
為子為爺前世契、隔山隔海変生辛。
経年流涙蓬蒿宿、遂日馳思蘭菊親。
形破他郷作灯鬼、争帰旧里寄斯身。
弼宰相は、目の前の灯台鬼が、自分の父親の変わり果てた姿であることを知り、愕然とした。
[編集] 都市伝説との関係
この説話は史実ではない。なお現代の都市伝説「中国奥地の達者」は、中国で行方不明となった日本人が人体を改造されて見世物にされる、という話の骨子が「灯台鬼」と全く同じである。そのため、「灯台鬼」が「中国奥地の達者」の元ネタの一つとなったと推定する説もある[3]。
[編集] 小説
[編集] 脚注
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