視覚障害者誘導用ブロック
視覚障害者誘導用ブロックの最新ニュースをまとめて検索!
視覚障害者誘導用ブロック(しかくしょうがいしゃゆうどうブロック)は、盲人などの視覚障害者を安全に誘導するために地面や床面に敷設されているブロック(プレート)である。安全交通試験研究センターの登録商標である点字ブロックの名でも知られる。ただし、通常の意味での点字は使われていない。
三宅精一により発明された。
歩道・鉄道駅・公共施設だけでなく、最近は通常の商店の出入り口近くなどにも設置されている。
平行した線が突起になっていて、移動の方向を示す「誘導ブロック(線状ブロック)」と、格子状の点が突起となっていて、注意喚起・警告を促す「警告ブロック(点状ブロック)」の2種類がある。進路が交差したり、曲がったり、行き止ったりする箇所に、点状ブロックが敷き詰められる。
色は、多くは黄色。景観への配慮から以前は灰色なども多かったが、弱視者がブロックの位置を見つけやすいようにするため、黄色への敷き替えが進んでいる。
プラットホームの縁は、かつては白線であったが、現在では黄色の点ブロックが埋め込まれている。
目次 |
[編集] JIS
2001年9月20日に制定された、JIS T9251で、以下のように定められている。
- ブロックの大きさは1辺30センチ以上
- 線状ブロックの線は4本以上、点状ブロックの点は5×5以上
- 点の頂部の直径は12ミリ。線の頂部の幅17ミリ、長さは270ミリ以上。底部はそれぞれプラス10ミリ(両側で)。
- 点・線の高さは5ミリ。
- 点の間隔は中心間で55~60ミリ。線の間隔は中心間で75ミリ。
- 他に、許容差なども定められている。
なお、実際の製品は、30センチのものと40センチのものが多い。線の数はほとんどの場合4本だが、点の数は多いことがある。
[編集] 問題点
高齢者など足腰の弱い人がつまづいてしまったり、車椅子の障害になる、雨天時や氷結時に滑りやすくなるなどの問題点も指摘されており、改善などが望まれている。
[編集] 一般からの認識
一般の人には、無理解・無頓着な人も多く、点字ブロックの上に商品が置かれたり、駐車・駐輪されていることも多く、視覚障害者がぶつかったり、白杖で突き倒すトラブルも多い。
また、駅のプラットホームで滑り止めを点字ブロックと間違えて、その上を歩いてしまう人もいるという。
[編集] 新たな視覚障害者誘導用ブロック
近年では、点字による誘導だけではなく、音声案内を併用する事によって、「どの方向に進めば、どこに行けるか」を、視覚障害者に認知させる商品(ブロックボイス) 「止まれ」のブロック上に一定時間(2秒)停止すると、複数方向に配置されたスピーカー内蔵のブロックから、進行方向にある施設名が音声案内されるようになっている。同商品は、国土交通省・新技術情報提供システム(NETIS)にも登録されており、各地の駅や福祉施設などに、約10年ほど前から採用されるようになっている。
学校機関では四国学院大学(香川県善通寺市)が、平成20年9月に全国の大学で初めて導入しており、学生達に障害者への支援や理解を促す試みにもしている。 [1]
最終更新 2009年11月3日 (火) 19:16 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【視覚障害者誘導用ブロック】変更履歴

