無音

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無音には、二つの読みと意味がある。

  1. むおん:がないこと、または音が聞こえない状態。この項目で述べる。
  2. ぶいん:長期間、音信不通であること。

また、山形県鶴岡市には「よばらず」と読む地名がある。

目次

[編集] 無音とは

音がない状態とは、すなわち大気がまったく振動しないということであり、このような状態は自然界には存在しない。したがって、いわゆる「完全な無音」という状態は、少なくとも地球上においては存在し得ない。ただし、無響室など、音に関する要因を可能なかぎり排除することで、無音に非常に近い状態を作り出すことは可能である。

なお、無音が物理学的に非常に特殊な状態であるということは、音の影響を受けている状態が普通といえる人間や、その他の動植物にとっても、特殊な状態であるのは間違いない。ただし、仮に人間を無音の状況下においた場合に、過度のストレスなどによって発狂するのかどうかについては、そのような記録がないため、はっきりとはしていない。

[編集] 別の無音

無音という状態については前述のとおりだが、鉛筆などで文字を書くときの音や衣類が擦れたときの音、あるいは呼吸心臓の鼓動など、が処理しないことで「沈黙と同等とされる音」がある。

実際には存在している音(振動)であるし、意識すればちゃんと聞こえるのだが、普段それらが音として認識されることは少ない。どのような動きもせずに音を発しない状態であれば、生理学的には無音が存在すると考えることもできる。

[編集] 芸術

4′33″ 
ジョン・ケージが無響室に入った際に、無音にもかかわらず高い音と低い音が聞こえたことから、無音は不可能であるとして作曲されるに至った。ちなみに「4′33″」という曲名は、ケージの話や初演演奏時間に由来する通称で、ケージ自身は「沈黙の奏者」と名づけている。

[編集] 関連項目

最終更新 2008年1月11日 (金) 14:56 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【無音】変更履歴

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