焼きつき

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焼き付き(やきつき)とは、

目次

[編集] 概要

[編集] 内燃機関における焼き付き

主に自動車二輪車等の内燃機関は、高速でピストン運動をしている。焼き付きとは、普段シリンダーピストンの間にある油膜が一瞬でも無くなり、シリンダー又はピストンに傷が入る現象の事である。

主に焼き付きやすいのは、1往復(工程換算2回(=2stroke))で1行程が完結する2ストローク機関エンジンであるが、キャブレター内の各ジェットを調整する事によって焼き付きにくくする事は可能である。キャブレターからエンジンに送り込む混合気が薄いと焼きつきが起こりやすい。

初めて焼き付きを経験する際は、焼き付きだと解らない事が多い。急にエンジンがストールし、タンクにガソリンはあるものの、キックをしてもいつもよりキックが軽く、エンジンが全くかからない場合、焼き付きか抱き付き(焼きつきの軽度)の可能性がある。

等の山地では空気の密度が低いので必然的に焼き付きやすくなるが、ノーマルの状態では混合気が濃いので、焼き付く心配はまず無い。反対に、エンジンをボアアップする場合、エンジンに対する混合気がほぼ確実に足りなくなるので、ボアアップする際にはキャブレターの口径を大きくする、ジェット類の番手を上げる等の対策が必要である。これらの対策を施さず、高回転まで回した場合、焼き付く可能性は極めて高くなる。

軽度な焼き付きであれば耐水ペーパー等で研磨すれば再始動可能であるが、重度の焼き付きの場合は部品の交換をしなければならない。

[編集] 軸受の焼き付き

軸受、特に「すべり軸受」の場合、軸受表面の油膜がなくなると、軸受表面に傷が入ってしまい、摩擦が大きくなり、最終的には軸及び軸受が溶解してしまう。 一旦焼き付きが起こると、軸は肉盛りして研削する必要がある。軸受は交換が必要である。

焼き付きを防ぐために、定期的な潤滑剤の充填が必要である。 メンテナンスを省略・省力化するために「転がり軸受」さらに「シールドベアリング」が用いられるようになった。

[編集] プレス金型の焼き付き

プレス加工において、適切なクリアランスの設定をせず、あるいは心出しが不適切なまま加工を行った場合、金型とワーク(材料)との間に過剰な摩擦熱が発生し、材料が金型に固着したり金型表面が溶解したりする。 最悪の場合は焼き付きをとおり越して金型やプレス機械の破壊を引き起こす。

焼き付きを防ぐためには、適切な金型の調整を行い、深絞り加工の場合は潤滑剤を使用する。

[編集] 関連項目

最終更新 2008年7月31日 (木) 04:56 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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