片町線
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| 片町線(学研都市線) | |
|---|---|
| 路線総延長 | 55.4 km |
| 軌間 | 1067 mm |
| 電圧 | 1500V 架空電車線方式 (直流) |
| 最高速度 | 110 km/h |
片町線(かたまちせん)は、京都府木津川市の木津駅から大阪府大阪市の京橋駅に至る西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道路線(幹線)である。1988年3月13日に学研都市線(がっけんとしせん)の愛称が設定された。このほか、通称城東貨物線と呼ばれる鴫野駅 - 吹田駅間及び正覚寺信号場 - 平野駅間の貨物支線を持つ。
目次 |
[編集] 概要
JR西日本のアーバンネットワークの一角を成す路線である。生駒山地の北端を廻り、大阪府北東部の都市や京都府南部に広がる住宅地と大阪・阪神方面との通勤・通学路線となっている。また愛称の通り関西文化学術研究都市田辺地区のアクセス路線でもある。
元は路線名の由来であった片町駅が終点だったが、同駅がJR東西線開業と同時に同線の大阪城北詰駅に置き換わる形で廃止されたため、京橋駅が終点となった。片町駅が廃止された後も正式な路線名は変更されていない。
関西の国鉄(現JR)線で初の電化区間であり、関西国電発祥路線とも言える。また国鉄線では武蔵野線に次いで、西日本の国鉄線では初めて自動改札機を採用した路線でもある。
ラインカラーは黄緑(■)。選定理由は「これからの若いエネルギーをイメージ」とされている。
旅客営業区間の全線が大阪近郊区間に含まれる。また長尾駅 - 京橋駅間が電車特定区間に含まれ、区間外よりも割安な運賃設定となっている。すべての駅で乗車カードとしてICOCAおよびこれと相互利用可能なICカードが利用可能となっており、またJスルーカードが一部の駅を除いて自動券売機で乗車券に引き換えることにより利用することができる。
[編集] 城東貨物線の旅客化
詳細は「おおさか東線」を参照
城東貨物線は、日本貨物鉄道(JR貨物)が同線を経由する貨物列車を運行しているが、そのうち鴫野 - 吹田間は第三セクター会社の大阪外環状鉄道によっておおさか東線として旅客線化する工事が進められている。2008年3月15日には城東貨物線の一部であった南側の放出 - 久宝寺間が先行開業した。当初2006年度に新大阪 - 久宝寺間の開業を予定していたが、用地買収の難航や新大阪駅付近にある開かずの踏切で地元との調整が難航していたことなどから遅れていたが、梅田貨物線に乗り入れることで解消し2018年度末までに開業する予定である。
[編集] 路線データ
- 路線距離(営業キロ): 全長 55.4km
- 軌間:1067mm
- 駅数:24駅(起終点駅含む、貨物支線除く)
- 複線区間:松井山手 - 京橋間
- 電化区間:正覚寺信号場 - 平野間を除く全線(直流1500V)
- 閉塞方式
- 木津 - JR三山木:自動閉塞式(特殊)
- JR三山木 - 松井山手:単線自動閉塞式
- 松井山手 - 京橋:複線自動閉塞式
- 保安装置
- (2011年度中に全線がATS-Pに統一される予定)
- 運転指令所:新大阪総合指令所
- 運行管理システム:正覚寺信号場 - 平野間 大阪環状・大和路線運行管理システム(SUNTRAS)
- 最高速度:110km/h
- 保線区:木津 - 星田間(大和路線保線区)、星田 - 京橋間(天王寺保線区)
全区間大阪支社の直轄である。
[編集] 沿線概況
| 停車場・施設・接続路線 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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京都府内は生駒山地の東側から北側に沿っており、ほぼ全区間が単線である。関西文化学術研究都市の沿線であるため近年は利用者が増え、現在、木津 - 京田辺間の各駅では改良工事が行われている。
起点である木津駅は京都府の南部に位置し、片町線(学研都市線)の列車は1線のみを使用している。木津駅を出ると大きく左にカーブし、住宅地の合間をカーブしながら抜けると右側にのみホームのある西木津駅、その先で右にカーブして近鉄京都線を潜ると、田畑が目立つようになり、しばらく近鉄線と並走して行き違い設備のある祝園駅に着く。左側にホームのある下狛駅を過ぎると、右手には近鉄西大寺検車区宮津車庫が広がっており、その終端あたりに行き違い設備を持つJR三山木駅、続いて同志社大学京田辺キャンパスの最寄り駅である同志社前駅、天井川を潜り京田辺駅に着く。京田辺駅では終日、列車の増結・解放が行われているが、これは京田辺以南は4両編成でしか運転できないためである。
京田辺を出ると、再度天井川を潜り、京奈和自動車道との交差部に大住駅、左右にカーブを進みながら住宅地が多くなると掘削駅の松井山手駅となる。松井山手駅は線内で一番新しい駅であり、駅周辺のニュータウン開発に伴い開業した。松井山手駅からは複線で、京橋方面からの普通列車のほとんどがこの駅で折り返しており、引き上げ線も1線設けられている。第二京阪道路を越えると大阪府に入る。
大阪府内は四条畷付近まで生駒山地の北側から西側を走り、進路を変えて西進する。大阪府に入るとすぐに長尾駅、藤阪駅と続く。津田駅では島式2面4線の用地が確保されているが、実際に線路が敷設されているのは内側2線のみで東側1線は保線基地として使用されている。京阪交野線との乗換駅である河内磐船駅を過ぎると、高架駅である星田駅。高架を下りると掘削駅である東寝屋川駅となり、再び住宅地が目立つようになると、その先で再び高架となり忍ヶ丘駅、高架を下り地上駅で2面4線の四条畷駅に着く。四条畷駅は、京橋方面からの列車はどのホームでも折り返すことができる駅で朝夕のラッシュ時は四条畷着発の列車が数多く設定されている。
続く野崎駅は野崎観音の最寄り駅で、参道は商店街となっている。大きく右にカーブして、恩智川を渡ると高架駅2面4線の住道駅、鴻池新田駅と続き、近畿車輛を左手に眺めて地上に降りて徳庵駅となる。近畿車輛では、JR西日本の車両のほか、他社の車両も多く製造しており、車窓からも他社の車両を見ることもできる。
徳庵を過ぎて大きく右にカーブすると、下り線はおおさか東線を越えるための高架となり、その高架からは森ノ宮電車区放出派出所を眺めることができる。放出駅ではおおさか東線が分岐し、同線に直通する快速列車も運転されている。
鴫野駅はカーブ区間にホームが設置されており、駅係員も終日ホームに常駐している。城東貨物線が右に別れ、左にカーブすると現在の片町線の終点である京橋駅に到着する。なお一部の折り返し列車を除き大半の列車がJR東西線へ直通運転を行う。
かつての終着駅であった片町駅は、京橋駅からそのまま直進した場所にあった。
[編集] 運行形態
1989年に木津駅 - 長尾駅間が電化されるまでは長尾駅で運転系統が分かれ、木津駅 - 長尾駅間には気動車が運行されていた(歴史も参照)。
JR東西線開業後は同線と一体的な運行形態が組まれており、福知山線(JR宝塚線)宝塚・新三田・篠山口方面、および東海道・山陽本線(JR神戸線)神戸・西明石方面と直通運転が行われている。普通や快速列車のほか、早朝と夕方のラッシュ時、深夜には区間快速が運転されている。JR東西線内はすべての列車が各駅に停車する。
おおさか東線経由で運転される直通快速を除き全列車7両編成で運転されているが、京田辺駅以南は4両編成で運転されている。このため、終日京田辺駅で車両の増結・切り離しが行われている。207系の量産車に4両編成と3両編成があるのは、このような運用を考慮したものである。
なお、2010年3月(2009年度末)をめどに木津駅 - 同志社前駅間のホームを延伸し、奈良駅・木津駅 - 京田辺駅間でも7両編成で運転を行う予定であることが発表されている[1]。
[編集] 快速
昼間は15分間隔で運転。平日の朝ラッシュと深夜は20分間隔で運転されている。また、平日の朝ラッシュは京橋方面の四条畷駅以西は区間快速とあわせて6分 - 13分間隔で運転され、深夜の木津発快速京橋行き1本を除き全列車が福知山線(JR宝塚線)宝塚・篠山口方面に直通する。大半が同志社前駅または木津駅までの運転であり、木津駅までは30分おきに運行される。早朝・深夜には木津駅から関西本線(大和路線)に乗り入れ奈良駅発着となる列車が3本あるが、奈良線の快速とは異なり平城山駅に停車する。
また昼間は四条畷駅で、ラッシュ時間帯は基本的に住道駅で普通列車と緩急接続を行う(2009年3月14日改正現在)。
快速列車は1989年3月から本格運行を始め、当初は平日のみ上り1本、下り3本が運転され、停車駅は、長尾・四条畷・住道・放出・京橋・片町であった。最初の1年間は全区間3両編成で運転されていたが、混雑が非常に激しいことから1990年3月から4両編成に変更された。1997年3月にJR東西線が開通するまでは、朝の同志社大学への通学用に片町発同志社前行き(7両編成で運転し、松井山手駅で後3両を解放)が2本運転されていたのを除き、朝ラッシュ時には快速列車は運転されず、昼間は1時間3本で同志社前駅 - 木津駅間は40分間隔、夕方以降も4両編成で1時間4本の同志社前駅 - 木津駅間は30分間隔で運転されていた。
[編集] 直通快速
おおさか東線が部分開業した2008年3月15日から、奈良駅 - 尼崎駅間に関西本線(大和路線)・おおさか東線経由で朝夕に運転している[2]。運行本数は朝に奈良発尼崎行き4本、夕方に尼崎発奈良行4本。車両は223系6000番台4両編成を2本連結した8両編成が使用されている。
尼崎駅から東海道・山陽本線(JR神戸線)西明石または福知山線(JR宝塚線)新三田方面への運転が検討されていたが、JR福知山線脱線事故発生後、ゆとりのないダイヤに批判が相次いだことから、乗り入れするかどうかを含めて再検討されていた。
[編集] 区間快速
京橋方面行きは早朝と朝ラッシュ時に、木津方面行きは夕ラッシュ時と深夜に運転されている。京橋駅 - 四条畷駅間が快速区間となり、四条畷駅以東は各駅に停車する。早朝は基本的に奈良駅・木津駅始発だが、ラッシュ時間帯・深夜は同志社前駅・京田辺駅・松井山手駅発着となる。なおJR宝塚線・JR神戸線には区間快速が設定されていないため、上りは尼崎駅で快速から区間快速に、下りは京橋駅で区間快速から普通に種別が変わる。
[編集] 普通
終日にわたって東海道・山陽本線(JR神戸線)三ノ宮・西明石方面と直通運転しており、基本的には松井山手駅 - 西明石駅間で毎時4本運転されている。ラッシュ時には加古川駅始発の直通列車や福知山線(JR宝塚線)との直通運転のほか、京橋駅 - 四条畷駅・放出駅・松井山手駅間の区間運転が存在する(京橋駅発着の列車は『JR時刻表』には掲載されていない)。また早朝と木津駅からの最終列車のみ木津駅発着で運転されている。
[編集] 女性専用車
| 女性専用車 | ||||||||
| ←京橋 | 木津→ | |||||||
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平日ダイヤの初発 - 9:00と、17:00 - 21:00まで、207系の木津方から3両目と321系の5号車が女性専用車となっている。乗車位置には女性専用車の案内表示がある。なお、ダイヤ乱れの際は女性専用車が解除されることがある。
JR西日本は「車内での迷惑行為防止の観点から、安心して利用できる車内空間を提供することを目的としている。」と公式サイト上でコメントしている[3]。
[編集] 使用車両
下記の両数は2009年3月現在。
- 207系
- すべて網干総合車両所に所属し、明石品質管理センターに配置されている。F1編成と呼ばれる試作車7両編成1本、3両編成66本198両[4]と4両編成68本272両の全477両が学研都市線で運用されている。F1編成は後述する321系と共通運用であるのに対し、4両編成と3両編成はJR神戸・宝塚・京都・東西・学研都市・琵琶湖線で共通運用される。3両編成は京田辺以東への運用はない。4両編成は木津から関西本線(大和路線)に乗り入れて奈良までの運用(直通快速ではない)がある。
- 学研都市線では1991年4月30日から営業運転を開始した。最初に投入されたのはF1編成の7両固定編成で、量産車は同年12月から投入された。F1編成は2002年3月23日のダイヤ改正時にJR東西・学研都市線の運用からは撤退したが、その後2005年4月25日のJR福知山線脱線事故が起きた際に一時的に復帰、翌2006年3月18日のダイヤ改正時に再撤退、下記の321系と共通運用になっている関係で2008年3月15日改正で再び入線するようになるなど、当線への入線と撤退を繰り返している。
- 321系
- 網干総合車両所に所属し、明石品質管理センターに配置されている。2008年3月14日より学研都市線でも運用開始。通常は京橋駅 - 松井山手駅間の区間快速と普通列車のみだが、ダイヤが乱れた際などには突発的に快速に充当されることがあり、この関係で京田辺まで入線することがある。
- 223系6000番台
- 宮原総合運転所に所属している。おおさか東線経由で運行される直通快速のため、京橋駅 - 放出駅間でのみ使用されている。
アーバンネットワーク内の路線では珍しく、全区間の列車が2008年3月14日までロングシート車で占められていた(JR東西線も同様)。放出駅 - 木津駅間では3月15日以降もロングシート車のみが運用されている。
[編集] 歴史
片町駅 - 四条畷駅間は、浪速鉄道が生駒山地北部の飯盛山西麓にある野崎観音(慈眼寺)・四條畷神社への参詣鉄道として1895年に開業させたもの。四条畷駅 - 新木津駅・木津駅間は、その頃、大阪進出を計画していた関西鉄道が1897年に浪速鉄道とともに合併した城河鉄道から四条畷駅 - 長尾駅 - 木津駅間の鉄道敷設免許を譲り受け、翌1898年に開通させたものである。
関西鉄道は網島駅 - 四条畷駅 - 新木津駅間を名阪間を結ぶ本線とし、網島駅 - 名古屋駅間に四条畷駅経由で直通列車を運転するが、1900年に大阪鉄道を合併して名阪間の本線を王寺駅経由に変更、さらに加茂駅 - 奈良駅間を大仏駅経由から木津駅経由に変更した1907年より後は、木津駅 - 桜ノ宮駅・片町駅間を結ぶだけのローカル線となった。同年国有化され、1909年に木津駅 - 桜ノ宮駅間を桜ノ宮線、放出駅 - 片町駅間を片町線とするが、1913年に放出駅 - 桜ノ宮駅間を廃止し、木津駅 - 片町駅間が片町線となった。
1932年、四条畷駅 - 片町駅間が関西の国電区間では初めて電化され(1929年に開通した阪和線は当時阪和電鉄という私鉄)、木津駅 - 四条畷駅間はC11形蒸気機関車が牽引する汽車、四条畷駅 - 片町駅間は電車になった。C11形投入後は蒸気機関車が廃止されるまで、同機が専ら列車牽引に用いられた。
戦前の当路線の特色として、陸軍大阪砲兵工廠(現在の大阪ビジネスパークの地にあった)と沿線に設置された工廠や火薬庫を結ぶ軍需輸送がある。これらの施設までは陸軍の専用線が敷設されていた(星田駅 - 香里製造所・津田駅 - 中宮(禁野火薬庫)・現在の下狛駅付近 - 祝園弾薬庫の3線)。戦後、施設の廃止により香里と中宮に至る専用線は道路化されたが、戦後に米軍および自衛隊の施設に転用された祝園の専用線はその後も使われ、現在もその跡をわずかに留めている。なお、香里製造所は1958年から香里団地に流用され、専用跡は枚方市道・交野市道に流用された。中宮の禁野火薬庫は小松製作所大阪工場に流用され、1967年10月からはこの頃に一般国道昇格が決定された主要地方道水口枚方線(1970年4月1日に国道307号線へ昇格)バイパスに流用されている。
戦後の1949年には、四条畷駅 - 片町駅間22分間隔、所要34分のところを20分間隔、所要昼間22分、朝夕24 - 26分に増発・スピードアップされた。1950年に長尾駅 - 四条畷駅間が電化され、非電化区間はキハ41000形気動車に変わり、汽車は木津駅 - 放出駅間1日2 - 3往復(放出駅 - 片町駅間と城東貨物線については不明)の貨物列車だけになった(1972年に蒸気機関車使用廃止)。その後は、長らく電化区間が延びず、木津駅 - 長尾駅間は気動車が昼間以降1 - 2時間間隔で運転されるだけであったが、国鉄分割民営化後の1989年に木津駅 - 長尾駅間が電化され、多数の電車が運転されるようになった。
1997年、JR東西線が開業し福知山線(JR宝塚線)・東海道本線(JR神戸線)との直通運転を開始。同時に京橋駅 - 片町駅間が廃止された。
[編集] 年表
以下で区間の「廃止」は特に注記がなければ当該駅および信号場間の営業線としての廃止を意味する。廃止日以降も車両基地への回送線としてや、重複区間であるため一部区間では線路が残っている(いた)場合はその旨注記した。
- 1895年(明治28年)8月22日 浪速鉄道により片町駅 - 四条畷駅間(8M5C≒12.98km)が開業。全線単線。片町駅、放出駅、徳庵駅、住道駅、四条畷駅開業。
- 1896年(明治29年)6月9日 全線で営業距離が9C(≒0.18km)延長。
- 1897年(明治30年)2月9日 浪速鉄道が関西鉄道に路線を譲渡。
- 1898年(明治31年)4月12日 四条畷駅 - 長尾駅間(8M23C≒13.34km)が延伸開業。津田駅、長尾駅開業。
- 6月4日 長尾 - 新木津間(11M23C≒18.17km)が延伸開業。田辺駅、祝園駅、新木津駅開業。
- 7月1日 星田駅が開業。
- 9月16日 木津駅 - 新木津駅間(29C≒0.58km)が延伸開業し、現在の奈良線である奈良鉄道線に接続。起点を片町駅から木津駅に変更。
- 11月8日 支線 放出駅 - 寝屋川聯絡所間(1M35C≒2.31km)が開業。寝屋川聯絡所開設。
- 11月18日 加茂駅 - 新木津駅間(3M64C≒6.12km)、寝屋川聯絡所 - 網島駅間(1M6C≒1.73km)が延伸開業。名古屋駅 - 新木津駅 - 網島駅間が本線となり、同区間で直通列車を運転開始。支線となった放出駅 - 片町駅間の旅客営業廃止。網島駅開業。
- 1899年(明治32年)5月15日 野崎仮停車場開業。
- 1900年(明治33年)6月6日 大阪鉄道(奈良駅 - 湊町駅間)本線編入に伴い、加茂駅 - 新木津駅 - 網島駅間は支線となる。
- 1901年(明治34年)1月18日 支線 新木津駅 - 木津駅間休止。
- 1902年(明治35年)11月12日 営業距離の単位をマイル・チェーンからマイルのみに変更(加茂駅 - 網島駅間 31M71C→31.9M、放出駅 - 片町駅間 2M17C→2.2M、網島駅 - 桜ノ宮駅間 57C→0.7M、新木津駅 - 木津駅間 29C→0.4M)。
- 1905年(明治38年)1月1日 放出駅 - 片町駅間の旅客営業再開。
- 1907年(明治40年)8月21日 加茂駅 - 新木津駅間(3.8M≒6.12km)休止。新木津駅を新木津給水所に変更。
- 10月1日 関西鉄道が国有化。新木津給水所を新木津給水給炭所に変更。
- 11月1日 - 加茂駅 - 新木津駅間(0.4M≒0.64km)が正式に廃止。木津駅 - 桜ノ宮駅間で営業距離が0.2M(≒0.32km)延長。
- 1909年(明治42年)10月12日 線路名称制定、木津駅 - 桜ノ宮駅間を桜ノ宮線、放出駅 - 片町駅間を片町線とする。
- 1911年(明治44年)8月29日 新木津給水給炭所廃止。
- 1912年(明治45年)4月21日 野崎仮停車場を野崎駅に変更。鴻池新田駅開業。片町駅構内扱いで京橋口乗降場設置。
- 5月11日 - 新喜多駅開業。
- 1913年(大正2年)11月15日 放出駅 - 桜ノ宮駅間(3.1M≒4.99km)が廃止。木津駅 - 片町駅間を片町線とする。片町駅京橋口乗降場を京橋駅に統合。網島駅、寝屋川聯絡所廃止。この時、放出駅 - 中野町信号所 - 桜ノ宮駅間に連絡線を開設(廃止時期不明)。
- 1916年(大正5年)12月11日 新喜多駅廃止。
- 1922年(大正11年)4月1日 中野町信号所を中野町信号場に改称。
- 1927年(昭和2年)12月10日 放出駅 - 鴫野駅間が複線化。貨物支線 京橋駅 - 淀川駅間(1.2M≒1.93km)、放出駅 - 淀川駅間(3.0M≒4.83km)が開業し(貨)淀川駅が開業。
- 1929年(昭和4年)3月15日 貨物支線 淀川駅 - 千里信号場 - 吹田駅間(6.2M≒9.98km)が開業。中間に巽信号場、千里信号場開設。
- 1930年(昭和5年)4月1日 営業距離の単位をマイルからメートルに変更(木津駅 - 片町駅間 28.1M→45.4km、放出駅 - 淀川駅間 3.0M→4.8km、淀川駅 - 吹田駅間 6.2M→10.0km、京橋駅 - 淀川駅間 1.2M→1.8km)。
- 1931年(昭和6年)8月10日 貨物支線 放出駅 - 正覚寺信号場 - 平野駅間 (8.4km)、放出駅 - 吹田駅間 (10.7km) が開業。関西本線との分岐点に正覚寺信号場(初代)開設。
- 1932年(昭和7年)7月8日 千里信号場廃止。
- 11月1日 放出駅 - 京橋駅間に鴫野信号場を開設。
- 12月1日 四条畷駅 - 片町駅間、鴫野信号場 - 吹田駅間が電化。
- 1933年(昭和8年)9月1日 鴫野信号場を駅に変更し鴫野駅が開業。
- 1935年(昭和10年)12月2日 河内磐船駅が開業。
- 1939年(昭和14年)10月15日 貨物支線 放出駅 - 竜華操車場 - 八尾駅間 (10.4km) が開業。正覚寺信号場(初代)を平野駅に統合し廃止。
- 1941年(昭和16年)7月25日 正覚寺信号場(2代目)開設。
- 1943年(昭和18年)10月1日 貨物支線 放出駅 - 平野駅間に蛇草信号場、放出駅 - 吹田駅間に都島信号場開設。
- 1945年(昭和20年)頃 野崎駅 - 住道駅間に東住道仮乗降場開業。朝夕通勤時のみ列車が停車した。
- 1948年(昭和23年)頃 東住道仮乗降場廃止。
- 1950年(昭和25年)12月25日 長尾駅 - 四条畷駅間が電化。
- 電化当初は4両編成の電車が40 - 60分間隔で1日21往復。木津駅 - 長尾駅間は気動車1日9往復と早朝に下り貨客混合列車1本。
- 1952年(昭和27年)12月1日 西木津駅、下狛駅、上田辺駅、大住駅が開業。
- 1953年(昭和28年)5月1日 忍ヶ丘駅が開業。
- 1954年(昭和29年) 津田駅 - 禁野火薬庫と星田駅 - 香里製造所の専用線(禁野側線・香里側線)を廃止。
- 1955年(昭和30年)1月25日 鴫野駅 - 片町駅間が複線化。
- 1961年(昭和36年)4月25日 貨物支線 京橋駅 - 淀川駅間 (1.8km) が廃止(ただし、大阪環状線列車の淀川電車区への入出区のために、線路自体は存続)。
- 12月10日 正覚寺信号場(2代目)を平野駅に統合し廃止。
- 1969年(昭和44年)2月27日 四条畷駅 - 住道駅間が複線化。
- 1972年(昭和47年)6月30日 祝園弾薬庫線(川西側線)が廃止。
- 1976年(昭和51年) 101系電車が大阪環状線から転入開始。
- 1977年(昭和52年)3月 旧形電車(73系)の運行終了。
- 1979年(昭和54年) 103系電車6両編成が新製投入される。また、101系5両編成を6両編成に増強。
- 1979年(昭和54年)10月1日 四条畷駅 - 長尾駅間が複線化。藤阪駅、東寝屋川駅が開業。長尾駅 - 片町駅間の各駅に関西の国鉄線では初めて自動改札機設置。
- 1982年(昭和57年)11月15日 貨物支線 放出駅 - 淀川駅間 (4.8km)、淀川駅 - 吹田駅間 (10.0km) が廃止。淀川駅、巽信号場、都島信号場廃止。ただし、片町線電車の淀川電車区への出入区のために、線路自体は淀川電車区移転まで存続。また放出駅 - 鴫野駅間、巽信号場 - 吹田駅間は現存区間と重複。
- 1983年(昭和58年)3月21日 103系電車が京阪神緩行線から順次、大量に転入(1984年9月30日に完了)。
- 1985年(昭和60年)3月14日 片町線の車両基地である淀川電車区が、大阪市都島区中野町から現在地の東大阪市川俣に完全移転。放出駅 - 淀川駅間、京橋駅 - 淀川駅間の淀川電車区出入区線が完全に廃止される。
- 1986年(昭和61年)4月1日 同志社前駅が開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道が継承。日本貨物鉄道が一部区間の第二種鉄道事業者となる。木津駅 - 徳庵駅間の貨物営業廃止。放出駅 - 八尾駅間、鴫野駅 - 吹田駅間が戸籍上旅客営業開始。
- 1988年(昭和63年)3月13日 学研都市線の愛称使用開始。快速列車の運行開始(当初は平日のみ上り1本・下り2本。停車駅は長尾駅・四条畷駅・住道駅・放出駅・京橋駅・片町駅)。
- 9月1日 - 河内磐船駅が快速停車駅になる。
- 1989年(平成元年)
- 3月11日 木津駅 - 長尾駅間が電化。大住駅 - 長尾駅間が経路変更で0.1km短縮、同区間に松井山手駅が開業、松井山手駅 - 長尾駅間複線化。快速列車を大幅増発。
- 6月頃、片町線から101系電車が撤退(7両編成を6両編成化した上で森ノ宮電車区に転属し、桜島線や大阪環状線で1991年まで運用)。
- 1991年(平成3年)4月30日 207系電車営業運転開始
- 1996年(平成8年)9月 103系電車が撤退(使用されていた103系は1991年以降、大阪環状線・関西本線(大和路線)・奈良線・阪和線などに転属された)。
- 1997年(平成9年)3月8日 JR東西線開業により、福知山線(JR宝塚線)・東海道本線(JR神戸線)との直通運転を開始。京橋駅 - 片町駅間 (0.5km) 廃止。片町駅廃止。田辺駅を京田辺駅、上田辺駅をJR三山木駅に改称。
- 1999年(平成11年)5月10日 区間快速の運転開始。
- 2002年(平成14年)3月23日 京都府や京田辺市などの負担で京田辺駅 - 松井山手駅間の高速化事業完成。増解結駅が松井山手駅から京田辺駅に変更となる。星田駅が快速停車駅になる。
- 2003年(平成15年)3月 貨物支線の蛇草信号場廃止。
- 2007年(平成19年)12月16日 貨物支線に俊徳道信号場を設置。放出駅 - 俊徳道信号場間複線化。
- 2008年(平成20年)
- 3月9日 貨物支線の俊徳道信号場廃止、正覚寺信号場(3代目)を新設。俊徳道信号場 - 正覚寺信号場間複線化。
- 3月14日 321系電車営業運転開始。
- 3月15日 貨物支線 放出駅 - 八尾駅間 (10.4km) 廃止(おおさか東線開業のため)。平野駅側の貨物支線は片町線のまま存続するため、正覚寺信号場 - 平野駅間を片町線の支線とする。
- 2009年(平成21年)10月4日 貨物支線 正覚寺信号場 - 平野駅間に大阪環状・大和路線運行管理システム (SUNTRAS) を導入。
[編集] 駅一覧
- 普通列車は全駅に停車する(表中では省略)。
- 凡例
- 駅名 … ◇:貨物取扱駅(定期貨物列車の発着なし)、
:特定都区市内「大阪市内」の駅 - 停車駅 … ●:全列車停車、|:全列車通過
- 単線/複線 … ∥:複線区間、◇:単線区間(列車交換可能)、|:単線区間(列車交換不可)、▽:木津方面同士の列車交換不可、∧:ここより下は複線
| 駅名 | 駅間営業キロ | 累計営業キロ | 区間快速 | 快速 | 直通快速 | 接続路線 | 単線/複線 | 所在地 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 直通運転区間 | 木津から ○快速・区間快速の一部…大和路線奈良駅まで 放出から ○直通快速…おおさか東線経由奈良駅まで |
||||||||
| 木津駅 | - | 0.0 | ● | ● | 西日本旅客鉄道:関西本線(大和路線)・奈良線 | | | 京都府 | 木津川市 | |
| 西木津駅 | 2.2 | 2.2 | ● | ● | | | ||||
| 祝園駅 | 2.9 | 5.1 | ● | ● | 近畿日本鉄道:京都線(新祝園駅) | ◇ | 相楽郡 精華町 |
||
| 下狛駅 | 2.3 | 7.4 | ● | ● | | | ||||
| JR三山木駅 | 2.0 | 9.4 | ● | ● | ◇ | 京田辺市 | |||
| 同志社前駅 | 1.1 | 10.5 | ● | ● | ▽ | ||||
| 京田辺駅 | 1.9 | 12.4 | ● | ● | 近畿日本鉄道:京都線(新田辺駅) | ◇ | |||
| 大住駅 | 2.1 | 14.5 | ● | ● | ◇ | ||||
| 松井山手駅 | 2.5 | 17.0 | ● | ● | ∧ | ||||
| 長尾駅 | 1.6 | 18.6 | ● | ● | ∥ | 大阪府 | 枚方市 | ||
| 藤阪駅 | 1.6 | 20.2 | ● | | | ∥ | ||||
| 津田駅 | 1.6 | 21.8 | ● | | | ∥ | ||||
| 河内磐船駅 | 3.2 | 25.0 | ● | ● | 京阪電気鉄道:交野線(河内森駅) | ∥ | 交野市 | ||
| 星田駅 | 2.1 | 27.1 | ● | ● | ∥ | ||||
| 東寝屋川駅 | 1.7 | 28.8 | ● | | | ∥ | 寝屋川市 | |||
| 忍ヶ丘駅 | 1.3 | 30.1 | ● | | | ∥ | 四條畷市 | |||
| 四条畷駅 | 1.9 | 32.0 | ● | ● | ∥ | 大東市 | |||
| 野崎駅 | 1.3 | 33.3 | | | | | ∥ | ||||
| 住道駅 | 2.2 | 35.5 | ● | ● | ∥ | ||||
| 鴻池新田駅 | 2.4 | 37.9 | | | | | ∥ | 東大阪市 | |||
| 徳庵駅◇ | 1.9 | 39.8 | | | | | ∥ | ||||
放出駅 |
1.8 | 41.6 | ● | ● | ● | 西日本旅客鉄道:おおさか東線(一部直通運転:上記参照) | ∥ | 大阪市 鶴見区 |
|
鴫野駅 |
1.6 | 43.2 | | | | | | | 大阪市営地下鉄:■今里筋線 (I19) 西日本旅客鉄道:片町線貨物支線(城東貨物線) |
∥ | 大阪市 城東区 |
|
京橋駅 |
1.6 | 44.8 | ● | ● | ● | 西日本旅客鉄道:JR東西線(一部直通運転:下記参照)・大阪環状線 京阪電気鉄道:京阪本線 大阪市営地下鉄:■長堀鶴見緑地線 (N22) |
∥ | ||
| 直通運転区間 | JR東西線経由 ○普通…東海道本線(JR神戸線)西明石駅・加古川駅まで ○普通・快速…福知山線(JR宝塚線)篠山口駅まで |
||||||||
[編集] 貨物支線
「おおさか東線#城東貨物線」も参照
- 全駅・信号場とも大阪府に所在。
| 駅名 | 営業キロ | 接続路線 | 所在地 |
|---|---|---|---|
| 城東貨物南連絡線 | |||
| 正覚寺信号場 | 0.0 | 西日本旅客鉄道:おおさか東線 | 大阪市平野区 |
| 平野駅 | 1.5 | 西日本旅客鉄道:関西本線 日本貨物鉄道:関西本線貨物支線(百済駅方面) |
|
| 城東貨物線 | |||
| 放出駅 | 0.0 | 西日本旅客鉄道:片町線(本線)・おおさか東線 | 大阪市鶴見区 |
| 鴫野駅 | 1.6 | 西日本旅客鉄道:片町線(本線) | 大阪市城東区 |
| 巽信号場 | (2.9) | ||
| 都島信号場 | (5.7) | ||
| 千里信号場 | (10.3) | ||
| 吹田駅 | 10.7 | 西日本旅客鉄道:東海道本線(本線・北方貨物線・梅田貨物線) | 吹田市 |
[編集] 廃止区間
- 2008年3月15日廃止区間
- 放出駅 (0.0km) - 蛇草信号場 (4.8km) - 旧 竜華操車場 (9.6km) - 八尾駅 (10.4km)
- 1997年3月8日廃止区間
- 京橋駅 (0.0km) - 片町駅 (0.5km)
- 1982年11月15日廃止区間
- 放出駅 (0.0km) - 鴫野駅 (1.6km) - (貨)淀川駅 (4.8km)
- (貨)淀川駅 (0.0km) - 巽信号場 (2.2km) - 都島信号場 (5.0km) - 千里信号場 (9.6km) - 吹田駅 (10.0km)
- ※淀川電車区出入区のため、1985年3月14日まで線路は存続した。放出駅 - 鴫野駅間、巽信号場 - 吹田駅間は現存区間と重複
- 1961年4月25日廃止区間
- 京橋駅 (0.0km) - (貨)淀川駅 (1.8km)
- ※大阪環状線から分岐。淀川電車区出入区のため1985年3月14日まで路線は存続した。
- 廃止時期不明
- 放出駅 - (寝屋川聯絡所) - 中野町信号場 - 桜ノ宮駅
- ※1913年11月15日開設の非営業の連絡線で同日廃止の網島駅経由の路線の代替をなすものだが、廃止時期不明。京橋 - 淀川間貨物線がこの路線をオーバークロスするように建設されている。
- 1913年11月15日廃止区間(桜ノ宮線)
- 放出駅 (0.00km) - 寝屋川聯絡所 (2.3km) - 網島駅 (3.86km) - 桜ノ宮駅 (4.99km)
- 1907年8月21日廃止区間
- 加茂駅 (0.0km) - 新木津駅 (6.12km)
[編集] 廃駅
括弧内は木津駅起点の営業キロ。廃止区間の駅を除く。
- 新木津駅 : 1907年給炭所に格下げ、1911年廃止、木津 - 西木津間(約0.6km)
- 東住道仮乗降場 : 1948年頃廃止、野崎 - 住道間
- 新喜多駅 : 1916年廃止、鴫野 - 京橋間(約44.0km)
[編集] 脚注
- ^ 2007年5月定例社長会見 - 西日本旅客鉄道 2007年5月16日
- ^ 平成20年春ダイヤ改正についてPDF - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2007年12月20日
- ^ 車両に関するサービス(女性専用車両) - JRおでかけネット
- ^ 207系3両編成は67本201両在籍するが、1編成はJR福知山線脱線事故の証拠品として兵庫県警に押収されている。
[編集] 関連項目
- 日本の鉄道路線一覧
- アーバンネットワーク
- 東大阪電気鉄道(森ノ宮-逢坂-奈良間の未成線)
- 奈良電気鉄道大阪延伸線(新玉造 - 西長尾 - 小倉間の未成線)
- 大阪電気軌道四条畷線(桜ノ宮 - 蒲生 - 住道 - 額田間の未成線)
[編集] 外部リンク
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