牙狼-GARO-スペシャル 白夜の魔獣

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牙狼<GARO>スペシャル 白夜の魔獣』(ガロスペシャル びゃくやのまじゅう)は『牙狼<GARO>』の特別編として製作された、CSファミリー劇場にて2006年12月に放送された、特撮テレビドラマ。前編は12月15日、後編は12月22日放送。


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


目次

[編集] ストーリー

かつて白夜の魔獣と呼ばれ恐れられた最強のホラー、レギュレイスが復活した。その頃魔戒騎士である鋼牙はあるホラーとの戦いで『山刀鈴』と出会う、彼女は死んだ筈の阿門法師からの伝言を届けにきたのだった。 其れによれば死んだ筈の邪美がまだ生きているとの事だった、鋼牙は鈴と共に魔戒の森へ向かう。

[編集] 本作のみ登場人物

山刀翼(やまがたな つばさ)(演:山本匠馬
魔界の森を管轄とする魔戒騎士で、鈴の兄。魔戒槍を操り、その実力は鋼牙に勝るとも劣らない。厳格な性格で、断りもなく魔戒の森に立ち入ろうとした鋼牙に敵対心を抱き、彼の行く手を阻んだ。しかしながら自らの弟子を救った零には敬意を払う面も見せる。ザルバ曰く「嫌な野郎」。二人の魔戒騎士の弟子を持つ。なお、他人に接する態度(彼なりの魔戒騎士のけじめ)はカオルに出会う前の鋼牙そのものであり、復活した邪美やレギュレイスに同化されそうになった鈴を殺そうとした。しかし、レギュレイスとの戦いを通して、自分の守りし者(鈴)の存在に気づき、真の魔戒騎士として成長を遂げることとなった。愛用の魔戒槍は通常は棍棒のようだが、使用時には先端から槍の刃が飛び出す。彼の纏うコートは白を基調として黒と赤の装飾が施された派手なものであり、鋼牙や零のものとは違った意匠を持つ。両親が魔戒法師であり本人も元々その道を志し修行していた為法術にも長け、その力で鋼牙を苦しめた。
法師見習い・鈴(りん)/山刀鈴(演:柴本優澄美
死んだ阿門法師の伝言を鋼牙に伝える為にやってきた魔戒法師の卵で、翼の妹。名の由来は鋼牙の母。鋼牙を笑わせるための術を使うが、それが原因で飾られていたカオルの絵画(TVシリーズの第一話で鋼牙が買ったもの)を傷つけてしまい、鋼牙の怒りをかってしまう。幼いながらたった一人で閑岱から鋼牙に会いに来たり、魔界の森への扉を開くために悪霊からの襲撃に耐えるなど、強い勇気と精神力を持つ。また、ホラー・レギュレイスとの戦いでは兄の翼を助けるためにレギュレイスの毒のある棘を受けてしまい、その結果レギュレイスに同化されそうになってしまう。しかし、邪美の術により一命を取り留めた。その後、レギュレイスに眷属復活のための生け贄にされそうになるが、結果としてレギュレイスを滅ぼすためのチャンスを作った。レギュレイスとの戦いの後は、邪美と一緒に魔戒法師になるための修行をすることとなる。彼女の両親も魔戒法師だったようで、母は団子やお汁粉が得意だったが、ホラーとの戦いの中で両親は戦死している。
我雷法師(がらいほうし)(演:角替和枝
閑岱を束ねる魔戒法師の長。阿門法師や邪美、大河とも親交が深い。その言動から鋼牙の母、りんは彼女の弟子であったと思われる。
魔導具ゴルバ(声:緒方賢一
翼の魔導具。龍の形を模したブレスレット型の魔導具で、左手首に装着される。老人のような声で翼に的確な指示を贈る。しかし、レギュレイスとの戦闘によりレギュレイスに憑依されてしまい、生死不明である。
日向(演:富田稔)・暁(演:安永昇)
閑岱の警護をしていた修行中の魔戒騎士。翼の弟子で、日向が先輩格となる。鋼牙・零が用いる魔戒剣とは違った、西洋の騎士のような魔戒剣を振るう。魔戒の森に向かおうとした鋼牙の行く手を阻むも力の差に完敗する。その後、突如現れたカラクリに襲われるが、零によって救われた。このことで暁は零に対し尊敬の眼差しを向けるようになった。
冴島 りん(さえじま りん)(演:田代純子)
今は亡き鋼牙の母。生前は魔戒法師であったが、鋼牙が幼い頃に病気で死去した。魔戒法師としての技量は高く、大河との戦いにおいても互角と言って差し支えない程だった。死後も彼女の守りの力が鋼牙を守り続け、魔戒樹、レギュレイスとの戦いにおいて鋼牙に力を与えた。

[編集] 魔戒騎士

黄金騎士・牙狼(ガロ)・銀牙騎士・絶狼(ゼロ)
GARO-牙狼-を参照。
白夜騎士・打無(ダン)
翼が鎧を召喚し現出する、白い魔戒騎士。魔戒槍は刃に装飾の施された白夜槍となる。ガロやゼロ、キバとは異なった牙の露出しない口元と、深紅の“背旗”を装備しているのが特徴である。「天魔降伏の儀」と呼ばれる儀式を行う名誉ある使命を帯びた魔戒騎士であり、純白の鎧と深紅の背旗を纏うその姿は、高貴であり、神聖な存在であることを示している。ガロ、ゼロ同様に烈火炎装の使用も可能であり(実際はガロ、ゼロの魔導火を受けたものであったが)、その炎の色は紫色である。

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ホラー・レギュレイス(声:広瀬正志
千年の眠りから甦った、始祖メシアとは異なる系統により、独自の生態系を持って生きるホラー。魔戒騎士が束になっても敵わなかった程の強力なホラーでメシア以上のパワーを持つ。「白夜の魔獣」と恐れられている。奇厳岩付近で遺棄されかけていた死体の肉体を用い復活を果たした。不死身に近い肉体を持ち、首を切断されても死なない程生命力が強い。通常の素体ホラーに白い面を被せることにより、自らの傀儡であるカラクリに変化させることができる。また、自分自身もホラーに憑依することが可能で、その結果ゴルバが乗っ取られてしまった。通常形態は唐傘をかぶった人型で背中から4本の触手を生やして攻撃することも出来る。また、眷属復活の為に見せた最終形態は骸骨の龍のような姿である。最後まで圧倒的な力で鋼牙達を苦しめ、鋼牙も自身の眷属にしようとしたが、母の守りの力により復活した鋼牙の手で鷹麟の矢に結界ごと貫かれて消滅した。因みにレギュレイスのデザインはかつて雨宮監督が作ったゼイラムを元にデザインされている。
ホラー・カラクリ
レギュレイスの操る白い面を被った先兵。面を人間や素体ホラーに被せる事で誕生する。操り人形のような奇妙な挙動をし、両腕の刃で敵を翻弄する。始祖メシアとは別の系統であり、実態の知れない存在のため、魔界騎士や魔戒法師もその撃退には苦労したという。他の特撮で言うところの戦闘員に値する(カラクリはあくまで戦闘員であり、ホラーではないと記した資料も存在する)。
ホラー・アオムシ(演:こしげなみへい
レギュレイスに殺されそうになった人間がレギュレイスと取引(助ける代わりにレギュレイスの眼となる)をした結果、彼の眷属として生まれ変わった姿である。その眼の力によりレギュレイスの捜し物(鷹麟の矢)を見つけることに成功する。俊敏な動きで鋼牙達を苦しめたが、翼に致命傷を負わされ、最後はレギュレイス本人に見放され殺されてしまう。
魔戒樹
邪美を取り込んでいた生きた樹木。母性を持っており、邪美を自らの娘と思いこんでいた。鋼牙に彼自身の情念(コダマ、零、大河、カオル、龍崎駈音)を見せつけ彼を阻むが、返り討ちに遭う。その後、内部に侵入され、轟天もろとも鋼牙を窮地に追いやる。しかし鋼牙の言葉により邪美が覚醒、更に母の幻影(と思われる)の言葉に奮起した鋼牙に、邪美の眠る核に巨大化した牙狼斬馬剣で突っ込まれた。その後、レギュレイスの毒を受けた鈴を救うためその毒を邪美がその身に移し替えていたところ、邪美の代わりに毒を引き受け完全に消滅した。
エルズ
蜘蛛の様な特性を持つホラー。再生能力が高く、通常の攻撃で分断されるとその箇所から急激に再生し分離してしまう。倒すには焼き切る、すなわち魔導火を纏った攻撃をしなければならない。また、人間の子供だけを好んで喰うという異常な性癖を持つ。女性に憑依し、言い寄ってきた男と鈴を襲ったが、鋼牙により妨害される。因みにエルズのスーツはTVシリーズ第四話に登場したパズズの改造である。

[編集] 関連用語

閑岱(かんたい)
“魔戒法師の里”と呼ばれる場所。すべての魔戒法師はここで修行を積んだ後、一人前と認められてここを後にするという(今は亡き阿門法師や邪美にも縁のある場所である)。強力な結界が張られており、普通の人間には立ち入ることもできなければ見ることさえもできない。
奇厳岩(きがんせき)
遙か昔、ホラー・レギュレイスが封印されたとされる岩で、封印のために結界が張られている。しかし、自然界の崩壊によってその効力が薄まりつつある。
奈落の森(ならくのもり)
重力が横に移行している森。 立ち入ると横滑りに落ちていく。
鷹麟の矢(おうりんのや)
ホラー・レギュレイスが一族を復活させるための結界(白夜の空に現れる)を破壊するために作られた武器。天に現れた結界に対して矢を放つことで結界を破壊することが出来る。しかし、日食の際に矢を地に突き刺さした場合は、世界は魔獣(レギュレイスとその眷属)で満ちあふれるという諸刃の武器である。また、その刃で肉体を貫くことで、その肉体に鷹麟の矢と同等の力を与えることが可能である。また、鷹麟の矢は魔界騎士が誕生する以前、白夜の結界を破ったとされる伝説の鳥、「鷹麟鳥(おうりんちょう)」が残した羽から作られたとされている。
天魔降伏の儀(てんまこうふくのぎ)
白夜の空に現れる結界を破壊する儀式。現在も形式的に儀式は続けられているが、儀式の真意を知るものは殆どいないという。

[編集] スーツアクター

[編集] スタッフ

  • 企画・製作:『牙狼<GARO>-白夜の魔獣-』製作委員会
  • 原作・総監督:雨宮慶太
  • 脚本:江良至
  • 設定:田口恵
  • アクション監督:横山誠
  • エグゼクティブ・プロデューサー:二宮清隆、久保聡
  • プロデューサー:宇田川美雪、夏井佳奈子、菅野知津子
  • 製作プロデューサー:武田佳典、nob(オムニバス・ジャパン)、梨木友徳(sabot6課)
  • ラインプロデューサー:柳内孝一
  • VFXスパーバイザー:小坂一順(オムニバス・ジャパン)
  • 特殊衣装:竹田団吾JAP工房、SERIKA
  • 特殊メイク:MEU
  • 制作:オムニバス・ジャパン

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年9月9日 (水) 02:24 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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