猿まわし
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猿まわし(さるまわし)とは、猿使いの口上や太鼓の音に合わせて猿が踊りや寸劇などを見せる大道芸の一種。猿飼、猿曳、猿舞、野猿まわしなどとも呼ばれている。
猿を使った芸は奈良時代に中国から伝わったとされている。昔から馬の守護神と考えられてきた猿を使った芸は、武家での厩舎の悪魔払いや厄病除けの祈祷の際に重宝され、初春の祝福芸を司るものとして御所や高家への出入りも許されていた。
それが室町時代以降から徐々に宗教性を失い、猿の芸だけが独立して、季節に関係なく大道芸として普及していった。
江戸時代には全国各地の城下町等に、「猿曳」とよばわる猿まわし師の集団が存在した。
明治以降は多くの猿まわし師が転業を与儀なくされ、江戸・紀州・周防の3系統が残されて活動した。昭和初期になると、猿まわしを営むのは、ほぼ山口県光市浅江高州地域のみとなり、この地域の芸人集団が全国に猿まわしの巡業を行うようになった。
猿まわし師には「親方」と「子方」があり、子方は猿まわし芸を演じるのみで、調教は親方が行っていた。
高州の猿まわしは、明治時代後半から大正時代にかけてもっとも盛んだったが、昭和に入ると除々に衰えはじめる。職業としての厳しさ、「大道芸である猿まわしが道路交通法に違反している」ことによる警察の厳しい取締り、テキ屋の圧迫などから昭和30年代(1955年~1964年)に猿まわしはいったん絶滅した。
しかし、1978年(昭和52年)に周防猿まわしの会が猿まわしを復活させ、現在はふたたび人気芸能となっている。
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最終更新 2009年7月6日 (月) 16:27 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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