甘辛しゃん

甘辛しゃんの最新ニュースをまとめて検索!

ドラマ
テレビ
一覧項目
テレビドラマ一覧
日本のテレビドラマ
アメリカのテレビドラマ
カテゴリ
テレビドラマ
ラジオドラマ
  

甘辛しゃん』(あまからしゃん)は、1997年10月6日から1998年4月4日まで放送されたNHK連続テレビ小説


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


目次

[編集] 概要

神戸市の「榊酒蔵」を舞台に、女性酒職人を目指す主人公・榊泉とその家族が描かれている。朝ドラで初めて、阪神・淡路大震災を扱った[1]

ストーリーのプロットが漫画「夏子の酒」と似ている他(実際、作者の尾瀬あきらは資料提供など本作に協力している)、義理の姉弟の禁断の恋が話の中核を占めているなど、NHK(それも朝ドラ)のドラマでは異色の作品である。また、登場人物の結婚などにより、終盤では主要人物の大半の苗字が「榊」姓となる事態が発生した。

なお、タイトルは灘の最高のをたたえる言葉として使われる”しゃんとあがった秋晴れの味”という表現から。

後に、緒形裕美により漫画化された(現在は絶版)。

平均視聴率は26.6%、最高視聴率は30.0%。

[編集] スタッフ

歌:原由子、作詞・作曲・編曲:桑田佳祐、弦編曲:島健
  • 語り:上田早苗アナウンサー
  • 副音声解説:関根信昭
  • 題字:榊莫山(本編にも出演)
  • 大阪ことば指導:川本美由紀、山下里佳子
  • 酒造指導:森太郎
  • 資料提供:高岡祥夫
  • 撮影協力:江井ヶ嶋酒造、木村酒造、藤居本屋、兵庫県篠山町丹南町西紀町JAささやま
  • 特別協力:柚木學、藤居静子、尾瀬あきら
  • 制作統括:秋山茂樹
  • 制作:小松隆一
  • 美術:宮井市太郎、有本弘、土居京子
  • 技術:八木悟、後藤信一
  • 音響効果:吉田秋男、野下泰之、嶋野聡
  • 撮影:石川一彦、松本剛
  • 照明:吉本和信、鈴木優
  • 音声:南裕幸、嶋岡智子
  • 記録・編集:阿部格、藤澤加奈子
  • 映像技術:佐伯仁之、備中正幸
  • 美術進行:大藪則臣、渡辺卓、坂口大吾、本庄誠司
  • 演出:兼歳正英/田村文孝、広谷勇、宮崎純、鈴木圭、出水有三、吉田浩樹、勅使河原亜紀夫、木村明広、三鬼一希、小島史敬、大杉太郎

[編集] あらすじ

昭和35年、8月。丹波篠山の農村に住む泉は、農閑期に杜氏をしていた父を出稼ぎ先のでの交通事故で亡くし、母・ふみと二人で暮らしていた。父は生前、「しゃんとあがった味」の酒を造ることが目標だった。 ある日、泉が友人たちと川遊びをしている時、そこで夏休みを過ごしていた灘の由緒ある造り酒屋、榊酒造の当主の孫の拓也と出逢う。

その年の秋、台風によりふみと泉は水田と家を失った。途方にくれる二人に父の杜氏仲間だった茂吉が、榊酒造で住み込みで働かないかと持ちかけた。悩みながらも、二人はその話を承諾。篠山を離れる事になる。

榊酒造での生活が始まる。造り酒屋独特の慣習やタブーに時に戸惑い、反発しながらも、泉はここでの生活になじんでいく。何かにつけて泉に突っかかり、ふみを独り占めしようとする拓也と意地を張り合いながらも、少しずつ仲良くなる。

そんな時、拓也の父、信太郎がふみにプロポーズする。1度は断り泉と共に榊酒造を離れたふみだったが、探して訪ねて来てくれた信太郎の真心にふれ、結婚を承諾。泉は拓也の義理の姉となった。

やがて泉は信太郎の死や拓也との感情のもつれを乗り越え、父が目指していた「しゃん」とした味の純米吟醸酒づくりを目指すこととなる。

[編集] キャスト

[編集] 榊家とその縁戚

主人公。母・ふみの再婚により榊家に入る。義弟・拓也との許さざる禁断の恋に悩みながらも、亡き父の夢であった酒造りの夢に向かい邁進し、榊酒蔵第7代当主となる。年を経るに連れて、母・ふみに似た容姿となっていく。
泉の母。住み込みで榊酒蔵で働いている時に信太郎に見初められ再婚、泉と拓也のことを誰よりも案じている。泉の榊酒蔵当主就任直前に不慮の事故で他界する。
  • 榊拓也:岡田義徳(幼少時代:比嘉タケル)
信太郎の先妻の子で、泉の義弟。幼い頃は泉と喧嘩友達だったが、やがて義姉となった泉と禁断の恋に落ちてしまい、それを振り切るかのように家を飛び出し上京。しかし酒造りの夢を忘れる事はできず、榊酒蔵と親しい清水酒蔵の職人となる。後に結婚して泉と良好な関係を取り戻すが、阪神・淡路大震災で倉の下敷きとなって命を落とす。
ふみ役の樋口可南子と、拓也役の岡田義徳は、11年後の大河ドラマ篤姫』では、実の(史実では血が繋がっていない)親子役で共演している。
拓也の父で、泉の義父。榊酒蔵第5代当主として酒蔵の近代化に取り組むが、職人たちとの対立や息子・拓也との確執などの心労で、若くして急死。グレン・ミラー楽団などジャズレコードを聴くのが趣味。
信太郎の父で、泉の義祖父。当主を信太郎に譲って隠居していたが、信太郎の急死により急遽第6代当主として復帰、後に一人前の酒職人に成長した泉に当主の座を譲った。飄々とした性格だが威厳も併せ持ち、榊家の精神的支柱的な存在。
庄一郎の妻で、泉の義祖母。古い伝統を重んじる性格で、酒蔵に女性が入る事を厳しく禁じる。当初は泉・ふみ親子と対立していたが、様々な出来事を経て和解していく。その一方で、息子・信太郎や孫・拓也に先立たれる不幸に直面した。
  • 恩田(榊)万作:大場泰正
泉の夫。大学時代に泉と知り合う。若手の人気落語家“桂万吉”として活躍していたが、泉と結婚して榊家に婿入りする時に引退、以後は主夫として榊酒蔵を裏から支え続ける。年を経るに連れて、義父・信太郎に似た容姿となっていく。
泉と万作の娘。直感が鋭く、母・泉と叔父・拓也の関係を見抜いた。猫が大好きだが、なぜかあまり懐かれない。
泉の大学時代からの親友で、拓也の妻。上京した拓也と一時同棲し、一旦分かれた直後に拓也との子・拓実を出産。当初はシングルマザーとして拓実を女手一つで育てていたが、拓也と再会して無事に結婚した。
  • 榊拓実:橋龍吾(幼少時代:比嘉タケル(二役))
拓也とまゆ子の子で、泉の甥。子供の頃から、泉によく懐いていた。後に小児科医を目指し、慎作の診療所で働き始める。
信太郎の従姉妹。アメリカで暮らしていたが離婚を機に日本へ戻る。毒舌だが、たまに鋭い指摘をすることも。阪神・淡路大震災で榊酒蔵が潰滅状態になった時は、救援物資を持って榊家を助けた。
万作の父。小児科医だったが、息子(万作の弟)の病気を治せなかった事がトラウマになっており、長い間息子の万作と確執が続いていた。
泉の叔父。丹波笹山で農家を営む。
修造の妻で、泉の叔母。ふみと折り合いが悪い。
  • 神沢良夫:曽谷聡紫
修造の子で、泉の従兄弟。

[編集] 榊酒造の職人

榊酒蔵の杜氏。一時榊酒蔵を離れ拓也を指導しながら清水酒造で働いていたが、泉の代に戻り杜氏として復活。しかし老齢と十数年のブランクのため、間もなく酒造りの第一線から退き、榊酒蔵の御意見番的存在となる(ノベライズの設定年齢から考えると、終盤の阪神・淡路大震災時は既に90歳を過ぎている)。
なお茂吉役の塩見は、9年後の連続テレビ小説純情きらり』でも、伝統味噌職人という似た役を演じている。
榊酒蔵の技師。実家も酒屋だったが倒産し、榊酒蔵の実権を握ろうと目論むが、泉の酒造りの助力も行った。後に不正が発覚して榊酒蔵を去る。
一世の妹で、榊酒蔵の女職人。泉の良きパートナーで、兄の辞任後も榊酒蔵を支え続ける。
榊家の家政婦。噂好きな性格。熱を出して倒れた時にふみに助けられて以来、ふみの親友となる。家政婦を辞めた後もしばしば榊酒蔵を訪れ、阪神大震災時も老齢の身に鞭打って、「湊や」でそよぎの面倒を見る。
  • ケイ:松本麻希
榊家の使用人。鶴子やふみより遥かに若く、信太郎を慕っていた。鶴子と異なり、榊家を離れてからは、信太郎の葬式にしか登場しない。
  • 水野:河野実
榊酒蔵の蔵人頭。茂吉が榊酒造を去った後に、職人達のまとめ役となるが、泉の代で引退した。
榊酒蔵の蔵人。初登場時は喧嘩っ早い若手職人だったが、茂吉・水野の後を受け継ぎ、終盤では杜氏にまで成長している。
  • 森岡:白川明彦
榊酒蔵の技師。信太郎が購入した近代蔵を任されるが、当初は古くからの蔵人と対立することが多かった。阪神大震災時も現役で活躍する。
  • 兵頭:守口徳治
榊酒蔵の蔵人。茂吉が復帰した直後、過労とストレスで倒れてしまい、これが原因で茂吉は杜氏を辞める決意をする。
  • 利雄:城本一樹
榊酒蔵の蔵人。
榊酒蔵の蔵人。

[編集] その他の人々

居酒屋「湊屋」の主人。「湊屋」が信太郎がふみを探しだしプロポーズした場所となって以来、榊酒蔵と家族ぐるみの親しい付き合いとなる。
「湊屋」の2代目主人。平吉との関係は不明だが、彼の引退後に店を引き継ぐ。店が阪神大震災後もほぼ無事だったため、榊家の仮住宅代わりに店を開放した。
灘の清水酒造当主。榊酒造とは古い付き合いで、家を飛び出した拓也を受け入れ、茂吉と共に職人として鍛え上げる。後に経営難で廃業した。
虎之助の妻。
  • 中川ともみ:高松志穂
小学校時代の泉のクラスメイト。教科書に落書きばかりするいたずら者。
  • 轟:徳田興人
小学校時代に泉と拓也が通っていた剣道教室の先生。スキンヘッドで強面だが、性格は温厚。
阪神大震災で家を失った老人。榊酒造の「露誉」の復活を待ち望み、自筆の題字を泉に贈る。
落語家時代の万作がパーソナリティーを務めたテレビ番組の司会者。「露誉」の宣伝CM製作のため、榊酒造を訪れる。
  • 山田先生:関秀人
小学校時代の泉の恩師。
郵便局員。ふみの見合い相手。
  • 田中:ホープユタカ
耕耘機の販売セールスマン。
  • 松下:森下哲朗
  • 保夫:島本ひと之
  • 澄子:加藤一歩
  • きみ子:宮田智子
  • 和子:大山祐季
  • 悟:田中貴広
  • 宏:福森紀明
  • 鈴木:北川隆一
  • 本間医師:寺下貞信
  • 佐伯先生:石井良子
  • 巡査:平田龍二
  • 草野:尾上寛之
  • 森:吉田勝浩
  • 岡本:小野浩史
  • 松田:上田慧
  • 堤:斧渕貴昭
  • その他:久保佳那子、手嶋純子

[編集] 脚注

  1. ^ 1996年度のふたりっ子でも、ヒロインの祖父が震災を契機に痴呆症になるという設定があり、厳密には当作品が初めてではない。
NHK 連続テレビ小説
前番組 番組名 次番組
甘辛しゃん

最終更新 2009年10月8日 (木) 02:31 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【甘辛しゃん】変更履歴

ご利用上の注意

もっと調べる!