生煎饅頭

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生煎饅頭

繁体字: 生煎饅頭
簡体字: 生煎馒头
生煎包
中国語: 生煎包

生煎饅頭(シェンチェンマントウ)は、挽き肉の具を小麦粉の皮で包み、鉄板で蒸し焼きにした包子中国上海料理である。

上海発祥の料理であるが、現在は上海以外にも中国のさまざまな地域と、香港台湾でも一般的に食べられている料理である。

[編集] 概要

生煎饅頭は一般的な肉まんよりも小ぶりな包子である。作り方と見た目が日本の信州名物のおやきと似ており、発酵させた小麦粉の皮で、挽き肉や野菜の具を包み、鉄板の上で蒸し焼きにする。鉄板やフライパンにぎっしり詰め、餃子のように少量の油で片面を焼く。焼く際に少量の水を入れて蒸し焼きに調理する。一度蒸してから油で焼く調理法もある。

小籠包のように噛むと包子の中からスープがあふれ出る点が生煎饅頭の特徴である。肉汁スープの味わいに加え、焦げ目が香ばしくカリッとした感触が味わえる料理である。

中に包む具は牛や豚の挽き肉とキャベツ白菜シイタケクワイニラキノコなど安価な材料で作る。生煎饅頭は本来、庶民の料理であるため、高級料理である小籠包のようにゼラチンを入れてスープを仕込むような特別な細工はしておらず、生煎饅頭の中からあふれ出るスープは具材から自然に染み出る肉汁と野菜汁の合わさったスープである。

店によって胡麻ネギを上に貼り付けて調理してある。食べる者の好みにより、ショウガを散らし、黒酢醤油ラー油、辣椒醤などの調味料をつけて食べる。

本来はオヤツや夜食として食べていた料理だが、上海では店や屋台の中には朝早く開店する店もあるため、朝食としても親しまれている。上海には生煎饅頭を専門に扱う料理店もある。上海の専門店にはエビフカヒレカニを入れた高級な生煎饅頭もある。

台湾と香港では、夜市の屋台で売られている庶民の夜のオヤツである。

[編集] 名称

鉄板上で焼いている生煎包

中国語で「煎」とは、餃子のように油を引いた鉄板で焼く料理法を意味する。この料理は地域によって異なる料理名で呼ばれている。

上海では生煎饅頭、省略し生煎とも呼ぶ。

香港では生煎包(サンチンパオ)、水煎包と呼ぶ。

台湾では生煎包(シェンチェンパオ、注音ㄕㄥㄐㄧㄢㄅㄠ拼音: shēngjiānbāo )、水煎包(シュエチェンパオ、拼音: shuěijiānbāo )と呼ぶ。

中国語で饅頭(マントウ)とは、中にを詰めない蒸しパンのような食品を指す言葉である。本来、生煎饅頭のような餡を小麦粉の皮で包んだ料理方は、包子(パオズ)または包(パオ)と呼ばれている。上海周辺の中国南部、江南の古い言葉では、餡を入れた料理も、入れない料理も、呼び分けずどちらも饅頭と呼んでいたため生煎饅頭の料理名が付いた。

日本ではあまり知名度が高くない料理であるため、日本での料理名は定まっていない。焼き小籠包、上海(スープ入り)焼きまんじゅう、上海焼き豚まんなど、さまざまな呼び方で紹介されている。生煎饅頭と小籠包は、本来調理法の異なる別の料理であるため、中国と台湾で、焼き小籠包のような呼び方はされない。

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年9月6日 (日) 09:50 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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