酸化カルシウム

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酸化カルシウム
IUPAC名 酸化カルシウム
別名 生石灰
組成式 CaO
式量 56.077 g/mol
形状 白色結晶
密度 3.35 g/cm3,
融点 2572 ℃
沸点 2850 ℃

酸化カルシウム(さんかカルシウム、quick lime)は化学式 CaO で表わされる化合物。慣用名として、 生石灰(きせっかい)とも呼ばれる(俗称で、消石灰(しょうせっかい)と区別するため「せいせっかい」あるいは「なませっかい」とも言う場合もある)。炭酸カルシウムを900℃以上に加熱すると二酸化炭素を放出して生ずる。融点は2572℃。

\rm CaCO_3\longrightarrow CaO + CO_2

いわゆる石灰「いしばい」というのは、本来は生石灰のことであったが、後に消石灰も指すようになった。生とは英語の quick lime から来ている。quick とは狩りなどで捕まえた小動物がもがいて動くさまを表す語で、まさに「生きている」という意味である。

を加えると発熱し、数百℃にまで温まった後、水酸化カルシウム(慣用名:消石灰)を生成する。乾燥剤や、殺虫剤などに用いられる他、缶入の清酒や弁当を温めるために水と生石灰を袋詰し、紐を引くと両者が混合して発熱するようにしたものもある。

\rm CaO + H_2O \longrightarrow Ca(OH)_2 : ΔH -63kJ/mol

工業的には製鋼用、セメント原料が多く、陶磁器、ガラスの副原料そして土壌改良剤、るつぼの内張り用耐熱材などにも利用される。あるいは炭化カルシウム(カーバイド)、水酸化カルシウム(消石灰)の生産原料でもある。

また19世紀中頃から20世紀初頭にかけて水素ガス灯の発光体〈ガスマントル〉として使用された〈記事 ライムライト (照明)参照のこと〉

生石灰の2008年度日本国内生産量は 9,543,740 t、消費量は 951,502 t である[1]

[編集] 参照資料

  1. ^ 化学工業統計月報 - 経済産業省
  • 酸化カルシウム、『理化学辞典』、第5版、岩波書店

最終更新 2009年4月9日 (木) 03:23 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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