男はつらいよ 寅次郎の縁談

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男はつらいよ 寅次郎の縁談』(おとこはつらいよ とらじろうのえんだん)は、1993年12月25日に公開された日本映画男はつらいよシリーズの46作目。同時上映は『釣りバカ日誌6』。

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[編集] あらすじ

晩秋を迎えた頃、柴又に帰った寅次郎は、さくら達の様子を見て、尋常ならざる雰囲気を感じ取る。聞けば、大学卒業を目前に控えながら就職先が決まらない満男が、ヤケを起こし家を飛び出して、それから1週間が経過してるという事だった。間もなく、満男から小包が届き、寅次郎はそれを頼りに瀬戸内海の小島志々島まで満男を連れ戻しに行く。寅次郎はやっとの思いで満男を探し出し、東京へ帰るよう厳命する。しかし、島の暮らしが気に入った満男は、寅次郎の言葉に耳を貸さなかった。寅次郎は呆れたが、満男が下宿している家の美女葉子(松坂慶子)に一目逢うと、たちまち恋に落ちてしまうのであった。葉子は父である善右衛門(島田正吾)と暮らしている。葉子は、この老人が別の女に産ませた子供なのである。翌日、寅次郎は島から帰ろうとするが、葉子にひきとめられたのと、時化で船が出ないとの事で帰京を延期する。一方、満男は病院の看護婦亜矢(城山美佳子)と親しくなり、寅次郎の歯がゆい恋愛について語る。すると亜矢は「満男さんにも遺伝してるんやね」と悪戯っぽく笑う。そして彼女は手編みのセーターをプレゼントした代わりに、満男が着ていたトレーナーを自分で着る。二人はじゃれあううちに納屋の中で抱擁し、「好き」と呟く亜矢に満男もキスをする。葉子は、寅次郎と金毘羅参りに出かけた。葉子はまんざらでも無い様子だったが、寅次郎は男女の関係になることを避けている様子。帰宅後、葉子は満男に寅次郎が独身か尋ねる。満男は、今までの恋愛遍歴を教え、寅次郎の批評を行うが、葉子は少し怒って、「男は顔やお金じゃないのよ」と言う。人生経験を積んだ女には寅次郎の魅力がわかるというのである。「じゃあ伯父さんと結婚してくれますか」と満男が言うと、葉子は少し戸惑いながら「そういうことは本人の口から聞かなければ嬉しくないのよ」と怒ってしまう。そして、満男がそのことを寅次郎に話すと寅次郎も怒ってしまい、結局二人は翌日島を離れることになる。翌日、桟橋で出会った亜矢は満男の突然の帰京に怒りを露わにして泣く。が、満男はそれを振り切って船に乗る。泣きながら手を振る亜矢と、やっぱり泣きながら応える満男の姿のバックに徳永英明が流れる。そして、2人は柴又に戻った。年が明けてとらやに葉子がやってくる。葉子は「寅さんに会いたかったのに」と笑うが、寅は旅の空であった。最後のシーン、地方巡業中の寅次郎は新しい恋人と初詣に行く亜矢と再会する。そして、「満男、お前は振られたぞ。ザマあ見ろ」と叫ぶ寅次郎であった。

[編集] キャッチコピー

逢うべきか、それが問題だ。

[編集] スタッフ

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[編集] 記録

  • 観客動員:216万2千人
  • 興行収入:15億2千万円
  • 上映時間:104分

[編集] エピソード

  • 劇中、「釣りバカ日誌」の「ハマちゃん」と思しき釣り道具を持った男(演じているのはもちろん西田敏行)が「くるまや」の前の通りを横切り、すれ違いざまに店の面々と二言三言会話を交わして去っていくシーンがある(西田の登場はこの1シーンのみで、ストーリーへのからみはない)。松竹制作の2大人気シリーズ間での「スターシステム」という発想を取り入れためずらしい演出である。
  • 御前様役でレギュラー出演していた笠智衆は前作終了直後に亡くなっているためキャストロールからも名前が消え当然出演もしていない。だが、この作品では御前様の娘・冬子役でかつて出演していた光本幸子が久々に出演。さくらが冬子に「御前様お元気?」と話すシーンがあり、笠智衆が亡くなっても、御前様は健在であるという設定になっている。
  • 「心の旅路」以来寅次郎が久しぶりに恋愛で奮闘している。
  • 劇中で寅次郎が坂を上るのを苦しそうにしているシーンがあるが、実際の渥美清が坂を上るのがきつかったと言われている。


最終更新 2009年6月27日 (土) 10:27 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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