外国

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外国(がいこく)とは、自国以外のよそのを指す。外国の国民のことは、外国人と呼ばれる。

地理的な区分よりも政治的・経済的、あるいは文化的区分などの外交上の意味合いが強い。自国と比較する場合に用いられることが多く、類する語に他国、異国、異境、異邦、外地、海外などがある。

[編集] 概説

島国である日本の場合は海外の国々を指すが、多くの国々は自然的国境よりも歴史上の人為的国境により領土が設定され、外交上自国の主権が及ばない地域を意味する。このことから、自国の領土内であっても大使館領事館などの在外公館外交官外交特権が与えられ不可侵とされている。

日本の法令においては包括的に「外国」を定義せず、外国為替及び外国貿易法教育職員免許法特定船舶の入港の禁止に関する特別措置法などに見られるように、個別法により「外国」を定義している。各法の目的によって定義は異なるが、「本州北海道四国九州および主務省令で定めるこれらに附属する島以外の地域」を指すことが多い。また、旅券法のように「外国」を定義しないこともある。

集団主義の傾向があると言われている日本の社会では、「内」の対義語である「外」の概念が根強く残っているとされている。

古代中世における当時の支配階層である貴族社会においては、大和王権朝廷)の支配が直接及んできた畿内及び近江国などその近隣地域のみが「日本国」(本朝・神国)であり、大和王権によって征服されてその従属下に服した地域である東国及び西国は日本国とは見なされず、更にその外側にある異国・夷国と同様に「外国」と見なされて、大和王権に対して穢れ災厄をもたらす地であると信じられていた。京都の公家が東国の武士(鎌倉幕府など)を「外国之武士」と呼称していた事は、慈円の願文の中に記されている。

現在、海外諸国を外国と表現する他にも外圧、外敵、外人などのようにマイナス要素が含まれる場合があり、その閉鎖性が指摘されることもある。

[編集] 参考文献

  • 伊藤喜良『日本中世の王権と権威』(思文閣出版、1993年) ISBN 4784207813

[編集] 関連項目

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最終更新 2009年1月19日 (月) 13:20 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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