畷左門
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畷 左門(なわて さもん)は、「必殺シリーズ」の第15作『必殺仕事人』、およびスペシャル版の『特別編必殺仕事人 恐怖の大仕事 水戸・尾張・紀伊』に登場した仕事人の一人。伊吹吾郎が演じた。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
登場当初の表の顔は脱藩浪人。主家の家老・権藤を斬殺し、妻・凉(小林かおり)と一人娘の美鈴(水本恵子)とともに脱藩した。愛妻家にして子煩悩である。元締・鹿蔵(二世中村鴈治郎)の前向きな生き方に共感し、妻子を守るべく、中村主水(藤田まこと)・飾り職人の秀(三田村邦彦)とともに闇の仕事人となった。
殺し技は、当初(第1~28話)は愛用の名刀・胴太貫で悪人を斬り捨てていた。しかし、第28話で起きた事件で侍に嫌気が差し、第29話「新技腰骨はずし」で胴太貫を売却した資金を元手に屋台のおでん屋を開業し、刀を捨て、髷を切り落とし坊主頭に変貌。殺し技も悪人の腰骨を外し、人体二つ折りにする豪快なものに切り替えた。人体二つ折りの際、左手の親指に巻き付けた赤い糸が、腰骨を外した瞬間、強い力が入ってはち切れる。『恐怖の大仕事』では、再び刀を手にしている。
最終回「散り技仕事人危機激進斬り」で、悪事の証拠となる書類を家族に預けたことが裏目に出て、凉が殺害され、美鈴も記憶を失ってしまう。仕事人チームは解散に追い込まれ、左門は美鈴とともに巡礼の旅に出た。その後の消息は全くつかめていない。
当初は、『必殺仕事人』が26話終了予定で左門は殺し屋組織との抗争により主水以外の仕事人共々殉死する予定であったが、秀の人気などで本品が延長した為に前述した結末となった。
以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
シリーズ中、侍タイプの殺し屋として、中村主水の悪人を油断させる殺し方とは対照的に、左門は力まかせに叩き斬る豪快な殺し方であった。また、妻子持ちという点では、シリーズ第1作『必殺仕掛人』の西村左内(林与一)を髣髴とさせている。
テレビ版ではその後の消息は不明のまま姿を消したが、1981年の夏にスタートした舞台版『納涼必殺まつり・必殺おんなねずみ小僧』(京都南座)で再び姿を見せている。舞台では当時放映中だった『新・必殺仕事人』の三味線屋の勇次(中条きよし)と唯一共演を果たしている。
その後『必殺シリーズ10周年記念スペシャル 仕事人大集合』で鹿蔵殺害に加担して主水らと対立する外道仕事人として登場する予定だったが、脚本などの大幅な書き換えなどで実現していない。
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