発掘!あるある大事典

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発掘!あるある大事典
ジャンル 生活情報番組/バラエティ番組
放送国 日本
制作局 関西テレビ
日本テレワーク
演出 新原宏、中畠義之
加地克也(総合演出)
プロデューサー 松本清(CP、初期)ほか
出演者 堺正章
ヒロミ
志村けん
柴田理恵
菊間千乃
梅津弥英子
政井マヤ
ほか
字幕 文字多重放送
外部リンク 関西テレビ
発掘!あるある大事典
放送時間 毎週日曜 21:00 - 21:54(54分)
放送期間 1996年10月27日 - 2004年3月28日(379回)
発掘!あるある大事典II
放送時間 同上
放送期間 2004年4月4日 - 2007年1月14日
(141回)

特記事項:
ナレーター:森功至
放送回数:全520回

発掘!あるある大事典』(はっくつ!あるあるだいじてん、通称:あるある)は、1996年10月27日から2007年1月14日まで関西テレビが制作・フジテレビ系列(FNS)で毎週日曜21:00 - 21:54(JST)に放送されていた、疑似科学生活情報のように取り扱ったバラエティ番組である。

2004年4月以降に改題した『発掘!あるある大事典II』についても記述する。

目次

[編集] 番組概要

1996年10月27日、『花王ファミリースペシャル』の後番組としてスタート。2004年3月末の第379回にて一旦終了後、2004年4月からリニューアルし、番組名は『発掘!あるある大事典II』となった。2006年4月以降、ワンセグにて連動データ放送を放送しており、世論調査に参加できるようになっていた。

健康・からだ・レジャー・脳と心・美容・食・暮らし」などをテーマに生活情報の提供を行っていた。特に、健康・からだ・食のテーマが多かった[1]

日曜夜9時のテレビ番組では、裏番組の『知ってるつもり?!』(日本テレビ)と『ASAYAN』(テレビ東京)を終了に追い込み、『行列のできる法律相談所』(2002年4月 - )(日本テレビ)、『日曜劇場』(TBS)、『日曜洋画劇場』(テレビ朝日)と本番組を含む4番組で互角の視聴率争いを繰り広げていた。

大手生活用品メーカー花王一社提供していた[2]。また、花王一社提供の共通テロップ[3]が放送される2007年1月当時唯一の番組であった。

また、CM等でよく流れていた2004年4月以降のテーマ曲はPOLYSICSの「ドモアリガトミスターロボット」である。

I時代の平均視聴率は14.8%、2004年以降のII時代は15.1%だった。

安定した視聴率が証明するように、関西テレビの看板番組として人気を集め、健康ブームにも影響を与えたとされるが、データ捏造問題発覚(詳細は後述)により2007年1月に番組終了となった。この問題はテレビ局の放送倫理に関わる件として大きな社会問題となり、関西テレビの体制にも変革をもたらした。

また、この捏造問題は科学誌『ネイチャー』にも取り上げられ世界中で話題となった。

[編集] 指摘される問題点

番組内容の信憑性については疑問を呈する意見が少なくない。以前放送した内容を、その後に放送した番組内では事実上否定していることもたびたびある。

特に実験内容については、専門家が見ると明らかにおかしな実験方法をとっていることがある。例えば血糖値を話題にしている回に、番組内では血糖値を「毎日2時に計った」と説明していたが、専門家の目で見ると実際に血糖値を計る際には「食後の一定の時間」に計らなければならず、番組内で行った実験は全くの無意味であったことが指摘されている。

そのような科学的には無意味な実験も「血液型」「ダイエット」などの回で多用されている。また、一見正しい実験方法であっても明らかに被験者の数が少なく、対照実験(似たようなものを用いて比較し、有効性を確かめる実験)も行われたか定かではなく[4]、多くの場合は個人差レベルであることも指摘されている。また、「-であると考えられる」程度の所見を断定口調で説明したりすることも多い。そのような指摘を受け、番組内でも「実験はあくまでも参考であり、実際の効果を示すものではありません」という注意書きが入る場合もある。

食品に関して言えば、効果をもたらしているのは特定の成分であり、決まった食品から摂取する必要は無い。また人によっては摂取する事により逆に健康を損なう可能性のあるものも存在する。過去、番組内で紹介した「にがり」ダイエットでは、実際に番組を見て試した人が下痢などの症状を訴えることが相次いだため、後に厚生労働省からの警告が出た[5]

また、番組内で取り上げられた商品が、翌週には店頭で品切れが続出するという現象も多数起きているが、最近では一部の販売店等で番組内容を事前に知って品揃えを強化し、増産体制をとっていたケースもあったことから、「番組内容が特定の商品や業界と事前に示し合わせたPRの一部である」という誤解もあるが、実際にはロケ時に措いて放送内容が一般に知られる為、本番組に限らず、健康番組などはロケから放送までの間に品揃えを強化することが一般的である。また、ロケ先は個人業者が多く、地域の商工会などにアポイントを取るなど業界との繋がりは見受けられない。

ただし、2007年1月7日放映の納豆については、PJニュースが大手スーパーと中小スーパー、零細商店での納豆の流通量の差を問題視し、記事で実際に流通サイドに放映内容が事前に伝わっていたことを明らかにしている[6][7]。この放送の反響は非常に大きく、全国のスーパーで納豆が売り切れ品薄となる異常な事態となっていた。また、納豆メーカーには通常より大量に納豆の発注がされており、増産体勢に追われ、新聞にお詫び広告を掲載する事態となっていた。また、この事態はフードファディズムの顕著な例でもあった[8]

2004年に放送があった「顔ヤセの科学」(10月31日放送)の回で『アサヒ芸能』が被験者の告発を元に「実験日数の虚偽」や番組では放送されていない「矯正器具の使用」の、編集作業による「顔画像の修正」などがあったと掲載。この記事に関して関西テレビ側は一部の内容について認めているが番組に問題はないとしている。

2007年1月7日の放送でデータの捏造が発見され同月14日の放送をもって打ち切りとなった。データ捏造問題を参照のこと。

[編集] 出演者

[編集] メイン

堺(・ヒロミ)はアシスタントとともに番組進行。志村・柴田は司会というよりレギュラーゲスト的扱いで、健康法などを体験したりする。

[編集] アシスタント

関西テレビが制作していたが、歴代のアシスタントは全員フジテレビの女性アナウンサーが務めていた。関西テレビのアナウンサーが起用されないのは、収録で東京へ出張させるほどの人数やシフトの余裕が無いのと、全国ネット番組では男性アナウンサーの活躍が目立つ(古くは杉本清桑原征平。最近では梅田淳山本浩之岡安譲など)会社のカラーからだと思われる。またスタッフロールに出ない部分(キャスティングなど)でフジテレビの関係者が番組に携わっているからではないかという説もある。

[編集] 主なコーナー

以下は「II」のみのコーナー。

世界あるある最新報告
世界各地で話題の健康情報を現地人の特派員が「健康にいい食べ物」を当てさせる三択クイズを出題。スタジオ出演者がトークを繰り広げながら回答する。特派員は必ず「堺さん、志村さん」と呼びかけ、クイズの解答VTRで素材に関するダジャレを披露するのが定例。
あるある話
テーマに準じた夫婦寸劇を志村・柴田が演じるショートコント。テーマがコントにしにくい場合などは割愛される。
志村けんプロジェクト
日本各地の健康食を発掘し紹介する。料理を披露した素人が素材の魅力を紹介する「川柳」が恒例となっている。スタジオで試食も行う。志村は通常は最後に格言(「健康のおことば」)を紹介するだけだが、時折ロケにも参加する(柴田が参加した企画もある)。
食品を探す場合、インターネットなどで検索をし、関係する自治体などにて製造元などを紹介して貰っている。

[編集] IとIIの相違点

  • スタジオで観客として参加していた女性限定のあるある会員は、IIになってから廃止された。
  • インパルス北陽次長課長などのお笑いグループは、IIになってから出るようになった。但し、ダチョウ倶楽部がI時代の「歩く」にて、被験者としての出演をした。
  • Iの途中から視聴者から寄せられた質問を紹介する多少サザエさんに似ている女性のCGキャラ・「ある子さん」(声・葛城七穂)が登場していた(IIでは廃止)。

[編集] オープニング

発掘!あるある大事典

本棚から事典が飛び出し、鳥のように羽ばたき、机に着地し、事典の表紙に「発掘!あるある大事典」というタイトルが表示される。

発掘!あるある大事典II

石版に「発掘!あるある大事典II」と彫られ、金色に輝き、その下にはガチャポンの機械になっており、ホッパーからカプセルが現れ、とび出す。

[編集] 各回タイトル

※量が多いため、伸縮型のメニューとして掲載する。右にある[表示]をクリックすると一覧表示される。

[編集] データ捏造問題

[編集] 捏造発覚・突然の番組終了

2007年1月7日納豆を取り上げた第140回「食べてヤセる!!!食材Xの新事実」を放送。放送後、全国各地で納豆が売り切れるといった騒動となった。その騒動が発端となり社内調査が行われることとなり、制作内で実際には血液検査を行っていないにもかかわらず虚偽のデータを放映したと、2007年1月20日に制作の関西テレビが発表し千草宗一郎社長らが謝罪した。会見後、番組の根拠となるコメントを寄せた昭和女子大の中津川研一教授は「捏造データの裏付けに自分の話が利用され驚いている」などと関西テレビに抗議したとされる[9][10] 。中津川は花王の公式サイトでも紹介された食用油「エコナ」に関わる研究者でもある[11][12]エコナについては当該商品も商品に問題が顕在化しているため当該項目も参照。

1月21日放送分については毛利八郎(関西テレビアナウンサー)による約5分間の謝罪特別放送のみで通常放送は中止された[13]。『スタ☆メン』が繰上げで放送されたが[14]、急な番組変更のため、スポンサーがつかず、1時間もCMが放送されないという事態となった[15]

なお、遅れネットのテレビ大分では1月23日に14:05から5分間の謝罪特別放送後、関西テレビで2006年8月放送の『快傑えみちゃんねる』に急遽差し替えられ[16]4月10日まで放送した。

そして、1月22日に『花王名人劇場』(1979年10月7日開始)以来27年3ヶ月2週間に渡って関西テレビ制作・フジテレビ系列日曜21時枠の一社提供を担当してきた花王石鹸→花王が一社提供をいったん降板することを決定(ヒッチハイクの三井住友銀行も降板)、関西テレビ(本社、東京支社)やフジテレビ(本社)に通告し、これによって番組の存続は非常に難しくなり、打ち切りとなる可能性が非常に高くなってしまった[17]。25日の時点で、フジテレビと系列局に約9200件の苦情・問い合わせが届いた[18]。 ちなみに、花王は打切り後裏番組であった華麗なる一族(2007年版)に翌2月中には提供を始めており、前述の長期提供をあっさりと乗り換えた点も注記すべきである。

なお、花王はフジテレビ系列内でのその後枠確保の観点から、水10!(2007年2月以後)、『土曜プレミアム』(同4月以後)の筆頭提供のCM枠を60秒から90秒[19]に拡大するとともに、2007年4月以後の新番組『まるまるちびまる子ちゃん』と『スリルな夜』(スリルな夜はクレジット自粛)に筆頭協賛することとなった[20]

翌1月23日、この騒動で番組は打ち切りという最悪の事態に発展[21]。それに伴って関西テレビの役員、制作責任者が暫定的に処分された(検証後必要な場合は追加処分を実施)。今後は調査委員会を立ち上げ検証していくという。この番組制作を受注した日本テレワークは1月24日までに、古矢直義社長と古賀憲一専務が辞職(両人とも取締役には留任していたが、4月1日付けで取締役も辞職)し後任社長に末富明子代表取締役になったと発表した。また、現在、関西テレビを管轄する総務省近畿総合通信局が、この件について放送法違反容疑での調査や、電波法に基づく報告書の提出命令を行っており、今後は法的な責任も問われることになる。

データ捏造を理由とした番組打ち切りはテレビ東京の『教えて!ウルトラ実験隊』以来だが、同番組の制作会社も日本テレワークであり、同一の理由で二度も不祥事を起こしたことになる。本番組を最後に、関西テレビは日曜21時枠の番組制作から撤退を決定し、制作枠がフジテレビに返上された。それに伴い、フジテレビは3月までのおよそ2か月間、つなぎ番組を放送した。

フジテレビは1973年10月7日の時代劇枠「白雪劇場」以来33年3ヶ月2週間、関西テレビ制作のレギュラー番組を日曜21時枠で放送していた。日曜21時枠のフジテレビ制作によるレギュラー番組は「ラブラブショー」(日曜22時台に移動)以来33年半ぶりとなる。

一方、レギュラー出演者への対応は前例で同系列局番組であった『愛する二人別れる二人』がやらせ問題で打ち切られた後(詳細は番組の頁参照)司会のみのもんた美川憲一へは打ち切りの数ヵ月後、別の新番組が用意されたが同番組の場合は志村けんが同時間帯の2007年2月11日放送の『ドリフ大爆笑30周年スペシャル』に出演(但し、過去のVTR形式にて)、堺正章は同年3月18日放送の「爆笑レッドカーペット」と4月1日放送の『なるほど!ザ・ワールド 世界地図の祭典』にパネラーとして出演をしており、その後は志村が既存の『志村けんのだいじょうぶだぁII』、柴田理恵が既存の『笑っていいとも!』と『ザ・ベストハウス123』のフジテレビ番組の出演のみとなり、堺は単発での出演があった程度で前者の『愛する二人別れる二人』の時のような『あるある大事典』出演者への新番組配置対応は行わなかった。

[編集] 番組打ち切り後

2007年4月15日から2008年9月14日までは毎週金曜日23:00~23:30で放送されていた『メントレG』(三菱電機ほか複数社提供)を放送[22]。2008年10月19日からはタモリが司会を務める知的エンターテインメント番組『エチカの鏡〜ココロにキクTV〜』を放送開始。同番組は『花王名人劇場』から『あるある大事典II』までのスポンサーであった花王の一社提供番組となることが決まった。フジテレビ系列の日曜21時枠では1年8ヶ月ぶりに花王提供枠が復活した。

また、2008年4月8日から堺が主演する連続ドラマ『無理な恋愛』(『あるある大事典』同様、関西テレビの制作)の放送が開始され、関西テレビ・フジテレビ系列の番組に約1年2ヶ月ぶりにレギュラー復帰した。

そして心機一転する形で、関西テレビは2007年後半頃から関西ローカルで健康・情報系番組を日曜夕方16時~17時25分の時間帯にてスペシャル番組『S-コンセプト』を断続的に放送した。なお、制作会社や主要出演者は「あるある大事典」と異なっていた。

[編集] 市場への影響

1月7日の放送直後に納豆の売り上げが急増しており、小売店では納豆が品切れとなる状況が続いたが、捏造報道を受けて茨城県ではスーパーから大量に発注された納豆が突然キャンセルされ、廃棄処分が出かねない状況となった[23]

また、捏造問題の広がりを受けて、過去の放送内容を書籍化したもの(扶桑社から出版、全6巻)の出荷が取りやめられ、多くの書店で店頭からも撤去された後[24]、絶版となった。

[編集] その後の調査

関西テレビはこの問題に対し、社内の対策本部による調査とともに、第三者による調査委員会の立ち上げを行った。2007年1月29日に決定された外部調査委員会のメンバーは次の5名からなる[25]

また、各種メディア[26]は過去の放送でも複数回にわたってデータの捏造があったと報道した。

  • 1998年10月25日放送のIの第102回『快眠』における、レタス汁を飲むと眠くなるという調査結果[27]
  • 2005年6月19日放送のIIの第62回『身体の危険度シリーズ第2弾「知られざるコレステロールの恐怖」』[28]
  • 2006年1月15日放送のIIの第90回『ダイエット緊急企画!食べても太らない方法』[29]
  • 2006年2月19日放送のIIの第95回『衝撃!味噌汁でヤセる?!』[30]
  • 2006年3月26日放送のIIの第100回『ワサビで10才若返る!』[29]
  • 2006年7月30日放送のIIの第118回『世界が大注目!納豆で若返る方法』[31]

前述の電波法に基づく報告書の提出命令に対し、2007年2月7日、関西テレビが近畿総合通信局に報告書を提出したが、内容については明らかにされていない[32]。産経新聞は再調査を求める方針を固めたと報じている[33]

なお、関西テレビへの処分に関しては関西テレビ放送#「発掘!あるある大事典II」に於ける捏造事件を参照。

[編集] 関西テレビによる訂正放送

2007年3月28日には、22:00 - 22:15の時間帯で、1月21日の謝罪特別放送と同じく毛利アナによる訂正放送が行われた。その際に説明された、番組内で捏造が認められたものに関しては以下の通り記載する。

  • 2005年6月12日放送 - 寒天でのダイエットを証明するための実験結果の改ざん
  • 2005年8月7日放送 - 毒抜きによって体質改善が成されたという効果のグラフを改ざん。
  • 2005年10月16日放送 - 有酸素・無酸素運動を繰り返せばダイエットにつながり、アメリカでは1日3分間でやせられる運動方式がブームだということを説明する医者の吹き替え内容の改ざん(実際は「やせる事はできない」とコメントしている)。
  • 2005年12月11日放送 - 番組宛てに「カルシウムが注目されている」という内容の電話が掛かってくる設定が全て虚偽のものであったというもの。
  • 2006年2月19日放送 - 大豆ペプチドが体内に吸収される際に自律神経を刺激することや、とりわけ朝に味噌汁を飲むことでその効果が高まるという虚偽の内容。大学助教授が「味噌は大豆製品の中でも最もダイエット効果を見込めるものである」というコメントは実際は「ダイエット効果はわからない。大豆ペプチドの吸収は納豆のほうが効果的」と説明、吹き替えを捏造していた。ボイスオーバー式なので、捏造を生みやすい手段である。
  • 2006年10月22日放送 - パンだけを食べた場合より、パンとフルーツを一緒に摂取すると血糖値の値が変わるという実験結果は、番組のテーマに合致するようにデータを改ざんした。

この他捏造は認められなかったが、番組の構成上不適切な部分(演出上問題箇所)があったと認められる放送回は、2005年1月9日放送・2月20日放送・3月20日放送・4月17日放送・2006年1月15日放送・3月26日放送・4月30日放送・10月8日放送分の計8放送である。

また、「あるある」を放送していないテレビ宮崎では訂正放送をせず「水10!ココリコミラクルタイプ 90分スペシャル」を繰り上げ放送し、その結果、フジテレビより先行放送された。(前番組の「クイズ!ヘキサゴンII 3時間スペシャル」では該当の出演者が居た為、後番組のジャンクションと同様に当初編集したテロップを改めて新しいテロップに被せて放送した。)

[編集] 関西テレビによる検証番組

2007年4月3日には、22:00 - 23:09の時間帯で検証番組「私たちは何を間違えたのか 検証・発掘!あるある大事典」が放送された。番組は事前収録形式で、スポンサーのコマーシャルを一切入れないで、問題の納豆ダイエットなどの捏造事件の経緯・再発防止のための取り組みを全国27局(テレビ宮崎除く)に向けて放送された。

毛利アナと関純子アナが司会を務め、番組の冒頭では千草宗一郎前社長が謝罪のコメントを行った。放送後から4月4日午後7時までに番組を制作していた関西テレビやキー局のフジテレビ、系列局に対して800件を超す苦情の電話やメールが殺到した。同検証番組では、「フジテレビ」、「東海テレビ」、「テレビ新広島」に届いた「あるある」の意見も紹介された。

その苦情の内容は「言い訳ばかりで反省が見られない」「なぜ、出演していた制作スタッフは顔を隠して、音声まで変える必要があるのか」「処分が甘すぎる」「社長がなぜ取締役で残るのか」であった。視聴率は関東地区では5.1%、関西地区では6%だった。エンディングでは、フジネットワーク(発局、受け局)の紹介もしていた。

この番組の放送により、「くうねるところすむところ〜恋するニッカボッカ・ガール〜」(90分のドラマスペシャル)が2007年4月10日に(その代わりに23:15に「タモリのジャポニカロゴス」を放送)、「鬼嫁日記 いい湯だな」の放送が同年4月17日に延期となった。

前番組終了後の後番組のジャンクションは行わず、前番組の「爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル」のエンドカードを設けた。

[編集] 制作体制の問題点

外部調査委員を務めた吉岡忍は、生活情報番組を制作局といった制作部門が制作することが捏造の原因になっていると指摘している[34]

報道部門は時には名誉毀損で訴えられることがあるので事実性に非常に執着するが、生活情報番組を制作する制作部門はどうしても事実を軽く扱いがちになる。取材手法にしても報道部門は取材対象と「それは違うでしょう」などとコミュニケーションをするが、制作部門は「そのひとことをいただきます」でお終いでコミュニケーションがないという。

リサーチ体制も脆弱で、日本テレワークにはリサーチャーが1人もいなくてアジトに1人か2人いただけだという。

現在のテレビ局は報道部門と制作部門の人事交流がほとんどなく、報道のノウハウが生活情報番組の制作に活かされることは期待できないという。

[編集] 時差ネット

  • 青森放送(基本的に不定期放送(主に開始当初)であるが、途中から「スーパー競馬」に切り替えて終了となる。)
  • テレビ大分(毎週火曜14:05 - 15:00、2日遅れ) - 平日昼の放送ではあるが、スポンサードネットでオンエア。ただし番組中期からネット開始。2007年1月23日 - 同年4月10日は「快傑えみちゃんねる」、同年4月17日以降は「メントレG」。

[編集] スタッフ

[編集] 脚注

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  1. ^ 上記カテゴリーは公式サイトの情報による。
  2. ^ CM提供枠は5分30秒。
  3. ^ 白地にライトグリーンフォントで花王と月のロゴマークを大写しにしたもの。右下に「提供」文字。
  4. ^ 実際、効果が実証されている医薬品の実験であっても、実際に臨床実験を行った場合、その結果のバラツキは大きく、全員に同様の効果が出ることはほとんど無く、統計的な手法により「有意である」と判断しているに過ぎない。
  5. ^ ちなみに、2004年に知的障害者施設で、職員が誤ってにがりの原液400mLを飲ませたところ血管が詰まり、女性が死亡する事件が起きた。
  6. ^ 穂高健一 (2007-01-14). “[『発掘!あるある大事典II』、放映前に内容が大手に漏洩(上)]”. PJニュース (ライブドア). http://news.livedoor.com/article/detail/2977621/ 2008-08-12 閲覧。 
  7. ^ 穂高健一 (2007-01-15). “[『発掘!あるある大事典II』、放映前に内容が大手に漏洩(下)]”. PJニュース (ライブドア). http://news.livedoor.com/article/detail/2978159/ 2008-08-12 閲覧。 
  8. ^ 「納豆騒動にみるフードファディズムとは」 東京新聞、2007年1月30日。
  9. ^ [社長は2度辞めた”]. 朝日新聞. (2007-01-30). http://www.asahi.com/culture/tv_radio/TKY200701290241.html 2008-08-12 閲覧。 
  10. ^関テレ社長 辞任も"あるある"デイリースポーツ、2007年1月28日。
  11. ^ "論文リスト(年代順)". ジアシルグリセロールの学術情報. 花王. 2008-08-16 時点のオリジナルよりアーカイブ。2008-08-16 閲覧。
  12. ^ "あるある捏造と花王の疑惑". 反米嫌日戦線「狼」 (2007-02-12). 2009-08-16 時点のオリジナルよりアーカイブ。2008-08-12 閲覧。
  13. ^ 関西テレビ放送 (2007-01-20). [[1]]. Press release. 2009-08-16 時点のオリジナルよりアーカイブ。. http://s03.megalodon.jp/2009-0816-0208-44/www.ktv.co.jp/info/grow/070120.html 2008-08-12 閲覧。. 
  14. ^ 同番組は生放送であることに加え、関西テレビも共同制作として関わっていることから、この対応が可能であったと見られる。但し22:00前のミニ番組枠は通常通り放送されるため、2部構成の形を取った。
  15. ^関西テレビがおわび放送・納豆ダイエットデータ捏造日本経済新聞、2007年1月22日。
  16. ^ 花王が同枠の一社提供降板を通告した後(後述)だったため、コマーシャルはテレビ大分の自社コマーシャルと公共広告機構(現:ACジャパン)で対応。
  17. ^ 『花王がスポンサー降板、「あるある」存続難しく』 読売新聞、2007年1月22日。
  18. ^ 『「あるある大事典」ねつ造:苦情9200件 関テレ「処分甘い」の声も』 毎日新聞、2007年1月25日。
  19. ^ 水10!は原則としてクレジット自粛。但し「ココリコミラクルタイプ」のみ放送する場合など一部週はクレジット出しあり。
  20. ^ その後2008年10月19日開始の『エチカの鏡〜ココロにキクTV〜』(フジテレビ制作)にて日曜夜9時番組の花王の一社提供を再開し、土曜プレミアムにおける花王のCM枠が90秒から60秒に短縮された(これによりキャッチコピーのアナウンスが省略され、クレジットの月のマークも縮小されている)。
  21. ^ 関西テレビ放送 (2007-01-23). [[2]]. Press release. 2009-08-16 時点のオリジナルよりアーカイブ。. http://s01.megalodon.jp/2009-0816-0210-50/www.ktv.co.jp/info/grow/070123_02.html 2008-08-12 閲覧。. 
  22. ^ 事実上視聴率低迷による打ち切りとなった。
  23. ^キャンセル続出、納豆メーカー悲鳴…「あるある」捏造問題で』 読売新聞、2007年1月22日。
  24. ^ [[3]]. 夕刊フジ. (2007-01-29). http://www.zakzak.co.jp/gei/2007_01/g2007012903.html 2008-08-12 閲覧。 
  25. ^ 関西テレビ放送 (2007-01-29). [[4]]. Press release. 2009-08-16 時点のオリジナルよりアーカイブ。. http://s02.megalodon.jp/2009-0816-0214-14/www.ktv.co.jp/info/grow/070129.html 2008-08-12 閲覧。. 
  26. ^ 例として、"Japanese TV show admits faking science", Nature 445, 804-805 (2007).
  27. ^ 『関西テレビ番組、当初から「ねつ造体質」』 毎日新聞、2007年1月28日。
  28. ^ 「手のひら判定もウソ 捏造疑惑まだ『あるある』」 東京新聞、2007年1月31日。
  29. ^ 『捏造まだ「あるある」ワサビもレモンも』 読売新聞、2007年1月30日。
  30. ^ 『あるある「みそ汁」減量でもねつ造』 日刊スポーツ、2007年2月8日。
  31. ^ "納豆めぐり、捏造まだ“あるある”…「若返り」も、か". 夕刊フジ (2007-01-31). 2008-08-12 閲覧。
  32. ^ [[5]]. 朝日新聞. (2007-02-07). http://www.asahi.com/culture/tv_radio/OSK200702070064.html 2008-08-12 閲覧。 
  33. ^ 「関テレが捏造問題で報告書提出 総務省、再調査要求」 産経新聞、2007年2月7日。
  34. ^ 平野日出木 (2007-04-21). "テレビのどこが問題か…「あるある」外部調査委員に聞いた(上)". empro. オーマイニュース. 2009-04-24 時点のオリジナルよりアーカイブ。2008-08-12 閲覧。

[編集] 参考文献

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年10月30日 (金) 11:07 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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