直交性 (情報科学)

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情報科学における直交性とは、特定の機能体系内で例外的な振る舞いを行なう要素の多寡を指し示す慣用的な用語である。どの要素も本質的には同じように振る舞うならば直交性が高い、要素毎の癖が強いならば直交性が低い、と表現する。

機能の直交性が高いと言う事は、一つの要素について知れば他の要素でも類推が効くと言う事である。従って利用者にとっては、直交性の高さはその体系の使い勝手が良い事を意味する。

この用語は文脈によって様々な意味に用いられるので扱いには注意が必要である。

[編集] CISC CPUと直交性

CISC CPU設計での「直交性」とは、命令体系が特殊な命令を除いてオペレーションとアドレッシングモードに分けられ、オペレーションとアドレッシングモードの組み合わせに制限がないことをいう。直交性の高い設計としてはVAXが著名である。

[編集] RISC CPUと直交性

RISC CPU設計ではレジスタについて、用途別のレジスタではなく同等の機能を持つ汎用レジスタで全てを処理する点を指し「レジスタの直交性が高い」と表現する。

[編集] ソフトウェアと直交性

ソフトウェアでの直交性は、機能間の組み合わせや順序について依存関係が小さい事を意味する場合が多い。具体的には次のような事例を指す。

  • オブジェクトへの操作があるなら逆操作もある。
  • プロパティ間に依存関係がない。
  • 不変契約が保持されている。

最終更新 2009年10月27日 (火) 03:47 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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