真間
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真間(まま/Mama)は、千葉県市川市にある地名。一丁目から五丁目まである。郵便番号は272-0826。
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[編集] 概要
市川市北部に位置し、国府台から連なる北部の台地と南部の低地からなる住宅地である。
古くは、真間の入り江といって、この低地部分まで海が入り組んできていた。この入り江の跡に、現在、真間地区を東西に貫いて真間川が流れている。北部の台地と南部の低地との境にある斜面林の緑は、矢切(松戸市)、国府台からつながっており、低地の黒松と並んで市川の象徴的な存在となっている。また、大正年間には黒松の自然林を生かした邸宅街が開発された[1]。
万葉集に出てくるなど、当地域の歴史は古く、また文学者にも好まれた土地で、戦後、隣接する菅野及び八幡に居住した永井荷風が、断腸亭日乗や小説「来訪者」、随筆「葛飾土産」の中で真間近辺のことを描いている。さらに戦前郭沫若が当地域に隣接する須和田に居を構えたが、その旧居が真間五丁目に移築され、郭沫若記念館として保存されている。
1991年には、マンションを建設するため、前述の真間地域の斜面林が伐採されそうになったが、市民団体が4万人以上の署名を集め市に要請し、市が買い上げた。また、1999年には、台地上にあった大正時代の官僚政治家木内重四郎別邸跡の開発計画が持ち上がった。この際は、市は買い取りはせずに、開発業者が自主的に斜面林部分を残すこととした。
真間地域は、現在は市川市でも古くから開けた閑静な住宅地として知られている。また、地域の南に京成電鉄本線が通る
一丁目に京成電鉄本線市川真間駅、二丁目に市川真間郵便局、四丁目に市立真間小学校、手児奈霊堂、真間山弘法寺、亀井院がある。
東は菅野・須和田、西は国府台、南は市川・新田、北は国分と接している。
[編集] 歴史
この地域に人が住みはじめた歴史は古く、北部の台地上には、隣接する国府台地区にまたがる大規模な弥生時代の環濠集落の跡が発見されている。また、地域内の真間山弘法寺敷地内には、前方後円墳の弘法寺古墳、円墳の跡と伝えられる真間山古墳が残る。
真間の手児奈の伝説はあまりにも有名だが、その伝説と関連して、江戸時代には、上田秋成の読本、雨月物語の中の一編「浅茅が宿」がこの付近を舞台に描かれた。この物語の中に登場する「真間の継橋」は再建されて現在もある。継橋については、この橋を詠んだ和歌が万葉集や、勅撰和歌集にいくつかあるほか、近代では北原白秋も短歌を残している。
[編集] 沿革
- 弥生時代 - 環濠集落が形成される。
- 1869年(明治2年) - 葛飾県葛飾郡真間村となる。
- 1871年(明治4年) - 廃藩置県、県の統合により印旛県葛飾郡真間村となる。
- 1873年(明治6年) - 県の統合及び、郡の分割により千葉県東葛飾郡真間村となる。
- 1889年(明治22年) - 東葛飾郡市川村、国府台村、市川新田、平田村と合併し、東葛飾郡市川町大字真間となる。
- 1934年(昭和9年)11月3日 - 八幡町、中山町、国分村と合併、市制施行。市川市大字真間となる。
- 1951年(昭和26年)12月1日 - 市内の大字を町に変更。それに伴い、市川市真間町となる。
- 1966年(昭和41年)4月1日 - 住居表示施行。市川市真間一丁目~五丁目となる。
[編集] 名前の由来
急な崖という意味のアイヌ語「ママ」に由来している[2][3][4]。
[編集] 小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。
| 丁目 | 番 | 小学校 | 中学校 |
|---|---|---|---|
| 一丁目 | 1番~5番 | 菅野小学校 | 第二中学校 |
| 6番~16番 | 真間小学校 | ||
| 二丁目 | 全域 | ||
| 三丁目 | 1番・2番 | 菅野小学校 | |
| 3番~14番 | 真間小学校 | ||
| 四丁目 | 全域 | ||
| 五丁目 | 全域 |
[編集] 観光名所
- かつては隣接する市川市国府台に下総国国府があり、すぐ近くにまで入江が迫り、砂州の上の松並木が美しい風光明媚な場所であったと伝えられている。
- 手児奈霊堂(手児奈霊神堂とも表記)が真間川の入り江橋を北に行った場所にある。
- 真間山弘法寺が真間川の入り江橋を北にいき、石段をのぼった台地上にある。ここには、樹齢推定400年の枝垂れ桜の伏姫桜を中心として、桜の花が多く花見の名所として親しまれている。また小林一茶、水原秋桜子、富安風声の句碑も残されている。
- 手児奈が水汲みをしたという真間の井は亀井院(行き方 真間川の入り江橋を北に行き、手児奈霊堂のすぐ後の交差点を右に行く。)の境内の庭にある。この寺には、若き日の北原白秋が短期間ではあるが住んだことがある。
[編集] 施設
[編集] 脚注
[編集] 関連項目
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