眠れる森の美女 (アニメ映画)
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| 眠れる森の美女 Sleeping Beauty |
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|---|---|
| 監督 | クライド・ジェロニミ |
| 製作 | ウォルト・ディズニー |
| 脚本 | アードマン・ペナー |
| 出演者 | 下記参照 |
| 音楽 | ピョートル・チャイコフスキー |
| 配給 | ブエナ・ビスタ |
| 公開 | |
| 上映時間 | 76分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 英語 |
| 前作 | わんわん物語 |
| 次作 | 101匹わんちゃん |
| IMDb | |
『眠れる森の美女』(ねむれるもりのびじょ、原題:Sleeping Beauty)は、1959年1月29日公開のアメリカ映画。ファンタジー映画。ディズニーの長編アニメーション映画であり、70mm大型映画ブームの中、70mmスーパーテクニラマ方式、6本サウンドトラック・ステレオ音響で製作、上映された。
ヨーロッパの同名の童話を原作とする。原作の詳細については『眠れる森の美女』を参照。
目次 |
[編集] 概要
チャイコフスキーのバレエ音楽を脚色した構成となっており、ワルツで彩られた作品となっている。
これまでに手作業で行われてきたディズニーアニメーションの最終作品で、「眠れる森の美女」以降に手がけられた『101匹わんちゃん』などの作品は一部、コストを抑えるために機械を使っての作業となった。
生前のウォルト・ディズニーが関わった童話を原作とする作品としては最後のものとなった。ウォルト・ディズニーの死後、ディズニーのアニメ映画で童話を原作としたものは本作以降1989年の『リトル・マーメイド』まで存在しない。
[編集] ストーリー
ヨーロッパのある国に待望の姫が誕生し、ローマ神話の女神(アウロラ)の名にちなんでオーロラと名付けられた。祝いの宴の中、生まれたばかりのオーロラに3人の妖精から贈り物が与えられることとなる。1人目の妖精・フローラからは美しさを、2人目の妖精・フォーナからは歌の才能が贈られた。ところが、その場に現れた魔女マレフィセントが、「16歳の誕生日日没までに糸車で指を刺して死ぬ」という呪いをかけてしまう。まだ贈り物をしていなかった3人目の妖精・メリーウェザーは、贈り物の代わりに「死ぬのではなく眠るだけで、真の恋人からのキスにより目覚める」という魔法をかけた。
※原作にはあった12人の魔女を3人に減らした事で冒頭のみしか出番がない所を映画登場人物としての枠を設け、妖精の魔法の中の、「100年の眠りにつく」という言葉が無くなり、ただ「眠るだけ」とすることにより、100年の間に王国がなぜ滅びなかったのか、とか、100年もの世代のギャップをどうするのか、など、現代人から見れば多分に矛盾を孕む部分を巧みに改変している。その代わり、「真の恋人からのキスにより…」という箇所が追加され、王子とは生まれ乍らの許婚であり、なおかつ長じた後、お互いの素性を知らないまま出会い恋に落ちるという設定などが加えられており、王子と王女の愛が運命付けられたもののように描いている。これによって最後の、王子が命を賭して王女を助けに行く場面や、王子のキスにより王女が目覚めるシーンなどがより鮮やかに印象付けられ、原作よりも遥かに現代的に、かつロマンチックに仕上げられていると言える。
[編集] 登場キャラクター
- オーロラ姫
- 日の光のように輝く金髪、バラのように赤い唇、長身、スリムなスタイルの美しい王女。”16歳までに糸車の針に刺されて死ぬ”という呪いを魔女マレフィセントにかけられてしまう。3人の妖精(メリーウェザー、フォーナ、フローラ)によって、森の奥の小屋にかくまわれ、農家の娘ブライア・ローズという名で育てられた。
※原作ではただ「王女」とだけで名前が無いが、映画では「オーロラ」の名前がつけられている。 ペローの原作において、王女と王子の間に生まれる娘(オーロール《あかつき》姫)の名前から取られたと思われる。
- フィリップ王子
- 隣国の王子。オーロラ姫の許婚。幼少時に隣国の王と共にオーロラ姫の誕生祝いに訪れたことがある。成人後に森で暮らしていたブライア・ローズ(オーロラ)と出会い、恋に落ちる。後に呪いの為に倒れた姫を救うべく魔女との戦いに向かう。
- マレフィセント
- 魔女。生まれたばかりの姫に呪いをかけた張本人。ドラゴンに変身することができる。レイバンというカラスを連れている。
- メリーウェザー
- 三人の妖精の一人。何かと不平不満が多い。マレフィセントの呪いを修正した。青い服が特徴。フローラとはよく喧嘩をする。怒ると腰を振る癖がある。
- フローラ
- 三人の妖精の一人。リーダー格。オーロラ姫の隠蔽を提案した人物。赤い服が特徴。メリーウェザーとはよく喧嘩をする。
- フォーナ
- 三人の妖精の一人。穏やかな性格で涙脆い。緑の服が特徴。フローラとメリーウェザーの仲裁によく入っている。因みに料理は破滅的に下手。
[編集] キャスト
吹き替えは左が1960年版、右が現在のDVD版。
- オーロラ姫(ブライア・ローズ) - メアリー・コスタ (吹き替え:高田敏江(台詞)、牧三都子(歌)/すずきまゆみ)
- フィリップ王子 - ビル・シャーレイ (吹き替え:宮本昭太(台詞)、砂川稔(歌)、古澤徹(セリフ)、立花敏弘(歌))
- フローラ - ベルナ・フェルトン (吹き替え:長岡伸子/麻生美代子)
- フォーナ - バーバラ・ジョー・アレン (吹き替え:長倉茂子/京田尚子)
- メリーウェザー - バーバラ・ルディー (吹き替え:堀越節子/野沢雅子)
- マレフィセント - エリナー・オードリー (吹き替え:北林谷栄/沢田敏子)
[編集] スタッフ
- 製作:ウォルト・ディズニー
- 原作:シャルル・ペロー
- 脚本:アードマン・ペナー
- 音楽:ピョートル・チャイコフスキー バレエ組曲「眠れる森の美女」より
- オーロラ姫、マレフィセント担当作画監督:マーク・デイビス
- フィリップ王子担当作画監督:ミルト・カール
- フローラ、フォーナ、メリーウェザー担当作画監督:フランク・トーマス、オリー・ジョンストン
- 作画監督:ジョン・ラウンズベリー
- 色彩設計:メアリー・ブレア
- 特殊効果:アブ・アイワークス
- アクション担当演出:ウォルフガング・ライザーマン
- エフェクト担当演出:エリック・ラーソン
- 演出:レス・クラーク
- 監督:クライド・ジェロニミ
[編集] その他
600万ドルの制作費と6年の制作期間を費やした大作であるが、興行収入は530万ドルにとどまった。ウォルト・ディズニーがディズニーランドの建設と運営に没頭し、本作に注力できなかったことが作品の質に悪影響を及ぼしたのではないかと指摘する論者もいる[1]。
[編集] 脚注
- ^ エイドリアン・ベイリー著・玉置悦子訳『ウォルト・ディズニー ファンタジーの世界』講談社、1985年
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
最終更新 2009年12月7日 (月) 13:43 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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