着発線荷役方式

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静岡貨物駅着発荷役線での荷役作業

着発線荷役方式(ちゃくはつせんにやくほうしき)とは、貨物駅において貨物列車が発着する本線(着発線)部分にコンテナホームを設けてコンテナ荷役作業を行う方式である。E&S(イー アンド エス、「Effective & Speedy Container Handling System」の略)方式ともいう。

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[編集] 概要

架線に接触する恐れのある着発線ではフォークリフトトップリフターなどでの荷役ができないため、着発線に到着した貨車を入換担当のディーゼル機関車で架線のない荷役線まで持っていき荷役作業を行い、荷役完了後に再び着発線へ戻し本線牽引の機関車に連結する必要があった。しかし鉄道貨物の主流がコンテナ輸送となる中、従来の方法では車扱貨物の場合と同様の入換作業を必要とし、貨車が到着してから荷役作業を行うまでの時間や荷役作業が終了してから貨車が出発するまでの時間が長くなってしまう。そこで入換作業の効率化によるリードタイム短縮やコスト削減のため導入されたのがこの E&S 方式であり、中間駅においては荷役のための停車時間が最大約3時間短縮された。

着発線は操作により架線への送電を停止でき、非通電状態で架線を傷つけない E&S 方式対応のフォークリフトやトップリフターにより荷役を行う。架線の通電が停止すると架線柱などに取り付けられたランプが点滅し、荷役ができることを知らせるようになっている。

この方式は1986年11月1日改正より岐阜貨物ターミナル駅と新南陽駅の2駅で初めて採用され、2006年3月18日改正時点では27の貨物駅が E&S 方式となっている。将来的には40駅程度に導入される見込みである[1]。なお、建設中の吹田貨物ターミナル駅(仮称)にも導入される予定で、既存の横浜羽沢駅や、計画中の米原貨物ターミナル駅での導入も予定されている[2]

当初は電化区間の駅で採用されたことから、「架線下荷役」(かせんかにやく)とも呼ばれた。なお従来の貨物駅を改造した E&S 採用駅の多くは、側線の荷役線で荷役作業を行う行き止まり式のコンテナホームも併設している。

[編集] E&S 方式の駅一覧

(採用順・2006年3月18日改正時点)

[編集] 関連項目

[編集] 脚注

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  1. ^ JR貨物 新中期経営計画「ニューストリーム2007」による。
  2. ^ JR貨物 中期経営計画「ニューストリーム2011」による。

最終更新 2008年8月6日 (水) 22:20 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【着発線荷役方式】変更履歴

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