石刃技法
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石刃技法(せきじんぎほう)とは、後期旧石器時代に出現し、同時代を特徴づける縦長剥片の剥離技術のこと。これにより、同じ規格の石器の剥片の量産が可能となった。
日本においては約3万年前から約1万5,000年前頃にかけてナイフ形石器と歩調を合わせて発達した技法である。また、東北アジアの後期旧石器時代の開始を告げる技術的指標である。この石刃技法は、ユーラシア大陸西部からアルタイ、シベリア経由で東方アジアに広がった革新的技術の一つとみられている。
石刃技法は、現代型新人[1]の拡散を考える上で重要な要素と考えられている。
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[編集] 技法の概略
まず、原石(母岩石材)を輪切り状に大きく荒割りして打面を準備し、石核の素材をつくり出したのちに調整加工を加えて石核を作り、これを連続的に同一方向から加撃してほぼ同じ大きさの縦長剥片[2]を打ちはがしていく。この剥片を刃器(石刃)とよび、二次加工を加えて多様な形態の石器を製作していく。二次加工としては刃潰し剥離がなされナイフ形石器を製作することが多かった。
[編集] 脚注
- ^ 我々の直接の祖先。東アジア各地でおよそ5万~3万年前に出現している。ネアンデルタール人などで知られる古代型新人から進化したものか(多地域進化説)、アフリカから新たに進出してきた人類であるのか(アフリカ単一起源説)論争が続いている。
- ^ 長さと幅の比が2体1以上の規格的な剥片
[編集] 関連項目
[編集] 参考文献
- 加藤晋平・鶴丸俊明著『図録 石器入門事典 <先土器>』(柏書房、1991年3月、ISBN 4-7601-0608-1)
- 芹沢長介『旧石器の知識』(東京美術<考古学シリーズ11>、1986年6月、ISBN 4-8087-0313-0)
[編集] 外部リンク
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最終更新 2009年3月8日 (日) 01:47 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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