石垣市
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石垣市(いしがきし)は、沖縄県八重山諸島の政治、経済、産業、交通の中心地となっている市である。旧八重山支庁(現・沖縄県八重山事務所)所在地であり、数々の島から成り立つ隣接自治体である竹富町役場もある。
近年は、離島ブーム、ダイビングなどの海洋レジャーを目的に島外からの移住者が増え、人口の増加する現象が見られる。また、日本最南端・最西端に位置する市でもある。
目次 |
[編集] 地理
- 尖閣列島は現在では無人島なので、実質的には一島一市である。石垣島の南部は平地が多く、人口はここに集中している。北部は山がちで裏石垣と呼ばれる。古くはマラリアの蔓延する地域であったため、集落そのものが少ない。琉球王朝時代に強制移民が行われた歴史もある。
- 於茂登岳(526m、沖縄県最高峰)を中心とした山塊は照葉樹林に被われ、固有の動植物も多い。
[編集] 歴史
- 1908年4月1日 島嶼町村制により間切が廃止され、石垣間切・大浜間切・宮良間切の3間切が与那国島とあわせて八重山村となる。
- 1914年4月1日 八重山一円だった八重山村が分村し、現市域内は石垣島西部が石垣村、東部が大浜村となる。
- 1926年12月1日 石垣村が町制施行、石垣町となる。
- 1947年7月10日 石垣町が市制施行、石垣市となる。
- 同年9月1日 大浜村が町制施行、大浜町となる。
- 1964年6月1日 大浜町が石垣市に編入合併され、現在の市域となる。
- 1967年12月23日 沖縄放送協会(OHK・現NHK沖縄放送局)によりテレビ放送開始(石垣・川平両中継局設置)
- 1972年6月25日 NHK沖縄放送局がラジオ放送再開に伴い、市内にラジオ第1と第2の中継局を開設。
- 1975年4月1日 県道石垣港線と石垣平久保線(登野城~伊原間)が国道390号に昇格。市内初の国道となる。
- 1976年12月22日 電話がダイヤル自動化され、沖縄本島や本土との即時同時通話が可能に(市外局番は09808(一部地域は098088又は098089))。また時差放送されていたNHKテレビが沖縄本島や本土と同時放送となり、新たに教育テレビとFM放送の放送が開始(これまでのチャンネルは総合テレビとなる)。
- 1993年12月16日 琉球放送(RBC)と沖縄テレビ(OTV)の民放テレビ2局がテレビ放送開始。
- 2002年12月1日 八重山地域の市外局番が「0980」となり、市内局番が2ケタとなる。
- 同時期 竹富町と与那国町との合併協議会設置
- 2004年4月1日 琉球放送(RBCiラジオ)とラジオ沖縄(ROK)の民放AMラジオ局がFMによる中継局開設・放送開始
- 2005年 竹富町との合併が計画されたが、竹富町の2度にわたる反対により白紙となった。
[編集] 行政
- 大濵長照市長
[編集] 近隣自治体との合併協議
石垣市と竹富町、与那国町では2002年6月に「八重山地域合併検討会」を、12月に任意合併協議会を設置し、2003年7月には法定合併協議会に移行したが、与那国町では2004年10月に行われた住民投票で反対多数となったため、協議会は休止(12月に解散)となった。
その後、同年11月に石垣市と竹富町は任意協議会を設置し、12月には法定協議会移行を議会に諮ったが、竹富町議会では法定協議会設置案を3度にわたり否決し、2005年2月28日に4度目の審議でようやく可決して法定協議会が設置された。
合併期日は2005年10月1日、新市名は「八重山市」に決定し、3月18日に合併協定調印に漕ぎ着けたが、合併関連議案を石垣市は可決した一方で、竹富町は2度にわたり否決し、結局合併を断念することとなった。
2008年12月大浜長照市長が市議会で、日本固有の領土である東シナ海の尖閣諸島(中国名・釣魚島)について、「日本、中国、台湾で共同で研究調査すべきだ」と発言したことが明らかになった。また、同市長は、米軍機の石垣空港の使用に関連し、自衛隊や米軍への見解をただすと、「自衛隊も米軍も基本的には軍隊だ。人を殺すための国家の物理的な暴力装置だ」と述べ、日本の安全保障上忌々しき事態として物議を醸したが、市長は国際社会の常識と周囲の反対を受け入れ発言を撤回した。[1]
[編集] 官公庁・公的機関
- 内閣府
- 沖縄総合事務局
- 八重山財務出張所
- 八重山運輸事務所
- 石垣港湾事務所
- 石垣統計・情報センター
- 沖縄総合事務局
- 国土交通省
- 海上保安庁第十一管区海上保安本部 石垣海上保安部
- 海上保安庁第十一管区海上保安本部 石垣航空基地
- 沖縄気象台・石垣島地方気象台
- 法務省
- 農林水産省
- 那覇植物防疫事務所 石垣出張所
- 独立行政法人国際農林水産業研究センター 熱帯・島嶼研究拠点
- 環境省
- 石垣自然保護官事務所
- 沖縄県警察
- 日本郵政グループ
- 八重山郵便局(集配局)
[編集] 地域
かつて石垣間切だった地域は●印、大浜間切だった地域は◆印、宮良間切だった地域は■印
★印は1964年5月まで大浜町だった地域。
- 新川(あらかわ)●
- 石垣(いしがき)●
- 伊良間(いばるま)■★
- 大川(おおかわ)◆
- 大浜(おおはま)◆★
- 川平(かびら)●
- 崎枝(さきえだ)●
- 白保(しらほ)■★
- 新栄町(しんえいちょう)
- 登野城(とのしろ)◆
- 名蔵(なぐら)●
- 野底(のそこ)■★
- 浜崎町(はまさきちょう)1~3丁目
- 平得(ひらえ)◆★
- 平久保(ひらくぼ)■★
- 桴海(ふかい)●
- 真栄里(まえざと)◆★
- 美崎町(みさきちょう)
- 宮良(みやら)■★
- 桃里(とうざと)■★
- 八島町(やしまちょう)1・2丁目
[編集] 人口
2003年以降、本土からの移住者が急増し、住民票の移動だけでも3,000人、住民票を移さない人を含めると5,000人に達する(2005年4月現在)。
本土の競争社会に見切りをつけ南国の楽園にあこがれて移住したり、退職した団塊の世代が老後の住処を求めて転入している。しかし、石垣島では目立った産業が無く、殊に若者の場合しっかりした計画を立てずに移住すると経済的に行き詰まるケースもある(読売新聞2005年4月12日付)。また転入した新住民が地元コミュニティーに関わろうとせず軋轢を生んだり乱開発によるインフラストラクチャー整備への負担増の問題もあり、ここへ来て開発や転入を規制する方向に向かいつつある(日経ビジネス2007年5月14日号)。
石垣市で最も多い苗字は「宮良(みやら)」(「八重山手帳」南山舎発行、2007年版より)。
[編集] 人口
| 石垣市と全国の年齢別人口分布 | 石垣市の年齢・男女別人口分布 | ||||||||||||||||||
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■紫色 ― 石垣市
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 |
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| 総務省統計局 / 国勢調査(2005年) | |||||||||||||||||||
[編集] 経済
[編集] 石垣市に本社を置く主な企業
運輸業については#交通参照
[編集] 姉妹都市・提携都市
[編集] 国内
[編集] 海外
[編集] 教育
[編集] 高等学校
[編集] 小中併置校
- 石垣市立富野小中学校
- 石垣市立川平小中学校
- 石垣市立崎枝小中学校
- 石垣市立名蔵小中学校
[編集] 中学校
- 石垣市立石垣中学校
- 石垣市立石垣第二中学校
- 石垣市立大浜中学校
- 石垣市立白保中学校
- 石垣市立伊原間中学校
[編集] 小学校
- 石垣市立吉原小学校
- 石垣市立新川小学校
- 石垣市立石垣小学校
- 石垣市立登野城小学校
- 石垣市立平真小学校
- 石垣市立大浜小学校
- 石垣市立川原小学校
- 石垣市立大本小学校
- 石垣市立宮良小学校
- 石垣市立白保小学校
- 石垣市立伊野田小学校
- 石垣市立明石小学校
- 石垣市立平久保小学校
- 石垣市立野底小学校
- 石垣市立八島小学校
- 石垣市立真喜良小学校
- 私立海星小学校
[編集] 幼稚園
- 石垣市立わかば幼稚園
- 石垣市立なぐら幼稚園
- 石垣市立あらかわ幼稚園
- 石垣市立まきら幼稚園
- 石垣市立みやとり幼稚園
- 石垣市立みやまえ幼稚園
- 石垣市立やえやま幼稚園
- 石垣市立あまかわ幼稚園
- 石垣市立おおかわ幼稚園
- 石垣市立へいしん幼稚園
- 石垣市立おおはま幼稚園
- 石垣市立かわはら幼稚園
- 石垣市立みやなが幼稚園
- 石垣市立しらほ幼稚園
- 石垣市立いのだ幼稚園
- 石垣市立あかし幼稚園
- 石垣市立ひらくぼ幼稚園
- 石垣市立のそこ幼稚園
[編集] 特別支援学校
- 沖縄県立八重山養護学校
[編集] 交通
[編集] 空港
[編集] 道路
- 一般国道
[編集] 路線バス
[編集] 港湾
[編集] 放送
[編集] テレビジョン
- 石垣島南部及び周辺離島(竹富島・黒島・小浜島など)、西表島東部、さらに波照間島までカバーする石垣中継局と石垣島北部をカバーする川平中継局の2ヶ所ある。民放はUHFでの放送のため、RBCテレビは10、OTVは8と、親局と同じチャンネルに合わせているところが多く、石垣島の日刊紙八重山毎日新聞や八重山日報のラテ欄でもRBCは10、OTVは8とCH表示している(NHKは石垣局のチャンネルを表示)。
- 石垣島では1993年12月16日に新規に中継局が出来るまでは石垣ケーブルテレビで系列キー局のTBSとフジテレビの番組と当該民放両局のテレビ番組も時差配信していたものの、テレビ朝日や日本テレビに比べ少なかった。
- QABは開局以来長らく宮古島同様アナログ中継局もなく、石垣ケーブルテレビでの再配信も行われていないため、テレビ朝日系の番組はほとんど見られなかったが、2009年に開局14年にしてようやくデジタル中継局が開局し、14年ぶりにテレビ朝日系の番組が見られるようになった。
- 2006年に沖縄県内でも開始された地上デジタルテレビジョン放送は、石垣島ではNHKが2008年12月に石垣中継局で開始され、2009年4月に川平中継局で開始。民放は2009年10月21日に石垣中継局をはじめとした八重山各地で開始された(アナログ放送をしていないQABもデジタル新局として開局)。
- テレビ中継局周波数一覧
(TVの単位はch)
| 所在地 | 総合 | 教育 | RBC | OTV | QAB |
|---|---|---|---|---|---|
| 石垣(アナログ) | 9 | 12 | 30 | 28 | |
| 石垣(デジタル) | 26(1) | 24(2) | 33(3) | 35(8) | 36(5) |
| 川平(アナログ) | 11 | 6 | 44 | 46 | |
| 川平(デジタル) | 22(1) | 18(2) | 19(3) | 20(8) | 21(5) |
デジタルのカッコ内の数字はリモコンキーIDの番号。
[編集] ラジオ
- NHK3波すべてと、RBCiラジオとROKが中継局を設置しているが、AM局のRBCiとROKはFMによる中継局が設置されている。一方FM沖縄は宮古島も含めて受信不可で、中継局設置の予定は今のところない(下記のコミュニティーFM開局により、FM沖縄の一部の番組が放送される可能性がある。ちなみに宮古島のエフエムみやこでは2006年より同局の一部の人気番組が放送されている)。
- 2007年7月15日に、八重山地方では初のコミュニティFMであるFMいしがきが開局(76.1MHz)。
- ラジオ中継局周波数一覧
(単位はNHK1&2がkHz、ほかはMHz)
| 所在地 | NHK1 | NHK2 | NHKFM | RBCi | ROK | FMいしがき |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 石垣 | 540 | 1521 | 87.0 | 89.0 | 87.8 | 76.1 |
[編集] 名所・旧跡
- 川平湾 - 「川平湾及び於茂登岳」として国の名勝に指定。
- 於茂登岳 - 同上。
- 野底マーペー
- 白保サンゴ礁
- 平久保崎
- 名蔵アンパル - 環境省指定「特定植物群落」、西表石垣国立公園特別地域、ラムサール条約登録地。
- 宮良川のヒルギ林 - 天然記念物
- 荒川のカンヒザクラ自生地 - 天然記念物
- 米原のヤエヤマヤシ群落 - 天然記念物
- 平久保のヤエヤマシタン - 天然記念物
- 宮良殿内(みやらどんち) - 建物は国の重要文化財、庭園は国の名勝に指定。
- 渡久山家住宅 - 登録有形文化財
- 石垣氏庭園 - 国の名勝
- 入嵩西家住宅 - 登録有形文化財
- 旧和宇慶家墓 - 国宝・重要文化財
- 権現堂(桃林寺) - 国宝・重要文化財
- 唐人墓
- 石垣市立八重山博物館
- オヤケアカハチの碑
- フルスト原遺跡 - 国の史跡に指定。オヤケアカハチの居城跡といわれる。
- 先島諸島火番盛(平久保遠見台、川平火番盛) - 国の史跡に指定。
- 730交差点
- 沖縄県営バンナ公園
- 石垣島天文台
- 具志堅用高記念館
- 吹通川
- 御神崎
- 荒川の滝
[編集] 祭事・催事
- 日本一早い海開き(3月中旬)
- ITUトライアスロン・ワールドカップ石垣島大会(4月)
- アンガマ(8月旧盆)
- とぅばらーま大会(旧暦8月13日)
- 八重山古典民謡コンクール(10月)
[編集] 出身有名人
- スポーツ
- 音楽
- 石垣愛里 - ミュージシャン。
- 彩風 - ミュージシャン
- 新良幸人 - ミュージシャン、パーシャクラブメインボーカル・三線。
- I-lulu - ミュージシャン
- 大島保克 - 歌手
- 大工哲弘 - 歌手
- ごもく - ミュージシャン
- 崎枝大樹 - BEE! BANG! BOO!ボーカリスト。
- 知念輝行 - ミュージシャン、ギタリスト。
- RYOTATSU - ミュージシャン、SEX MACHINEGUNSギタリスト
- 夏川りみ - 歌手
- ノーズウォーターズ - ミュージシャン
- PANA(クイヌパナ/池間アカネ) - ミュージシャン
- BUBBLEGUM - ミュージシャン
- BEGIN - ミュージシャン
- B-SHOP - ミュージシャン
- Born ti Cafta - ミュージシャン
- ミヤギマモル - ミュージシャン
- 宮良牧子 - 歌手、チュラマナボーカル
- やなわらばー - ミュージシャン
- 山城幹夫 - BEE! BANG! BOO!ギターリスト。
- 山森大輔 - ミュージシャン、ROCK'A'TRENCHボーカル・ギター。
- rica tomorl - ミュージシャン。元東京エスムジカボーカル(当時は本名の「平得美帆」)。
- RYOEI - ミュージシャン
- 教育者
- 大濱信泉 - 第7代早稲田大学総長、 第5代プロ野球コミッショナー
- 喜舎場永珣 - 八重山研究の父。
- 宮良長包 - 作曲家、教育者。
- 星克 - 教育者、政治家。
- その他
[編集] 脚注
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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