社史

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社史(しゃし)とは、会社歴史である。特に、会社が自らの歴史を出版したものである。

将来の経営に資するために自社の歴史を記録し、書籍)の形とする。過去(歴史)・現在未来について、現時点での価値評価を発行主体が行う。

つまり、社史とは「企業が出す自分史」で、企業の主観で書かれる。

社史の近縁に記念誌という企業出版物もある。企業の主観によって書くのは同じだが、社史のように会社の歩みをもれなく記載するよりも、本の中でお祝いの雰囲気、取引先や社員への感謝の気持ちを表すことが多い。社史が創業・設立後きりのよい周年にまとめられるのに対し、記念誌は、例えば、社屋新築、社長交代、株式公開などを記念としてまとめられる場合が多い。

また社史には種類として大きく3つに分けられ、「正史」(せいし)、「略史」(りゃくし)、「小史」(しょうし)としてよく使われる。

正史は、企業が創業される前から説き起こされて、今日までを網羅している社史で、通史という言葉と同じ意味をもつ。あますことなくしっかりと記載することで歴史の記録の役割を果たすもの。50年、100年など区切りのいい周年などでまとめられる場合が多い。

略史は、ある一時代を「一くくり」として略した意味で使われる。省略しているために少ない内容量で簡単に理解できる反面、歴史全体として網羅していない点もある。

小史は、会社の歴史全体を偏ることなく、圧縮したという意味で使われる。たとえば、内容全体を網羅しようとすれば200ページになるところを、掲載項目の取捨選択のレベルを高くして100ページに要約(ダイジェスト)して書く場合がこれにあたる。

但し、社史を編纂するには多額の費用がかかり、発行する企業に予算がなければ発行できない。いくら伝統がある企業でも業績が良くなければ、発行できないということになる。

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最終更新 2009年10月20日 (火) 01:41 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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