社歌
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社歌(しゃか)とは、一般に企業において、社員の労働意欲向上などを目的として作成される歌のこと。
通常は企業の公式行事(創立~周年式典など)や社内の朝礼などでのみ使用され、対外的に公表されることは少ないが、中には有名アーティストが作詞・作曲に関わっている、テレビ番組で話題になったなどの理由でCD化され、一般のCDショップで販売されるケースもある。(特に放送局の社歌はインターネット上で話題になりやすく、放送マニアの間では有名のものも多い。)
一方で、社歌をもたない、あるいはもっていても殆ど使用されることのない企業もある。
さらに、社歌として正規に制定される以外に、制定はしたもののあえて社歌の名を冠さないもの、記録の散逸等で正式な社歌であるか否かや制定の経緯が曖昧なもの、広報目的の曲が世間一般に社歌だと思われているもの、およびこれらの変形や組み合わせなどさまざまな形態がある。
目次 |
[編集] 主な一般発売された社歌
- 日本ブレイク工業 - 日本ブレイク工業社歌(萬Z(量産型))
- マキタ - I Love You Japan(Mr.Big)
- 東陶機器(現・TOTO)- ととべんきのうた(坂田おさむ)
- 日産自動車 - 世界の恋人
- 本来は歌詞付きの曲だが、CMで流されたスキャットバージョンがCD化されている。項目内に詳しい。
- EMIミュージック・ジャパン - 青い空に歌おうよ(SUPER BELL''Z)
- 南満州鉄道 - 満鉄社歌(東海林太郎)
- 同社の社員だった経歴を持つ東海林が歌唱したものが、2007年発売のCD『満洲のうた』に収録された。
- ヤマハ発動機 - ヤマハ発動機社歌(谷山浩子)
- 同社社員が作詞し、谷山浩子が作曲したもの。非売品EPで発表されており、入手は困難だったが、2008年9月に一般発売したアルバム『タマで弾き語り』に収録された。
- 有限会社OZ(アニメ制作会社) - GOGOイソちゃん(山本正之)
- 山本正之シングル文庫『アニメがなんだ』収録。
- 島田紳助の経営する店 - 我が敵は我にあり(RYOEI)
- RYOEI以外に、羞恥心がカバーしている。
[編集] アルバム「社歌」収録作品
キングレコードより2009年1月21日に発売されたCD「社歌」に収録された社歌(上述の事情もあり、極めて厳格に定義した場合に正式な社歌ではないものも含む)。アルバムの監修は弓狩匡純。
- キヤノン - キヤノン社歌「共生のハーモニー」(東京混声合唱団)
- 九州旅客鉄道(JR九州) - 「浪漫鉄道」(ハイ・ファイ・セット)
- JR九州の特急列車の車内で列車が博多駅に到着する際に流される事がある。以前はさまざまな特急列車で流していたが、現在は鳴らされる列車が大幅に減少している。また、ブルートレイン以外の夜行列車でも終着駅到着前に流していた。また、かつては佐伯駅到着前にも流していたときもあった。
- 現在は主に、大分発博多行きの特急ソニック号と長崎発博多行き特急かもめ号で流される。ただしたいてい乗り換え案内の放送がかぶり、時には省略されたりすることもある。取締役が出席する出発式などのイベントでは比較的よく流される。以前は特急列車の車内、駅でも歌詞を耳にすることができたが、現在歌詞が聞けるのは出発式などのイベントの時だけである。
- また、「心をたばねるシンボル JR九州社歌『浪漫鉄道』」の見出しで新聞に大きく取り上げられたこともある(朝日新聞2008年6月7日付「be」e1-2面『うたの旅人』)。なお、同時に取り上げられたのは大鵬薬品工業と日本ブレイク工業の社歌、また朝日新聞社に社歌がないことであった。掲載写真はすべて九州旅客鉄道所有の車輌と建物等であった(九州鉄道記念館の展示物と建物の写真が掲載されているが、これも所有については九州旅客鉄道)。
- 資生堂 - 資生堂社歌(資生堂コーラス部)
- シャープ - コーポレートソング「ひかりを超えて」(ハイ・ファイ・セット)
- シャープ - イメージソング「地球にひとつの」(ハイ・ファイ・セット)
- 大同生命 - 大同生命キックオフソング「夢直行便」
- 大鵬薬品工業 - コーポレートソング「スマイル・フォー・ミー」(坪倉唯子)
- デンソー - 宇宙へのドア(井上あずみ)
- TOTO - ととべんきのうた(坂田おさむ)
- 東宝 - 東宝株式会社社歌(高島忠夫、草笛光子)
- 日産自動車 - 世界の恋人(シンガーズ・スリー)
- スキャットバージョン
- 日本ブレイク工業 - 日本ブレイク工業「社歌」2007(萬Z(量産型))
- 北海道旅客鉄道(JR北海道) - 北の大地(ダーク・ダックス)
- この曲は歌詞の若干違う2つの版があるといわれる。
- マキタ - I Love You Japan(Mr.Big)
- ライブ音源
- ユニ・チャーム - ユニ・チャームグループ社歌(沖野グループ)
- ロート製薬 - ロート製薬企業キャラクターソング「Happy Surprise! ~よろこビックリの唄~」(鳥山あかね)
- ワコール - 新ワコール社歌「限りなき飛翔(友竹正則)
- キングレコード - キングレコード株式会社社歌(林伊佐緒、井口小夜子)
[編集] アルバム「鉄歌: 鉄道会社の歌」収録作品
キングレコードより2009年10月7日に発売されたCD「鉄歌: 鉄道会社の歌」に収録された鉄道会社の社歌。当初「社歌・応援歌集」なる仮の副題がついていた。収録17曲中5曲が社歌である。監修は弓狩匡純。
- 九州旅客鉄道(JR九州) - 「浪漫鉄道」(ハイ・ファイ・セット)
- 北海道旅客鉄道(JR北海道) - 北の大地(ダーク・ダックス)
- 東海旅客鉄道(JR東海) - 東海旅客鉄道株式会社社歌(二期会)
- 2007年に制定された社歌。この時代には珍しく唱歌や軍歌を思わせる復古調の曲である。社名は詞に入っていない。演奏はクラシック音楽界より起用され、アルバムには日本フィルハーモニー交響楽団(指揮は作曲者の佐藤眞とライナーノートにのみ記述)の演奏、混声四部合唱版が収録されている。バリトン独唱版・ピアノ版(ともにライナーノートに演奏者の記述なし)、吹奏楽版(演奏は佐藤の指揮による東京佼成ウインドオーケストラと記述)、オーケストラ、男声四部合唱の6パターンがある。作詞は林望。なお、同社の歌として「君をのせて」が知られているが、ライナーノートには愛唱歌であると記述されている。
- 南満州鉄道 - 満鉄社歌(東海林太郎、東京アカデミー混声合唱団)
- 日本国有鉄道 - 「鐵道精神の歌」(中野忠晴、コロムビア合唱団)
他に、伊予鉄道の「伊豫鐵道唱歌」(麻耶重善)が収録されている。25番からなる唱歌であるが、ライナーノートには現在は1,2,6番のみが会社の行事で斉唱されると記述されている。作詞は「鉄道唱歌」の大和田建樹、作曲は田村虎蔵(鉄道唱歌は作曲者が複数いるがその一人(最も知られた作曲者ではない))。
なお、このアルバムの他の収録曲は、野球部の応援歌(九州旅客鉄道)、コマーシャルソング、鉄道会社活性化のためのイメージソングなどである。
[編集] その他の特色のある社歌
- 金田重機 - Go!Go!金田重機の歌
- 『とんねるずのハンマープライス』(フジテレビ)で社員の一人がT.M.Revolutionの西川貴教と浅倉大介が社歌を作る権利を170万円で落札したことで作られた。
- 2004年に、社歌を35年ぶりにリニューアル(歌詞に変更はない)。シンガーソングライターの大奈に編曲を依頼してもらい、16ビート調とマーチ調の2曲の新たな社歌を製作。
- 小椋佳作。
- トマト銀行 - にんげん大好き
[編集] 関連文献
- 弓狩匡純・著 「社歌」 文藝春秋 2006年11月 ISBN 4-16-368440-9


