祁門

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祁門
各種表記
繁体字 祁門
簡体字 祁门
Qímén
発音: チーメン
英文 Keemun
  

祁門(きもん)は安徽省祁門県附近でつくられる紅茶。日本では「キーマン」「キームン」「キーモン」などとよばれる。

揉捻(もみ)の強い茶葉薔薇と称される強い香りが特徴。味は渋みが少なくあっさりとしているが、それは苦味・渋味の成分のタンニンが少ないためである。

発祥は19世紀後半に安徽省出身の余干臣が福建省の「武夷茶」を真似てつくられたものとされているが、実際は「祁門工夫」「工夫紅茶」と称されるほど手のこんだ製造法によるもので、たとえば武夷茶は単に天日で乾かせるのに対し、祁門紅茶はを使い乾燥させている。1915年パナマで開催された世界食品展で金賞を受賞ののち「世界の三大紅茶」(ダージリンウバ・祁門紅茶)と称されるようになるが、同時に複雑な製法を簡略化させた香りの悪い粗悪紅茶も増えてしまった。祁門のことをスモーキーフレーバーなどと形容されてしまうことが多いのは、この粗悪品の流通の弊害である。

なお、イギリスの高級紅茶ブレンダーであるトワイニング社はキーマン茶を主体にしたブレンド茶をプリンス・オブ・ウェールズという製品名にて販売している。

最終更新 2009年7月14日 (火) 13:21 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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