神室山
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| 神室山 | |
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| 標高 | 1365.2m |
| 位置 | 北緯38度53分58秒 東経140度29分45秒 |
| 所在地 | 秋田県・山形県境 |
| 山系 | 神室連峰 |
| 種類 | 構造山地(花崗岩) |
ウオッちず Google Map 神室山の位置
神室山(かむろさん)は秋田県湯沢市と山形県新庄市、金山町の県境・市境上にそびえる、神室連峰の主峰となる山である。
『日本二百名山』、『花の百名山(ミネザクラ)』のひとつに数えられる。
この項では、便宜的に神室連峰(神室山地)全般についても記述する。
目次 |
[編集] 山の概要
神室山を主峰とする神室連峰は、黒森(1057m)から、水晶森(1097m)、前神室山(1342m)、神室山、天狗森(1302m)、小又山(1366m)、火打岳(1237m)、八森山(1098m)、杢蔵山(1026m)、大森山(591m)と、脊梁が30kmあまりも続く山脈であり別名「東北のミニアルプス」と呼ばれている。全山栗駒国定公園に指定されている。
神室山は、古来から山岳信仰の山として知られ、修験の山として鳥海山と並び称される存在であった。神室山を水や農業の神として敬い、山に登っては五穀豊穣を祈っていた。山頂には「神室権現」、「雷神」、「太田神」、「水神」といった石碑が残されており、山中の窪地を田んぼに見立て、米などを撒いて五穀豊穣を祈った「御田」の跡と推定される場所が何箇所か残っている。また、「神室山の天狗」など多くの伝承が言い伝えられている。神室山麓の各集落には、それぞれに神室山の参詣者を迎えた宿坊の跡とされる場所が残されている。例えば、金山町の山崎藁坊はその一つである。また、金山町内に残る寺は、神室山の山岳修験にちなんでいる。神室山の修験道自体は、僧坊に女を囲うなど、破戒行為が著しいことを理由に禁止され、廃れて行ったが、近隣の住民の信仰の対象とされ続けている。
他の山脈に比べて特別標高が高いわけではないが、積雪の多さから比較的低標高に高山植物が群生しており、登山道も比較的整備されているため、人気のある登山コースとなっている。
[編集] 登山情報
- 山頂に避難小屋があったが、現在は老朽化のため使用禁止になっている。2008年9月、利用者の要望が強まったことにより、2009年度から2か年かけて、避難小屋の全面改築を行うことを決めた。[1]避難小屋の近くには水場がある。
- 水場は、縦走ルート上には、神室山避難小屋と杢蔵山荘、小又山と火打岳の間にある登山道の分岐点、「砂利口」から少し下った場所にしかない。
- 尾根は痩せているので、滑落の危険性が高い。
- 新庄市の神室連峰山開きは、毎年6月上旬の週末に行われる。
[編集] アクセス
- 秋田県湯沢市
- 役内口(西の又川に沿って神室山頂上を目指すルート。途中に水場あり)
- 山形県金山町
- 水晶森口(かつて出羽を縦貫するメインルートであった有屋峠のルート。稜線上に出て、水晶森~前神室山を経由する)
- 有屋口(大滝沿いの登山道から神室山頂上を目指す。山形県側からの代表的な登山ルート)
- 蒲沢口(権八小屋跡で土内口からの登山道と合流し、台山尾根から神室山頂上を目指すルート)
- 山形県新庄市
- 山形県最上町
- 薬師原口(薬師原から八森山を目指すルート)
- 親倉見口(親倉見から八森山と小又山との間にある稜線、槍が先を目指すルート)
- 西の又口(白川ダムから延びる西の又林道の終点から、小又山を目指すルート)
[編集] 補足
- 神室山の近くにはもう一つ、奥羽山脈に属する禿岳(小鏑山)がありこちらも「かむろだけ」「かむろさん」と呼ばれている。同じ呼び名であることから、両山は姉妹であるとされており、山麓では姉妹神の争いの伝承が伝えられている。禿岳を区別のため「はげかむろ」と呼ぶ人もいる。
- 前述の通り、神室山は山岳信仰の山であったが、その周囲にも山岳信仰の山は多い。金山町の「竜馬山」、最上町の「権現山」、神室連峰の1峰でもある新庄市の八森山、「甑岳」と総称される加無山県立自然公園などである。
[編集] 外部リンク
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