神田泰典

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神田 泰典(かんだ やすのり、1938年 - )は、日本のコンピュータ技術者である。日本語情報処理の分野において多大な功績を残した。2006年現在の肩書は富士通株式会社顧問。

目次

[編集] 業績

  • 日本語処理拡張機構JEFの開発
    それまでのコンピュータは英字とせいぜいカタカナが扱える程度であったが、JEFによって富士通のメインフレーム(汎用機)は「日本語の漢字かな混じり文を扱えるIBM互換のコンピュータ」となり、市場の大好評を博した。これによって富士通の売り上げは日本IBMを抜き、それまで全世界の市場でトップシェアを誇っていたIBMが初めてその国の現地法人に敗北を喫することとなった。
  • 親指シフトキーボードと、かな漢字変換システムの開発
    この成果は日本語ワードプロセッサOASYSシリーズとして商品化され、日本における本格的なオフィスオートメーション時代の幕を開けた。
    OASYSシリーズの販売は、ワープロという全く新しい種類の商品を、親指シフトという独自仕様を引き下げて一般消費者に購買を訴えるものであった。それまで官需や大企業を顧客としていた富士通にとっては前例のない挑戦であり、会社としてのプレッシャーも相当なものであった。そこで富士通は、開発リーダーである神田をカリスマとして担ぎ上げる作戦に打って出た。この時期に神田は「親指教教祖」「OASYS教教祖」としてテレビや雑誌などのマスコミに多数出演している。

[編集] 経歴

  • 1938年 奈良県生まれ
  • 1960年 大阪大学工学部通信工学科卒業
  • 1960年 富士通株式会社入社
    以降、メインフレーム(汎用機)のハードウェアの設計に携わる。
  • 1977年 JEFとOASYSの開発を開始
  • 1979年 JEF発表
  • 1980年 OASYS100発売
  • 2003年7月より 富士通株式会社顧問

[編集] 著書

[編集] 単著

  • 「コンピュータ ― 知的『道具』考」日本放送出版協会 ISBN 4-140-01478-4
  • 「Nettownに市場を築け 富士通のメディア戦略」ダイヤモンド社 ISBN 4-478-37044-3

[編集] 共著

[編集] リンク

最終更新 2008年9月5日 (金) 02:18 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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