神聖隊
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神聖隊(しんせいたい、ヒエロス・ロコス、希:Ιερός Λόχος, ラテン文字転記:Hierós Lókhos)は、ゴルギダスによって結成されたテーバイの精鋭歩兵部隊である。
レウクトラの戦い等で活躍し、テーバイのギリシア覇権確立に大いに貢献したこの部隊は、150組300名の男性の恋人同士によって編成されていたという。なぜ男性同士のカップルから成っているかというと、恋人を死なせないように、あるいはいいところを見せようとして奮戦するだろうという思惑があったようである。彼らは国費で養われ、平時は専ら訓練に励んでいた。テーバイがギリシアの覇権を失った後もこの部隊は存続していたようであるが、カイロネイアの戦いでマケドニア王子アレクサンドロス(後のアレクサンドロス大王)率いる騎兵部隊との交戦で254人が戦死するという壊滅的打撃を受け、それ以後結成されることはなかった。カイロネイアで勝利したマケドニア王ピリッポス2世は彼らの亡骸を見て涙を流し、彼らを讃えたという。
神聖隊は近代以降、ギリシャ陸軍において何度か編成された精鋭部隊の「神聖中隊」という隊名は、この神聖隊の名に由来すると言われている。
[編集] 参考文献
- 『古代ギリシア人の戦争 会戦事典800BC-200BC』、市川定春著、新紀元社、2003年
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