秩父鉄道

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秩父鉄道株式会社
Chichibu Railway Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報
JASDAQ 9012
略称 秩鉄
本社所在地 日本
〒360-0033
埼玉県熊谷市曙町1丁目1番地
電話番号 048-523-3311
設立 1899年(明治32年)11月8日
業種 陸運業
事業内容 旅客鉄道事業 不動産業他
代表者 代表取締役社長 荒舩重敏
資本金 7億5,000万円
売上高 単独44億8,811万円
連結62億6,317万円
2009年3月期)
純資産 単独76億2,265万円
連結79億5,527万円
(2009年3月31日現在)
総資産 単独228億5,294万円
連結236億546万円
(2009年3月31日現在)
従業員数 331人(2008年3月31日現在・出向者除く)
決算期 毎年3月31日
主要株主 太平洋セメント 34.2%
有恒鉱業 22.42%
外部リンク www.chichibu-railway.co.jp
  
C58 363牽引「パレオエクスプレス」

秩父鉄道株式会社(ちちぶてつどう)は、埼玉県北部に2路線を有する中小私鉄である。鉄道事業のほか、不動産業、観光事業も行う。過去には索道(三峰ロープウェイ)事業も行っていた。本社は埼玉県熊谷市曙町1丁目1番地。ジャスダック証券取引所上場企業(証券コード : 9012)。略称は「秩鉄(ちちてつ)」。

太平洋セメント筆頭株主であり、同社の前身である秩父セメント時代から行っている武甲山から産出される石灰石を運ぶ貨物輸送が盛んである(諸井恒平参照)。東武鉄道との関係も密接で、車両や路線に関する細かい設備などに東武との共通点も見られるほか、共同でハイキングなどの観光行事も企画している。また旅客輸送は、沿線に多くの観光地を控えているため、地域輸送のほか西武池袋線西武秩父線からの直通運転や蒸気機関車(SL)の運転などの観光輸送も行われている(詳細は路線記事を参照)。このほか小規模ながら沿線での観光開発を行ない、荒川長瀞ライン下りなどを行なっている。

目次

[編集] 歴史

[編集] 路線

[編集] 営業中の路線

[編集] 廃止路線

[編集] カードへの対応

秩父本線および子会社秩父鉄道観光バスによる路線バスは、パスネットバス共通カードおよびPASMOには対応していない。秩父本線は埼玉県内で唯一、PASMO・Suicaが導入されていない鉄道路線である。西武秩父線との直通運転及び、寄居駅でのJR八高線東武東上線との改札口共有により、パスネット・Suica・PASMOの利用者がそのまま秩父本線内に入ってくることがあるため、寄居駅では乗り換え通路内のSuica・PASMO対応簡易自動改札機を利用して、乗車駅から寄居駅までのSuica・PASMO利用分の運賃精算(出場処理)を完了させた上で、秩父本線に乗り換えができるようになっている(秩父本線分は下車駅で現金精算)ほか、パスネットおよびSuicaの駅員用読み取り端末をそれぞれ借り受けて対応している(PASMOも対応できる模様である)。

なお、羽生駅(東武伊勢崎線)・熊谷駅(JR高崎線)・寄居駅(JR八高線東武東上線)・御花畑駅(西武秩父線西武秩父駅)と導入各社との乗り換え利用も多く、パスネットやPASMOの導入を検討はしたものの、費用対効果がそぐわない可能性が高く、初期投資を無理して捻出するのに躊躇し結果的に断念した。

[編集] 車両

[編集] 塗装

以前は、黄色を基調として窓下に茶または紺のラインを配したオリジナルデザインを、鉄道車両・タクシー・バス車両など、グループ全般にわたり導入していたが、現在は鉄道車両に白地に青を基調とした塗装が主流となっている。ただし、タクシー・観光バス等の車両では、現在でも黄色基調のデザインの車両が存在する。また、2007年の鉄道博物館開館にあわせ翌2008年にかけて、1000系のうち4編成が国鉄101系を模したカラーリング(オレンジバーミリオン [1011F]、スカイブルー [1001F]、カナリアイエロー [1012F]、ウグイス関西線バージョン [1009F])に変更されている。

[編集] 現有形式

電車 - 他の事業者から譲り受けた車両を使用している。1000系と5000系は前所有事業者では全車廃車になっている。

客車

機関車

貨車

[編集] 消滅形式

電車

機関車

貨車

なお、かつてパレオエクスプレスで使用されていた旧型客車はJRから借り入れた物であり、秩父鉄道の車両ではない。

[編集] 乗り入れ車両

電車

  • 西武4000系 - 西武鉄道が秩父鉄道に乗り入れを始めた当初は、西武4000系が間合い運用として秩父鉄道線内の列車として運用されていた事がある。
  • 東武8000系 - 定期運用は1992年で廃止されたが、東上線と伊勢崎線との転属・新製車両を牽引する回送列車として入線する。なお、2両編成3本は秩父鉄道のATSに対応していて、回送時には対応編成を先頭に出して運行する。

[編集] 過去の乗り入れ車両

電車

  • 西武新101系 - 以前は4000系と同様に乗り入れていたが、現在は乗り入れ対応していない。最期は平日に1往復設定されていた急行長瀞・寄居・三峰口行きに使用されていた。廃車がすでに始まっており、一部は譲渡され急行秩父路」号に使用されている6000系となった。
  • 東武7800系 - 1954年(昭和29年)から東上線からの直通車として乗入れ開始。1963年(昭和38年)に8000系に置き換えられるまで乗り入れていた。
  • 東武5310系 - 東上線の特急「フライング東上」号として長瀞まで乗り入れていた時期があった。
  • 東武8000系 - 東上線の特急「みつみね」号・「ながとろ」号・「さだみね」号として乗り入れていた時期があった。みつみね号は三峰口行き、ながとろ号は上長瀞行きであった。この列車では秩父鉄道線内でタブレットを使用するシーンが見られた。ただし、甲種輸送用に秩父鉄道ATS対応の2両編成は運用されている。
  • 国鉄103系 - 1986年(昭和61年)8月24日に蒲田電車区主催のミステリー列車「ミステリー国電特急」として、長瀞まで入線した。方向幕には「特急」表示が入り、車体側面にはJNRマークが入る等の装飾があった。経路は蒲田から京浜東北線 - 山手貨物線 - 東北貨物線 - 高崎線 - 秩父鉄道秩父本線であった。
  • 国鉄115系 - 過去に上野始発熊谷分割併合の「みつみね」など、営業列車として乗り入れていた時期があった。冷房車は秩父鉄道線内では乗務員の判断で冷房が使用されることがあった。秩父夜祭りの際の乗り入れもあった。
  • 国鉄165系 - 過去に武川駅の近くにある公園でのイベントの観客輸送のために乗り入れた。このときは、6両編成で入線した。また秩父夜祭りの臨時列車として乗り入れていた時期があった。この際には当時現役であった元165系の3000系と並ぶ光景も見られた。
  • 国鉄185系 - 秩父夜祭りの臨時列車として、末期に乗り入れた。更新車も入線している。また、かつてお召し列車としても入線したことがある。ただし貴賓車クロ157は使用されていない。

気動車

その他、JRのトロッコ列車がイベントで乗り入れ、デキ2号が牽引したり、「くつろぎ」などのジョイフルトレインが入線したケースが数度ある。

[編集] 保存車両

三峰口駅構内にある秩父鉄道車両公園で保存されているほか、同公園外でも以下の車両が保存されている。

他にも貨車が多数売却されており、その数は把握できない。 各形式の項目も参照。

[編集] 関連会社

  • 宝登興業 - 宝登山ロープウェイ運営
  • 秩父鉄道観光バス - バス
  • 秩鉄タクシー - タクシー
  • 熊倉高原センター - 飲食業
  • 秩鉄かんぽサービス - 飲食業
  • 秩鉄商事 - 卸・販売
  • 秩父建設 - 建設・電気工事
  • 秩父観光興業 - 旅行代理
  • 長瀞不動寺奉質会(非連結子会社)
  • 秩父観光(非連結子会社)

[編集] ロケ撮影など

秩父鉄道は、映画ドラマCM撮影などで使用されることが多い。広瀬川原車両基地構内や熊谷駅構内、三峰口駅のプラットホームなどが撮影に使用されている。千葉県の小湊鉄道と並んで数も多い。撮影された主な作品は以下の通り。


その他多数

[編集] 備考

計画としては現在の終点・三峰口駅から秩父市大滝地区(旧大滝村)へ路線を延長する予定であったが中止となっている。三峰口駅の引き上げ線はその名残であり、かつては鉱山のホッパーまでつながっていた。また、大滝村方面にケーブルカーを建設する計画もあったという。

なお、森口正之著『鉄道未成線を歩く』 2001年 JTB p.187 の「大正・昭和期」における未成鉄道の失効路線一覧4」によると、秩父鉄道は以下の路線の免許を取得している。

  • 普通鉄道 白川村三峰口(荒川村) - 大滝村 2.4km 1927年12月5日取得、1936年2月19日失効(秩父本線の延長)
  • 鋼索鉄道(ケーブルカー) 秩父郡大滝村地内 1.8km 1927年12月5日取得、1930年12月26日失効

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ


最終更新 2009年9月14日 (月) 19:53 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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