積雪
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積雪(せきせつ)とは、地面に積もった雪のこと。気象用語としては、地面に積もった霰(あられ)のこともいう。ニュースや天気予報で流れる「積雪~cm」というのは、積雪計設置地点の積雪記録である。
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[編集] 概要
基本的に積雪は雪がとけるまで減ることはないが、風が強く低温な地域では吹き飛ばされることで減ることがある。また、あくまでも積雪計設置地点での値であるため、同じ地域でもところによっては吹き溜まりなどで、発表されている積雪量以上に積もっている場合がある。
「積雪0cm」と「積雪なし」では状態が異なる。気象庁の定義によれば、「積雪0cm」は観測点周囲の地面を半分以上雪が覆った状態のこと。「積雪なし」は雪が全くないか、観測点周囲の地面の半分までは雪が覆っていない状態のこと。
ある期間内における積雪の最大値を最深積雪(さいしんせきせつ)という。
なお、気象庁の定義では、固形の降水が積もったものが積雪であるが、夏季において雹が積もった場合は積雪とは呼ばない。
[編集] 積雪の分類
日本雪氷学会では、雪質によって積雪を次の9種類に分類している。
- 新雪 - 降雪時の結晶の形がほぼ完全に残っているもの。
- こしまり雪 - 樹枝形などの結晶が若干残る程度で、ほとんど丸みを帯びた氷の粒。小締まり雪。
- しまり雪 - 圧縮や焼結により丸みを帯びた氷の粒。粒子同士が網目状の組織で緩やかにつながっている。締まり雪。
- ざらめ雪 - 水の作用により粗大化した氷の粒。内部・表面に水を含むものと再凍結したものがある。粗目雪。
- こしもざらめ雪 - 新雪が融解・霜の付着などによって、平らな形状となった小さな氷の粒。小霜粗目雪。
- しもざらめ雪 - 新雪を核として成長した霜が肥大化し、骸晶状の氷の粒と化したもの。霜粗目雪。
- 氷板 - 板状・層状の氷。
- 表面霜 - 積雪層の表面に発達する霜。
- クラスト - 積雪層表面にできる再凍結によってできた固い層。
[編集] 最深積雪の記録
[編集] 日本
- 気象観測所:750cm 富山県富山市真川 1945年2月26日
- 旧国鉄:785cm 長野県栄村森宮野原 1945年2月14日
- 山岳:1182cm 滋賀県伊吹山 1927年2月14日
- その他、参考記録として新潟県寺野村(現上越市板倉区)で1927年2月13日に818cm(2丈7尺)がある。
[編集] 世界
[編集] 積雪の効果
積雪は、生物の分野では、生物の分布に大きな影響を与えることが知られている。ある程度以上、温度が下がる時期がある地域においては、寒冷期の最低気温とその生物の耐寒性がその分布要因として大きな意味を持つ。ところが、積雪は多くの空気を含むため、雪の中は外気ほどは温度が下がらない場合があるのである。たとえば日本海側は冬季の積雪が多いため、低木以下の高さに置いては、より温暖な地域の生物が意外なほどに北まで分布する。ユキツバキはその例によく挙げられる。
[編集] 脚注
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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