究極VS至高
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究極VS至高(きゅうきょくVSしこう)は、漫画『美味しんぼ』作中で、東西新聞社員の山岡士郎・栗田ゆう子などが提供する究極のメニューと、帝都新聞と美食倶楽部を主宰する海原雄山が提供する至高のメニューで繰り広げられる戦い。
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[編集] 概要
究極VS至高はサブタイトルにも多く使用され、美味しんぼの中核的なものである。当初、帝都新聞社と東西新聞社が毎月第2週の日曜版にそれぞれ一品ずつ連載し、全面対決させる様相を呈していた。だが、週刊タイム上で対決させて掲載することとなってからは、2日前の金曜日午後に紙面を交換し合い、翌週月曜日に食べ比べをして勝敗を決する形を採った。しかしこの設定は第1回目の卵対決のみで、それ以後はお互いのメニュー内容は全く分からないことになっており、毎月の連載についても以後言及がない。また、対決が山岡と栗田の結婚式の後一旦中断していることから、連載も不定期になっていると思われる。後に、大東テレビで対決の模様を番組にすることにもなった。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
[編集] 戦績
| 回数 | サブタイトル | テーマ | 究極のメニュー | 結果 | 至高のメニュー |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 究極VS至高 | 卵の前菜 | ゆで卵トリュフソース | 引き分け | 卵の黄身の味噌漬け |
| 2 | 対決!!野菜編 | キャベツとカブの料理 | フグの白子のキャベツ包み | 引き分け (一勝一敗) |
キャベツの芯トマトソースがけ |
| カブの山ぶどうの汁漬け | カブとマッシュルームペースト | ||||
| 3 | 餃子の春 | 餃子 | 水餃子 | 引き分け | 蒸し餃子 |
| 黒砂糖餃子 | |||||
| 4 | エイと鮫 | エイ料理 | エイの縁側のバターソース | 引き分け | エイのドレッシング和え |
| 5 | 生肉勝負!! | 生肉料理 | タルタルステーキ | 至高 | ユッケ |
| 馬刺し | カルパッチョ | ||||
| 6 | 蒸し焼き勝負 | 蒸し焼き料理 | 仔羊の塩蒸し | 至高 | アワビの塩蒸し |
| 7 | カキの料理法 | カキ料理 | カキの清蒸 | 究極 | 生ガキ |
| カキのクリーム煮 | |||||
| カキのサンショウだれ | |||||
| 8 | 豆腐勝負!! | 豆腐料理 | ザル豆腐 | 究極 | 汲み出し豆腐 |
| 9 | カツオのたたき | 鰹のタタキ | 拍子木形カツオのたたき | 至高 | 洋風カツオのたたき |
| 10 | カレー勝負 | カレー | カニのカレー | 引き分け | ポークカレー |
| 11 | 対決!!スパゲッティ | 日本人好みのスパゲッティ | 生ウニとイクラのスパゲッティ | 至高 | ニンニクスパゲッティ |
| アワビのスパゲッティ | トマトソーススパゲッティ | ||||
| 12 | 菓子対決!! | お菓子 | 柿の羊かん | 引き分け | 干し柿 |
| 13 | 究極の披露宴 | 披露宴料理 | 野草料理 | 引き分け | お惣菜料理 |
| 14 | 長寿料理対決!! | 長生きのための料理 | 素食(お惣菜料理) | 究極 | スッポンとフカヒレの鍋 |
| 豆苗の炒め物 | |||||
| ニンニクの芽の炒め物 | |||||
| 栗飯 | |||||
| ツバメの巣 | |||||
| 15 | 鮭勝負!! | 鮭料理 | 生鮭のドレッシング和え 花びら風味 |
至高 | 鮭の皮と腹の身の塩焼き と照り焼き |
| 鮭の赤身の揚げ餅 |
[編集] 詳細
[編集] 究極VS至高
初卵(その鶏が初めて生んだ卵、それがわかるということは必然的にその卵が美味しいということ)を使用した至高側と材料の差が歴然としていたため至高側の勝利となりかけた。しかし唐山陶人が「料理法の評価が抜けている」ことを指摘したため、同じ卵を使って作り直すことになる。作り直しではゆで卵ではなく卵の黄身だけを使用したことにより、至高のメニュー“卵の黄身の味噌漬け”をしのぐ味となった。全ての過程をふまえ、結果は引き分けとなった。
[編集] 対決!!野菜編
第1回の対決は材料の差によりやり直したため、雄山がキャベツとカブを提供し、同じ材料で闘うことになる。キャベツ料理では素材の良さを100%出した至高が勝利。続くカブ料理では山岡は“カブの焼き鮎出汁煮”を出す予定でいたが、雄山がカブの風味の問題点を指摘し、出す以前から負けを覚悟する。その様子を見た雄山が再勝負になるように仕組み、後日やり直しとなる。あらためての勝負で究極側は“カブの山ぶどうの汁漬けくるみソース”を出して勝利。1対1の引き分けとなった。
[編集] 餃子の春
従来の餃子のもつ「皮の旨味が足りない」ことと「必ずニンニクを使う」という二つの問題点を打開するものとして、究極側は水餃子、至高側は蒸し餃子を出す。皮に米粉を使った蒸し餃子に対し水餃子は新味が無く、当初は至高側が有利であった。しかし黒砂糖餃子を出したことで後口をさっぱりさせ、食事としての評価が上がり、結果は引き分けとなった。
[編集] エイと鮫
上品でさわやかな至高側の料理と、エイの野性味を強調し洗練させた究極側の料理は、審査員の間でも意見が分かれけんかをする審査員もあらわれた。結果は引き分けとなる。
[編集] 生肉勝負!!
至高側はユッケ、牛のカルパッチョと牛肉を用いた料理を出す。一方、究極側は馬肉を用いたタルタルステーキ、馬刺しを出すが、これが審査員として加わっていた大馬主である藤馬氏を怒らせてしまい、配慮を欠いた料理と見なされ、至高側の勝利となる。しかし、藤馬が審査員に入ることを知りながら馬肉を出した山岡の判断は、この勝負に美食倶楽部の調理人の座がかかる至高側の調理人、下村に勝ちを譲ったことは明らかであり、海原雄山の申し入れにより勝負は無効となった。
[編集] 蒸し焼き勝負
周大人の誕生日祝いの意味もこめられた対決。先攻の究極側は、山岡が子供の砂遊びから塩蒸しを思いつき、岩塩で子羊のリブを包んで蒸し焼きにした子羊の塩蒸しを出す。これも評価の高い料理だったものの、至高側は同じ塩蒸しの技法を用いて、更に深い味を持つアワビの塩蒸しを作る。うまさをさることながら、中国人の周大人も脱帽するアワビの料理法であり、至高側の勝利となった。
[編集] カキの料理法
海原雄山にオードブルとして安易な生ガキを出したことにより、店の評判を落とされた料理人、川地と知り合ったことから、カキ料理での対決が行われた。至高側は、一般の食べ方より格段に洗練された生ガキ、カキの白ワイン煮キャビア添え、焼きガキのサンショウソースと上品で洗練されたカキ料理を出す。これに対し究極側は、中国料理の技法を用い、蒸したカキに熱した油をかけることで、鮮烈な味と香りを持つカキの清蒸を出した。少々荒っぽいとされながらも鮮烈の極みとされた、究極側の勝利となった。しかし、対決前に海原がカキ料理で魅力的なのは、鮮烈な香りであることを暗示していたことなどから、川地は海原が自分の店の評判を落とした償いに、わざと負けてくれたのではないかと考えていた。
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最終更新 2009年11月11日 (水) 06:42 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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