立太子
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立太子(りったいし)とは、広く東アジアにおいて広まった儀礼で、日本の天皇・中国の皇帝等の皇子等を跡継ぎとして太子に立てる事である。
[編集] 日本の事例
皇太子旗を描く今上天皇の立太子礼記念切手(1952年)。
日本の朝廷においては、古くは儲君(ちょくん、もうけのきみ)とも呼ばれ、儲君を受けた皇子は立太子の礼(立太子礼)の儀式を執り行い、内外に皇嗣たる皇太子に就任したことを宣言する習わしであった。儲君に関しては、江戸時代までは皇室典範のような皇位継承の順序を定めた法律がなく、天皇の意思や朝廷、幕府などの介入により、複数の候補者から選ばれるのが慣例であった。なお、中世の朝廷衰微の時代には立太子の礼を行う予算がないために儲君が立太子をされないまま、次期天皇に即位した例も多い。
明治以降は皇室の家法として皇室典範が定められ、皇位継承の順序が厳格に定められるようになり、重大な病気などでない限り、皇位継承順位の変更は許されないこととなった。また現行の典範には「皇嗣たる皇子」として皇太子の立場が定められたが、「立太子」は明記されていない。
近代以降は、4例の立太子礼が行われている。
- 明宮 嘉仁親王(大正天皇):1889年11月3日
- 迪宮 裕仁親王(昭和天皇):1916年11月3日
- 継宮 明仁親王(現・今上天皇):1952年11月10日
- 浩宮 徳仁親王(現・皇太子):1991年2月23日
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