竜馬がゆく (NHK大河ドラマ)

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竜馬がゆく』(りょうまがゆく)は、1968年1月7日12月29日まで放送されたNHK大河ドラマ第6作。全52回。平均視聴率14.5%。最高視聴率22.9%。初回視聴率22.9%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)。

明治百周年を記念して制作された、大河ドラマ初の司馬遼太郎原作ドラマ。近代日本の扉を大きく開いた青年・坂本龍馬の生涯を描いた快作(本作では原作と同様「竜馬」の表記が用いられる)。

目次

[編集] 概要

前年の『三姉妹』に続く幕末ものであり、『独眼竜政宗』『武田信玄』以前では、同じ時代の作品が2年続いた唯一の例であった。

大河ドラマとしては、最後のモノクロ作品である。また、大河ドラマで初めて、短期ながらご当地(高知)ロケが行われた。

映画出身の水木洋子が書く脚本はテンポが速いため、一話45分の大河の尺に収まらず、当初の演出担当である辻本一朗を悩ませた。また、大阪出身である辻本と東京のスタッフが合わず、辻本が期待していた材木が小さかったなど制作上において齟齬をきたし、和田勉との交替劇が起きた。和田は、とにかく出演者にセリフを早口でしゃべらせるなど、水木の脚本を45分の尺に収める様にして一連の危機を乗りきった。

主役の北大路欣也は、カーキチの趣味も辞めて役作りに打ち込み、北辰一刀流三味線、一弦琴を習得した。

武市半平太役の高橋英樹は、この作品で初めて本格的な時代劇を経験、日活出身の高橋は当時、石原裕次郎などの同社所属スターが長脚揃いであったのにくらべて、「高橋君、きみは違うねえ」といわれたため時代劇に転向したという(本人談)。

上空の雲海を撮影したオープニング映像は圧巻であり、間宮芳生のマーチ調のメインテーマも時代を切り開く竜馬のイメージに合って、今でも人気の高い大河のメインテーマ曲の一つである。なお、現在CDなどで聴くことができるテーマ曲と実際に放送されたものとでは、アレンジが違っている。

視聴率は伸び悩み、『花の乱』以前の大河ドラマでは歴代最低である。幕末物は当たらないというジンクスを生んだ最初の作品となった。

また、本作では前作に引き続き放送回にサブタイトルが付けられていない。

[編集] 現存映像について

第16話のみが現存しており、その他の映像はNHKには現存していないとされる。当時は放送局用ビデオテープ2インチVTR)が非常に高価で大型だったために、テープは放送終了後に消去されて他の番組に利用されるのが通常だった。そのため再放送および全話収録の完全版の販売は絶望的である。現存している第16話は『NHK想い出倶楽部2 - 黎明期の大河ドラマ編 - (4)竜馬がゆく』としてDVDで販売されており、また近年『NHKアーカイブス』でも放送された事がある。 なお、DVD化に際して『脱藩』というタイトルがつけられている(前述のとおり本放送時にはサブタイトルはなかった)。 また、1話のみの現存なので、ストーリー全体では重要人物に位置付けられていたおりょう勝海舟などの映像は現存しない。

[編集] スタッフ

[編集] キャスト

太字は現存する第16話に登場。

[編集] 放送

この大河ドラマは、サブタイトルがないので、放送日程一覧は省略。


NHK 大河ドラマ
前番組 番組名 次番組
竜馬がゆく

最終更新 2009年11月7日 (土) 09:53 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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