竹富島

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竹富島
竹富島では、沖縄の昔ながらの集落の様子を見ることが出来る。赤瓦がふかれた低い屋根、台風の風を防ぐための石垣、珊瑚のカケラを敷き詰めてつくられた白色の道。
座標 北緯24度19分44秒
東経124度05分12秒
面積 5.42km²
海岸線長 9.12km
最高標高 24m
所在海域 東シナ海
所属国・地域 日本の旗 日本沖縄県
  
沖縄本島と八重山列島の位置図

竹富島(たけとみじま)は、沖縄県八重山諸島にある。沖縄県八重山郡竹富町に属している。八重山の中心地である石垣島からは、高速船で約10分程(約6km)の距離にある。

島の中央部にある集落全体が、木造赤瓦の民家と白砂を敷詰めた道という沖縄古来の姿を保っている。なお、「竹富」は近代になってからの当て字で、明治半ばまでは「武富」と表記されることが多く、かつてはタキドゥンと呼ばれていた。現在も住民には「テードゥン」と呼ばれることが多い。人口:約342人(2005年6月現在)、戸数:約172戸。

目次

[編集] 地理

全島が隆起珊瑚礁でできているため極めて平坦で、展望台を除けば、集落の家の屋根が島で一番高いところである。南北に長い楕円形をなしており、周囲は約9km。

[編集] 赤瓦と竹富島

島では、昔ながらの街並や文化を保存しようとする意識が非常に高い、その例として

  • 新しく家を建てる場合は必ず許可を得てから、平屋の赤瓦の家(カーラヤー)を建てなければならない。ただし、赤瓦を葺く場合は補助金が支給される。
  • 窓ガラス等は見えにくいようにすだれなどで隠す。
  • 建物の外に看板などを露出させることは原則禁止。
  • 大規模リゾート開発を目的とした土地買収には応じない。
  • 珊瑚を砕いた白砂の道は、住民の毎朝の掃除によって美しい状態に維持されている。また白砂はアスファルトと違い、雨や台風が来るたびに、少しずつ海に流れていってしまう。そのため、住民は砂浜で白砂を集めてきて、定期的に道を補修している。

などが挙げられる。これらの島民たちの努力の成果により、沖縄の原風景とも言える赤瓦屋根の集落が現在でも残っており、それがそのまま観光資源として生かされている。また、島のほぼ中心部にある赤山公園内のなごみの塔からは、赤瓦屋根の集落が見渡せる。

なお、竹富の集落の家並みは重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。

昔ながらの街並だけではなく、自然環境も良好で、島の西側にはコンドイビーチ(海水浴場)や星砂(太陽の砂)で有名な、皆治(カイジ)浜などもある。しかし、現在では自然環境の変化などで星砂は少なくなった。集落は島の中央からやや北に集中しており、南には牧場が広がる。また、島の南部には、県内有数規模の車海老養殖場があり、県外へと出荷されている。

[編集] 歴史

  • 琉球王朝時代には、八重山地方の政庁(蔵元)が置かれていた時期もある。
  • 稲作に向かない土地であった為、船で西表島に渡って耕作する、出作が行われていた。

[編集] 文化

赤瓦屋根の家並と並んでこの島の特徴となっているのが、一年を通して数多くの祭礼が継承され、実施されていることである。プイ(豊年祭)や結願(キツガン)祭、節祭(シチ)といった、八重山の各地で行われている祭に加え、世迎え(ユーンカイ)、十五夜祭(ジングヤ)など竹富独特のものも少なくない。それらの中でも、特に盛大に行われているのは、陰暦の9、10月中の甲申(きのえさる)の日から10日間に渡って行われる種子取祭(タナドゥイ)である。この期間は数々の神事が行われ、また祭の7、8日目には多くの奉納芸能も行われる。期間中は多数の観光客も訪れて島は活況を見せる。

かつては織物が盛んで、芭蕉布の原料となる芭蕉の木があちこちにみられる。現在でも竹富民芸館を中心として、ミンサーやぐんぼうなどが織られている。

また多くの御嶽(うたき)が存在し、信仰の対象となっている。特に竹富島の始祖と言われる6人の酋長を祀った御獄は六山(ムーヤマ)と呼ばれ、各種の神事の行われる最も重要な拝所とされている。

[編集] 観光

水牛車 : ガイドしながら集落内を一周してくれる。
  • 水牛車 - 水牛の歩く早さで街並を巡りながら、御者が観光案内を行う、途中では三線の演奏も行われる。由布島の水牛車を参考に始められた。
  • 喜宝院 - 日本最南端の寺院。併設の喜宝院蒐集館には竹富島の生活用具(登録有形民俗文化財)が展示されている。
  • 民宿 - 多くの家が民宿として宿泊でき、島の主要な産業となっている。旅館やゲストハウスもある。旅館は一軒のみでホテル等はない。石垣島の宿泊施設からの日帰りで島を訪れる観光客が大半であるため、島に宿泊すると、石垣島へ向かう船の最終便が出た後は昼間とは違う雰囲気を味わうことができる。
  • コンドイ浜 - 遠浅の海岸。
  • カイジ浜 - 星砂の浜として知られる海岸。
  • なごみの塔 - 展望台。国の登録有形文化財
  • 安里屋クヤマ生誕の家 - 民謡『安里屋ユンタ』に歌われた安里屋クヤマの生家。
  • ンブフル - 牛が一夜にして築いたと伝えられる丘。
  • クスクムイ(小城盛) - 先島諸島火番盛(国の史跡)のひとつ。
  • 環境省竹富島ビジターセンター竹富島ゆがふ館 - 2004年6月に開館した竹富島の資料館。環境省の施設であるが、展示内容は竹富島の文化遺産を中心としている。

[編集] アクセス

  • 安栄観光
    • - 石垣港(離島ターミナル):所要10分 朝から夕方まで30分おきに就航
      ほか、貨客船(カーフェリー)が週2便就航
    • - 西表島大原港:大原港からの片道のみ、1日1便のみ就航(竹富寄港は不定期)
  • 石垣島ドリーム観光2007年就航)
    • - 石垣港(離島ターミナル):所要10分、1日3便(石垣方向は他に2便)
      ほか、高速フェリーが週2便就航

島内では竹富島交通が路線バスを運行している。

[編集] 竹富島を舞台とした作品

[編集] 映画

[編集] テレビドラマ

[編集] 音楽

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ

最終更新 2009年11月17日 (火) 19:07 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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