第二京阪道路

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第二京阪道路(だいにけいはんどうろ)は、京都府京都市伏見区から大阪府門真市に至る国道1号バイパスである。4-6車線の専用部(自動車専用道路)と側道に当たる2-4車線の一般部(一般道路)からなる。

飽和状態にある京阪国道および近畿自動車道吹田IC/JCT-門真IC渋滞緩和(加えてこれに付随する名神高速道路天王山TN付近と京都南IC付近の渋滞緩和)を目的として整備が進んでいる。

沿道環境への対策として、道路の両脇に副道・植栽帯・自転車歩行者道からなる環境施設帯を設置しており、国土交通省緑立つ道愛称を付けている。

ここでは、一般有料道路としての営業中路線では第二京阪道路に含まれる洛南連絡道路地域高規格道路)についても合わせて記述する。

目次

[編集] 専用部

大阪圏都市圏自動車専用道路
第二京阪道路
DAINIKEIHAN ROAD
第二京阪道路
国道1号バイパス
地図
高速路線図(京都付近)
総距離 28.3km
開通年 2003年 - 2010年予定
起点 京都市伏見区阪神高速接続部)
主な
経由都市
京田辺市
枚方市
終点 門真市門真JCT
接続する
主な道路
記法
阪神高速8号京都線
京滋バイパス
新名神高速道路(事業中)
近畿自動車道(事業中)
Template(ノート 使い方) ウィキプロジェクト 道路

延長約28.3km自動車専用道路であり、地域高規格道路の計画路線に指定されている。一般有料道路としての営業中路線では阪神高速8号京都線接続部から門真JCTまでの区間が第二京阪道路であるが、地域高規格道路の路線では巨椋池ICから門真JCTまでの区間(延長約27.4km)が第二京阪道路であり阪神高速8号京都線接続部から巨椋池ICまでの区間(延長約0.9km)は洛南連絡道路(らくなんれんらくどうろ)である。

[編集] 概要

  • 起点 : 阪神高速8号京都線接続部
  • 終点 : 門真JCT
  • 道路構造令 : 第1種第3級-第2種2級
  • 設計速度 : 60-80km/h
  • 車線数 : 4-6車線

公共事業・有料道路事業の合併施行方式で建設されており、建設工事の途中で国土交通省から西日本高速道路株式会社に移管され[1]、西日本高速道路が一般有料道路として管理する。

阪神高速8号京都線接続部は一般部の起点よりも約1.4km宇治川左岸(南岸)付近にあるため、専用部の延長距離は一般部のそれよりも短くなっている。

巨椋池TB以北は4車線(第2種第2級・設計速度60km/h)、巨椋池TB-久御山JCTまでは4車線(第1種第3級・設計速度80km/h)、久御山JCT以南は6車線(第1種第3級・設計速度80km/h)である。開通以来、京田辺TB-枚方東IC間も4車線(2008年12月から2010年1月下旬までは京田辺PA建設工事のため、2車線に規制)であるが、門真JCTまでの開通時に6車線化される。

2003年3月30日に最初の区間として巨椋池IC-枚方東IC間が部分開通した。巨椋池IC以北の区間は、阪神高速8号京都線と同時に2008年1月19日に開通した。枚方東IC以南の区間については、当初2007年度中の開通を目標としていたが、用地買収の遅れや道路が通る周辺住民の反対運動等で、現在は2010年3月20日開通予定で建設が進められている。

テレビ新聞などでは第2京阪算用数字で表記される場合があるが、正式には第二京阪漢数字を用いる。

[編集] 通過市町村

[編集] インターチェンジなど

  • IC番号欄の背景色がである部分については道路が供用済みの区間を示している。また、施設名欄の背景色がである部分は施設が供用されていない、または完成していないことを示す。未開通のIC/JCT名は仮称。
IC番号 施設名 接続路線名 起点から
(km)
備考 所在地
阪神高速8号京都線 京都市内方面
- 巨椋池TB 洛0.5 本線料金所 京都府 京都市
1 巨椋池IC 国道1号一般部)京都市内方面 洛0.9
0.0
大阪方面出入口
2 久御山JCT 京滋バイパス 1.1 久御山町
3 久御山南IC 国道1号(一般部)京都方面
府道15号宇治淀線
3.9 大阪方面出入口
4 八幡東IC 国道1号(一般部)枚方方面 4.6 京都方面出入口 八幡市
- 八幡JCT 新名神高速道路(事業中) 2016年度開通予定
- 京田辺TB 8.1 本線料金所 京田辺市
- 京田辺松井IC 国道1号(一般部)京都方面 大阪方面出入口
2010年3月20日供用開始予定
- 京田辺PA - 2010年3月20日供用開始予定
6 枚方東IC 国道1号(一般部)大阪方面 10.5 京都方面出入口 大阪府 枚方市
- 枚方学研IC 国道1号(一般部)京都方面 大阪方面出入口
2010年3月20日供用開始予定
- 交野北IC 国道1号(一般部)大阪方面 京都方面出入口
2010年3月20日開始供用予定
交野市
- 交野南IC 国道1号(一般部)京都方面 大阪方面出入口
2010年3月20日供用開始予定
- 寝屋川北IC 国道1号(一般部)大阪方面 京都方面出入口
2010年3月20日供用開始予定
寝屋川市
- 寝屋川南IC 国道1号(一般部)京都方面 大阪方面出入口
2010年3月20日供用開始予定
- 第二京阪門真IC 国道1号(一般部)大阪方面 京都方面出入口
2010年3月20日供用開始予定
門真市
- 門真TB 本線料金所 大阪方面のみ
2010年3月20日供用開始予定
- 門真JCT 近畿自動車道 2010年3月20日供用開始予定

第二京阪道路のキロポストは巨椋池ICを起点に設置されており、洛南連絡道路区間のキロポストは阪神高速8号京都線接続部を起点に「洛0.5」のように設置されている。

[編集] 主なトンネル

  • 京田辺トンネル(京田辺TB-枚方東IC) : 470m
開削工法により建設されており、全長のうち約110mが、専用部本線・京田辺PAからの流入ランプ・一般部本線・一般部側道(山手幹線と接続するランプ)から構成される8連ボックスカルバート構造である。なお、一般部本線と側道はボックスカルバート内で合流しているため、京都側から見ると6連構造である。残り約360mは、PC橋梁構造で本線上に建設されている京田辺PAの真下の部分である。この部分は、厳密には橋梁下でありトンネルではないが、十分な長さがあるため、照明非常電話などトンネルと同様の設備が備えられている。
  • (仮称)小路トンネル(寝屋川北IC-寝屋川南IC) : 780m
専用部と一般部から構成される4連トンネルで「4連めがねトンネル」と呼ばれている。全長のうち約265mがNATM工法により建設され、2008年5月8日に貫通した。残り約515mは開削工法による4連アーチカルバート構造で建設中である。

[編集] 歴史

  • 2003年3月30日 : 巨椋池IC-枚方東IC間開通。
  • 2008年1月19日 : 阪神高速8号京都線接続部-巨椋池IC間開通。
  • 2009年10月13日 : 運輸関係者や報道関係者などを対象に、建設中区間の内覧会を開催。
  • 2010年3月20日 : 枚方東IC-門真JCT間開通に伴い全線開通予定。

[編集] 道路管理者

[編集] ハイウェイラジオ

  • 八幡(八幡東IC-京田辺TB)

[編集] 車線・最高速度

区間 車線
上下線=上り線+下り線
最高速度 備考
阪神高速接続部-巨椋池TB 4=2+2 60km/h
巨椋池TB-久御山JCT 80km/h
久御山JCT-京田辺TB 6=3+3
京田辺TB-枚方東IC 4=2+2

※2010年1月下旬までは2=1+1に車線規制されており、枚方東IC-門真JCTの全線開通時には6=3+3の6車線化される

[編集] 開通予定年度

  • 2010年3月20日 : 枚方東IC-門真JCT

[編集] 料金

下記のとおり3区間に分けて定められている[2]

区間 料金制 軽自動車 普通車 中型車 大型車 特大車
A区間 起点 - 京田辺松井IC
(京都市伏見区向島大黒 - 京田辺市松井)
距離制 A区間の全区間を通行した場合
350 400円 500円 700円 1,150円
B区間 京田辺松井IC - 交野南IC
(京田辺市松井 - 交野市星田北)
均一制 350円 450円 500円 700円 1,200円
全線供用開始の前日までは下記の料金
200円 200円 250円 300円 400円
C区間 交野南IC - 門真JCT
(交野市星田北 - 門真市大字稗島)
均一制 350円 450円 550円 750円 1,250円

なお、枚方東IC-門真JCTの開通日から2018年3月31日までの間は次の料金割引が予定されている。

  • 第二京阪道路連続利用割引:第二京阪道路のA区間-C区間を連続走行する場合に、下記の料金を割り引く。
区間 割引額
軽自動車等 普通車 中型車 大型車 特大車
第二京阪道路A区間-C区間連続走行
(巨椋池IC、久御山南IC - 寝屋川北IC、門真IC、門真JCT)
150円 250円 350円 500円 1,000円
京滋バイパス京都府内区間-第二京阪道路C区間連続走行
(笠取IC、宇治西IC、久御山淀IC - 寝屋川北IC、門真IC、門真JCT)
150円 250円 350円 500円 1,000円
阪神高速8号京都線-第二京阪道路C区間連続走行
(山科ランプ、上鳥羽ランプ、城南宮南ランプ - 寝屋川北IC、門真IC、門真JCT)
250円 350円 450円 650円 1,300円
  • ネットワーク割引:大山崎IC以東インターチェンジ(名神高速道路、京滋バイパスなど)- 門真JCTの間を第二京阪道路を経由して走行する場合の料金は、大山崎IC以東のインターチェンジ-吹田JCTの間の料金と同額に割り引く。(第二京阪道路連続利用割引の方が安い場合にはそちらが適用される。この場合は名神高速道路経由の場合の料金も第二京阪道路連続利用割引適用料金と同額に割り引かれる。)

例えば、普通車では、巨椋池IC-門真IC間は1,250円が1,000円に、阪神高速8号京都線-門真IC間は1,750円が1,400円に、笠取IC-東大阪北IC間は2,100円が1,850円に(名神高速道路経由の場合も1,900円が1,850円に)、栗東IC-東大阪北IC間は2,850円が2,350円に割引される。

[編集] 交通量

平日24時間交通量(平成17年度道路交通センサス)

  • 巨椋池IC-久御山JCT : 6,334
  • 久御山JCT-久御山南IC : 12,543
  • 久御山南IC-八幡東IC : 14,044
  • 八幡東IC-京都府・大阪府境 : 7,045

[編集] 一般部

国道1号標識
八幡JCT予定地付近の一般部
京田辺市松井付近の環境施設帯
京田辺市松井付近の一般部本線と副道とを接続するランプ部。上から専用部、一般部本線、副道(環境施設帯)の3層構造になっている。
市道山手幹線との交点の山手幹線西行き側にある標識。第二京阪道路一般部に国道1号を示す表示があるが、枚方バイパスへつながる直進方向が「国道1号」と案内されている。

延長約29.7kmの一般道路である。 都市計画道路の路線名および国土交通省の事業名は、洛南道路(京都府内の京滋バイパス以北・延長約3.3km)・京都南道路(京都府内の京滋バイパス以南・延長約8.8km)・大阪北道路(大阪府内・延長約17.6km)となっている。

[編集] 概要

  • 起点 : 京都市伏見区横大路下三栖
  • 終点 : 門真市大字稗島
  • 規格等 : 3種1級60km/h、3種2級60km/h
  • 車線数 : 4車線、2車線

事業主体・道路管理者とも国土交通省である[3]

一般部は専用部の側道の位置づけであり、専用部インターチェンジと主要道路との連絡と、沿道地域間交通での利用が想定されている。このため、周辺地域に設置されている案内標識では、「国道1号」の表示で枚方バイパスへ、自動車専用道路を示す色の「第二京阪」の表示で第二京阪道路の一般部を経由して専用部へ誘導されるようになっている。

起点は専用部の起点よりも約1.4km北の京都外環状線交点であるため、一般部の延長距離は専用部のそれよりも長くなっている。

京田辺松井IC以北と国道170号交点以南は片側2車線(第3種第1級・設計速度60km/h)、京田辺松井ICから国道170号交点までは片側1車線(第3種第2級・設計速度60km/h)である。ただし、京田辺松井ICから国道170号交点までの区間でも、枚方東ICから国道307号交点(専用部のインターチェンジから主要道路交差点まで)は片側2車線となっている。

京滋バイパス以南については、堀割構造である京田辺松井IC付近から枚方東IC付近、枚方学研IC付近から交野北IC付近を除き、道路の両脇に副道(一方通行で1車線)・自転車歩行者道・植栽帯からなる環境施設帯を設置している。原則として主要道路以外には副道を経由して接続している。

当初は、一般部は片側2車線の本線と片側2車線の側道からなっており、京阪国道の機能を完全に代替する計画であった。しかし、沿線住民の反対運動などもあり、側道部分を環境施設帯に変更するとともに、住宅地の中を通過する京田辺松井ICから国道170号交点までの区間では本線部分も片側1車線に変更し、枚方バイパスの機能を補完するという現在の形になった。

未開通の木津川渡河部(久御山南ICから京都府道22号八幡木津線交点まで)と国道307号以南の区間は、専用部の全線開通と同時に2010年3月20日開通予定で建設が進められている。

[編集] 通過市町村

[編集] 交差する道路

交差する道路 交差する場所 起点から
(km)
備考
油小路通 堀川五条方面
市道188号観月橋横大路線外環状線 京都府 京都市 (横大路下三栖里ノ内) 0.0
第二京阪道路(専用部1巨椋池 - 2.3 大阪方面出入口
国道1号京滋バイパス 久御山町 大内 3.3
府道81号八幡宇治線 市田
府道15号宇治淀線 佐山
第二京阪道路(専用部3久御山南 - 6.2 大阪方面出入口
未供用区間
府道22号八幡木津線 京都府 八幡市 八幡上津屋
第二京阪道路(専用部4八幡東 - 6.9 京都方面出入口
府道22号八幡木津線(バイパス) 八幡内里東
府道282号内里城陽線 八幡内里
府道251号富野荘八幡線(バイパス) 京田辺市 (松井乾角) 立体交差
府道251号富野荘八幡線 松井山川 立体交差
第二京阪道路(専用部京田辺松井 - 大阪方面出入口
府道736号交野久御山線 京田辺松井
山手幹線 (山手中央) 立体交差
第二京阪道路(専用部6枚方東 大阪府 枚方市 - 12.8 京都方面出入口
府道17号枚方高槻線 長尾台3丁目
国道307号 (津田東町3丁目)
第二京阪道路(専用部枚方学研 - 大阪方面出入口
第二京阪道路(専用部交野北 交野市 - 京都方面出入口
府道7号枚方大和郡山線
府道736号交野久御山線
国道168号
府道20号枚方富田林泉佐野線
第二京阪道路(専用部交野南 - 大阪方面出入口
府道154号私市太秦線 寝屋川市
第二京阪道路(専用部寝屋川北 - 京都方面出入口
国道170号(旧道)
国道170号大阪外環状線 立体交差
第二京阪道路(専用部寝屋川南 - 大阪方面出入口
府道21号八尾枚方線
府道158号守口門真線 門真市
国道163号
府道161号深野南寺方大阪線
第二京阪道路(専用部第二京阪門真 - 京都方面出入口
府道2号大阪中央環状線 立体交差
花博通方面[4]

※ 交差する場所の括弧書きは地名、それ以外は交差点名で表示

[編集] 開通区間

  • 京都市伏見区横大路下三栖里ノ内(京都外環状線および油小路通交点)-久御山南IC間
  • 八幡市上津屋八王子(京都府道22号八幡木津線交点)-枚方市津田東町3丁目(国道307号交点)間
  • 門真市大字三ツ島-門真市大字稗島(大阪府道2号大阪中央環状線交点)(副道のみ)間

[編集] 歴史

  • 1997年9月 : 門真市大字三ツ島-門真市大字稗島(大阪府道2号大阪中央環状線交点)間開通(環境施設帯のモデル区間として環境施設帯のみ開通)
  • 2003年3月30日 : 久世郡久御山町佐山美ノケ薮(京都府道15号宇治淀線交点)-久御山南IC間、八幡市上津屋八王子(京都府道22号八幡木津線交点)-八幡市内里松ケ外(京都府道282号内里城陽線交点)間、京田辺市松井口仲谷(京都府道736号交野久御山線交点)-枚方市津田東町3丁目(国道307号交点)間開通
  • 2005年6月19日 : 久世郡久御山町森北大内(久御山JCT)-久世郡久御山町佐山美ノケ薮(京都府道15号宇治淀線交点)間開通
  • 2007年3月24日 : 八幡市内里松ケ外(京都府道282号内里城陽線交点)-京田辺市松井口仲谷(京都府道736号交野久御山線交点)間開通

[編集] 交通量

24時間交通量(平成17年度道路交通センサス)

京都府

  • 京都市伏見区横大路下三栖里ノ内 : 45,803
  • 久世郡久御山町東一口 : 37,812
  • 久世郡久御山町佐山字新開地 : 9,119

大阪府

  • 枚方市長尾台 : 20,172

[編集] 沿線

[編集] 脚注

  1. ^ 土木工事から西日本高速道路(民営化以前は日本道路公団)が施工した区間と、土木工事までを国土交通省が施工しその後西日本高速道路(民営化以前は日本道路公団)に移管後施工した区間に分かれる。
  2. ^ 高速自動車国道中央自動車道西宮線等に関する協定 別紙7から引用(日本高速道路保有・債務返済機構
  3. ^ 専用部と同時に西日本高速道路株式会社(民営化以前は日本道路公団)が土木工事を施工し、その後国土交通省に移管した区間もある。
  4. ^ 通名があるのは大阪市内であるため、大阪市境までの約200mは通名がない。

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月30日 (月) 13:28 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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