第3.9世代移動通信システム

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第3.9世代移動通信システム(だいさんてんきゅうせだいいどうつうしんしすてむ)とは、第三世代携帯電話ITUの定める「IMT-2000」規格)を高度化したものを特に区別する場合に言う。デジタル方式の携帯電話やその通信方式の一つ。「3.9G」などと表記する。

国際的にはこの呼称はあまり一般的ではなく、ここであげた通信規格も第4世代移動通信システム(4G)や第3.5世代移動通信システム(3.5G)に区別されたり、Pre-4G3G Evolutionなどと呼称されることが多い。

目次

[編集] 概論

第三世代携帯電話を高度化する。通信方式にOFDMAなど4Gに近い技術を使用して高度化する。 周波数の有効利用やユーザーの利便性向上が期待されている。

日本においては、各キャリアが2010年ごろの商用化を目指している。

[編集] 基本要件

  • 下り100Mbps以上、上り50Mbps以上の通信速度
  • 周波数利用効率を3.5Gより2~3倍以上に高める
  • 低遅延
  • オールIPネットワーク
  • 国際ローミングが可能
  • 4Gへの移行が円滑にできること

[編集] 通信規格

総務省の情報通信審議会において挙げられた3.9Gの通信規格は以下の通り。

[編集] 今後の展開

2008年3月末、読売新聞と日本経済新聞が相次いで、第三世代では他社と異なる規格を採用しているKDDI(連結子会社の沖縄セルラー電話を含む)が、次世代では他社と同じ規格(LTE)を採用する方向で検討していると報じた。また両紙は、実現した場合に総務省が、次世代においては端末とキャリアの完全分離(SIMロック解除)を基本方針とする方向であるとも報じた。

端末とキャリアの分離は、端末メーカーにとっては、会社によって異なる端末を作らなくても済むことから、開発コストの削減につながるとともに、国外メーカーにとっても日本市場参入への障壁が低くなることを意味する。一方各キャリアは、ネットワークインフラとコンテンツ提供に特化し、全く同じ土俵で勝負することとなり、競争がより激化することで、NTT民営化による固定電話自由化の時のような通信料金の引き下げが期待される。第三世代においては既に一部でこうした分離が行われており、ディズニー・モバイルは端末と通信インフラの部分についてはソフトバンクモバイルから賃借・業務委託(MVNO)し、またECナビケータイは端末と通信インフラの部分についてはKDDIから賃借・業務委託をしている(インフォニックスが構築したプラットフォームを利用して展開。インフォニックスはMVNE事業者として、ECナビに提供する形で協業する形式をとっている)。

[編集] 関連項目

[編集] 脚注・出典


[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月21日 (土) 07:57 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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